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勇気を出して。(運動が苦手な息子の話。)

息子はどうやら運動が苦手。


息子は今、小学一年生です。

幼稚園時代の運動会やマラソン大会の時から薄々感じていたのですが、どうやら運動に苦手意識があるようで・・。

体も心もまだまだ成長するので、親として悩んでいるほどではないのですが、どんな運動をするにしても、気持ち的に辛いのは可哀想だなと感じています。

この夏休みは、いろんな運動・スポーツの体験教室を試しています。

何か、積極的に前向きに取り組んでくれるものがないだろうか、と思って。

水泳やサッカー、変わったところでは、ボルダリングもどうかな、なんて思っています。


しかし、自分から好きになることなんて、あるのだろうか。


今まで試しにやってもらったスポーツの中では、本人は一日体験でチャレンジしたテニスが好き、と言っています。

ただ、親の観察では、おそらくテニスのコーチが優しくて、誰かと競争するようなレッスンではなかったのが、好きの理由だろうと睨んでいます。なので、「好き」というよりは、「楽(らく)」なのだと思います。

水泳は水がまだ苦手、サッカーはどうしても誰かとの比較で劣っていることがわかってしまうので、嫌なようです。そもそも、走るのも嫌いです。

ただ、自分が息子ぐらいのときを振り返って考えてみると、好きと言えるスポーツはなかったように思います。

急に例えが飛びますが、卓球の愛ちゃんだって、泣きながら練習してましたよね。とても卓球「好き」だったとは、思えない(笑)。

まだ、「何が好き?」と聞くのは適当な問いかけではない気がしています。


個人競技よりは、団体競技をやって欲しい。


これもまだ考えながらなので、まだどっちがいいのか決めるのも早すぎる気もしつつ、個人競技よりは団体競技をやって欲しい、という気持ちがあります。

息子はどうも周りを見て動くことが苦手のようで、周りを見て、同じ動きを学ぶとか、まだ少し高度ですが、周りがどう動いているから自分はどう動く、という判断力を身につけてくれないかな〜、などと思っています。

(と、書いていて、息子にはやはりまだ高度過ぎるか、と気づきました・・。)


何かのきっかけで、勇気を出して欲しい。


とりとめなく書き進めていますが、私の子ども時代の出来事について書きます。

体育の授業のドッジボールの思い出です。
いつもはクラスメイトの群れのうしろで目立たないようにしていた自分に、ある時担任の先生が「前に出てごらん。」と背中を押してくれたことがありました。

思い切って前に出てみたら、意外と近距離からのボールをキャッチすることができたのです。

それからドッジボールの試合は楽しみになったし、のちのち野球が好きになった時、ボールを捕ることに関しては自信が持てたのです。


息子も、どこかのタイミングで、何かのきっかけや、もちろん自分からなら尚いいと思いますが、勇気を出して一歩踏みだして欲しいな、と思っています。

今は何をやるにしても、「早く終わらないかな。」と考えているのが見え見えなのですが、一歩踏みだしたら、ちょっと自分から動いてみたら、意外と活躍できた、なんだ、楽しいじゃん、もっとやりたいな、と思える瞬間があるといいなと、思っています。

とりあえず、自分のドッジボールの話はしてあげようかな、と思います。

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