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プロ野球歴代ベストナインは最強コンテンツ。

国民投票による名選手ランキング。

昨日、テレビで歴代名選手ランキング総選挙、みたいな番組をやっていました。

近年あまり熱心な野球ファンとは言えない自分ですが、こういう番組には食いついてしまいます。

たしか、順位はこうでした。

1位:大谷翔平(エンゼルス)
2位:イチロー(マリナーズ)
3位:王貞治(巨人)
4位:村上宗隆(ヤクルト)
5位:長嶋茂雄(巨人)

6位以下には、佐々木朗希、野茂英雄、松井秀喜、ダルビッシュ有などがランクインしていました。

見ながら自分も予想していたのですが、ベスト5は当たっていたものの、順位が少し違いました。

こういうのは随分長らく、1位・2位はONふたりが占めてきて、ようやくイチロー選手がそこに食い込んできた、という感じだったように思うのですが、近年大谷、村上、佐々木といった90年代、2000年代生まれの選手が出てきましたね。

これらの選手は体つきからして違いますよね。

いつの間にかプロ野球新時代に突入したのかもしれません。


落合さんが選ぶベストナイン。


元プロ野球選手のyoutubeにハマっているのですが、各チャンネルでもこの手の企画をよくやっており、中でも納得感が高かったのは、やはり何事も論理的な落合さんの選出。

投手:金田正一
捕手:野村克也
一塁手:王貞治
二塁手:高木守道
三塁手:長嶋茂雄
遊撃手:松井稼頭央
外野手:張本勲、福本豊、イチロー
指名打者:門田博光

でした。

とにかく、数字重視、あとは各ポジションでどれだけ試合に出たか、というわかりやすい基準で選ばれており、見ている側としては、ぐうの音も出ない、という感じ。

もっとも、落合さん自身はセカンド、サード、ファーストとポジションがやや流動的だったので、選ぶことができなかったようですが・・。


イチローさんが選ぶレジェンドメンバー。

あとは、イチローさんも同様の選出をやっていました。


イチローさんは12球団別にレジェンドを選ぶという企画でした。
ポジションに振り分けてみると以下のような感じ。

投手:金田正一(ヤクルト)、松坂大輔(中日)、佐々木主浩(DeNA)、ヒルマン(ロッテ)
捕手:城島健司(ソフトバンク)
一塁手:王貞治(巨人)
二塁手:福良淳一(オリックス)
三塁手:掛布雅之(阪神)
遊撃手:野村謙二郎(広島)
外野手:A.ジョーンズ(楽天)、張本勲(日本ハム)、秋山幸二(西武)

国鉄の金田さんがヤクルトから選出というように現在の球団毎に選ぶ主旨。


サプライズもありつつ、不思議な説得力がありました。
自らの対戦の経験や、チームメイトとしての頼もしさも評価基準になっており、その結果イチローさん独特の選出になっていました。
(気になった方は、こちらのリンクからご覧ください。)


自分が選ぶなら・・。


落合さんとイチローさん、二人から選ばれた金田さん、王さん、張本さんは流石ですが、自分としてはNo.1の選手はやはり長嶋さんかな。。

No.1を当てに行くならイチローさんだけど、プロ野球人気が不動となった時代の主役であった長嶋さんは別格かなぁと。。

長嶋茂雄著「野球は人生そのものだ」より引用。


戦後の復興、テレビの普及などの社会背景の中で行われた天覧試合でサヨナラホームランって、「持ってますね。」どころのスター性じゃないよなぁ。。

…と思うのですが、野球ファンそれぞれのレジェンド、ドリームチームを想像するのは楽しいですね。


<翌朝の追記>
早起きしてyoutubeサーフィンしていたところ、すごい動画を見つけちゃいました。

1983年のシーズンオフに行われたと思しき、セパOB戦です。

セリーグの1番は「サード・長嶋」、そして2番が「ファースト・王」です。

1番長嶋、というのがなんとも、ファン思い。

みなさん、一打席でも多く見たいでしょ?という配慮だと思います。

中身も見せ場たっぷりで。

パリーグの投手は稲尾和久、杉浦忠など往年の名投手。

杉浦から王さんがホームランを打ちます。この時王さん43歳だと思いますが、現役でも通用しそうな一本足打法の軸のブレなさっぷり。

セリーグ先発は金田正一さん。

投球と投球の間が異様に早いのですが、実況によるとこれは往年のとおりだそうで。

最後の見せ場もすごい。
南海の藤原満選手が右中間を破り、ランニングホームランを狙いサードベースを蹴りますが、これは明らかにわざと三本間に挟まれ、サードの長嶋さんのために見せ場を作ったと思われます。

藤原選手に長嶋さんがタッチ。観衆大喜び。

これぞエンターテインメント!

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