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港区から保育園の通達修正への道

2020年6月1日保育園の再開に伴い保育園から新しい通達が来たので見てみると、驚くことが書いてありました。

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登園後に発熱や呼吸器症状が認められた場合は、お子さんにマスクを着用させた上で別室にてお預かりします。

「呼吸器症状が認められた場合は、お子さんにマスクを着用させ」!!!!

あまり保育をご存じない方も多いと思いますが、保育園は0歳児から預かります。
4ヶ月程度の乳児も預かっていますので、マスクなんて絶対にさせてはいけないのに、呼吸器症状があるのに更に呼吸に負担をかけるなど、狂気の沙汰です。
日本小児科医会が「2歳未満の子どものマスク着用はやめて」と呼びかけてます。
https://www.jpa-web.org/dcms_media/other/2saimimann_20200525.pdf


健常児でも危険なのに呼吸器症状を出していたら、2歳以上でも危険です。
ちなみに平成30年の乳児突然死は60名ですが、突然死とは死因が分からない、特定できなかった場合をさしていますがそれほど死にやすいのです。
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000181942_00003.html
同じ平成30年度の乳児死亡数は1,748人で、新生児死亡数801人は除外された数字です。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai18/dl/gaikyou30.pdf

そこですぐに子供の保育園に日本小児科医会のリンクを送り、マスクはやめてほしいと要望を出しました。

6月2日翌日にこれは港区から全ての保育園に対して出されている通達だと気が付き、他の保育園の園児が危険だと気が付き、港区の保育課に電話して女性の職員に(名前は伏せます)日本小児科医会の注意喚起の話をして医師に相談して通達を修正してほしいと要望を出しました。
https://www.city.minato.tokyo.jp/soshiki/hoiku.html

6月3日に再度保育課に電話して先日の要望がどうなったかを聞きました。
1)一度出した通達を変えるつもりはない
2)通達作成は医師の相談せず内部で決めた
と全くの男性の職員(名前は伏せます)が門前払い。
仕方がないので、港区の区議会議員の10人程度にメールで陳情。 
また並行して衆議院議員の古川康様も同様に小児のマスクについて厚生労働省の通達が分かりにくいの修正するように動いていると連絡をもらう。
https://www.facebook.com/55furukawa.yasushi/posts/2988422731252060
厚生労働省の5/29日の通達はこちらですが
https://www.mhlw.go.jp/content/11920000/000635228.pdf
もちろん、この通達ですら病児にマスクをつける指導はありません。
また色々と騒いでいると武藤真祐さんから、自分の港区のクリニックの院長が港区医師会の理事で、港区の保育課に保育園に小児医師会のポスターを掲示するように提言してくれました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/武藤真祐
凄い人ですね。

その後議員の方々からもご連絡を頂く。
港区議会議員 中根大様からすぐに動くと返信をもらう。
港区議会議員 玉木まこと様からも動くと返信をもらう。
港区議会議員 榎本あゆみ様からも動くと返信をもらう。
港区議会議員 石渡ゆきこ様からも動くと返信をもらう。
港区議会議員 山野井つよし様からも動くと返信をもらう。
港区議会議員 土屋準様からも動くと返信をもらう。

6月4日港区の保育課に電話して、通達の修正の件を確認すると現在修正に向けて動いている返答される。 また小児医師会のポスターを全ての保育園に貼るように指示を出しているとのこと。

6月5日夕方に子供達の保育園にお迎えに行くと、貼っていました。

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その後、石渡ゆきこ様からご連絡をいただき
「私の、政治活動用、石渡ゆきこのfbでも報告させて頂きましたが、担当課長と一緒に、医師ー小児科医と循環器内科医にヒアリングをし、それで担当から、週明けにも訂正の連絡をする事になりました。」
https://www.facebook.com/IshiyukiMinato/posts/532499480965514

6月8日 10:43現在では保育園から新しい港区からの通達の連絡はありません。
6月10日 無事新しい通達が保育園から来ました。 

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この度は、多くの方々のご協力で迅速に改善できたので、この期間に港区の保育園では事故は起きていないと思います。
ご尽力して頂いた皆様、本当に有難うございます、この場を借りてお礼申し上げます。


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