【2024年2月実績】BASE月商は42万円、ランキングは1,919位でした。
記事の信憑性や伝えたいことに対する信頼性を担保するために、毎月、弊社のBASEの実績を公開していきます。
2024年2月の月商は42万円。割引クーポンと送料無料キャンペーンで売上を作る
弊社は、作家ものの雑貨をメインの商材にしているのですが、商材の特性上、秋から冬は需要が落ちる傾向にあります。
特に1月〜2月にかけては、年末商戦と春商戦の狭間で、最も厳しい時期になります。
この季節に"刈り取り"をするのか、"種まき"をするのか、判断に迷うところですが、今年は"刈り取り"を狙いました。
理由としては、本業の卸売事業が目標に未達なので、ネットショップを含めて少しでもリカバリーするため。至ってシンプルな理由です。
少しでもコンバージョン率(購買率)を上げるために、税込3,300円以上の購入で、全品5%オフのクーポンを発行し、さらに送料も無料としました。
結果として、平均月商の40万円はクリアできました。
ただし、値引きや送料負担が嵩むため、利益は平均よりダウン。
それでも、平均月商をクリアしたという結果が大事です。
理由は後述します。
2020年2月のショップランキングは1919位。悪くもないが良くもない
BASEのショップランキングは、単純に売上額だけでは決まりません。
公表されていないので、ロジックは不明ですが、アクセス数やフォロワー数、レビューなどもランキングの要素になっていると思われます。
1919位は悪くはないですが、できれば、常に1500位以内には、位置していたいと思っています。
キャンペーンは諸刃の剣。時期・期間・内容・効果を事前に吟味すること
近くのスーパーでは、いつ行っても「3割引」や「タイムセール」のラベルが貼られている商品があります。
初めはインパクト大ですが、このような状態が続くと、これらは、もう、「3割引」「タイムセール」が正規の価格だと認知されてしまい、元の価格に戻せなくなります。
多少、利益を圧迫してもビジネスが回転すれば、まだいいのですが、ショップの信頼性を落としてしまったり、買い控えを起こさせてしまったとしたら本末転倒です。
従って、キャンペーン実施にあたっては、「いつ」「なにを」「どれだけ」やるか、「どんな効果が見込めるか」など、入念に検証する必要があります。相談相手がいれば、事前に意見を聞くことも重要です。
需要の先食いではなく、需要の掘り起こしに注力する
キャンペーンの効果として、よい効果と悪い効果があります。
・需要を掘り起こす効果(良い効果)
・需要を先食いする効果(悪い効果)
・競合他社と需要を奪い合う効果(必要悪の効果)
理想的なキャンペーンの効果としては、今まで必要とは思わなかったが
キャンペーンを機に購入。満足体験からリピーターになるという流れです。
一方で、もともと需要があるにも関わらず、今、売上が必要、利益が必要という理由で、値引き販売などを行なってしまうと、需要を先食いしているだけで、キャンペーン後に反動が来てしまいます。
需要の取り合いのために、やむを得ず実施するキャンペーンもあります。
例えば、3月になると「新生活応援」と称して、特に家電量販店などが、キャンペーンを強化していますが、やらなければ、他社に流れてしまうだけなので、やらざるを得ないということでしょう。
今回、弊社が行った「早割」キャンペーンを検証しました。
結果は「需要の掘り起こし」と「需要の先食い」の中間ぐらいかと思います。
割引+送料無料なので、2月のうちに買っておくという方が一定数いました。これは需要の先食いです。
一方で、インスタグラムやメルマガを通じて、商品紹介や、ギフトの提案を強化した結果、それらを見て購入したという方も一定数いました。
もしその情報を目にしなかったら、購入に至らなかったか、他のモノを購入していたかもしれないため、需要を掘り起こしたと言えるでしょう。
ビジネスにおいては結果が大事。達成感が次のモチベーションに繋がる。
「残念だったけれども頑張ったね」
教育においては良く聞くフレーズですよね。過程が大事なんだよと。
「ネットショップで月商10万円を達成する」
一朝一夕とはいかず、コツコツとプロセスを実行することが必要になりますが、結果として目標を達成しなければ、モチベーションは続きません。
コンプライアンス遵守は当然の上で、貪欲に結果を求めていただきたいと思っています。
まとめ
ビジネスにおいては、結果を出すことが大事。
但し、キャンペーンは諸刃の剣なので、需要を掘り起こす活動も同時にやっておくことが、継続的な安定に向けて必要。
BASEで月商10万円を達成するために必要な方策は十人十色なので、それぞれに合ったサポートを一緒に考えていきたいと思っています。
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