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瓶のデカビタとじいちゃん

何気ない休日

家事は昨日終わらしたからのんびりモーニング

昼飯を買いにスーパーへ

少しばかりの贅沢でお菓子コーナーに向かうとデカビタの瓶を見つけた

久しぶりにみた

多分小学生ぶりだろう

じいちゃんと地元の森(俺らは山と呼んでいる)に向かうときに通る田畑の脇、小川沿いに歩いて行く道中シャトレーゼにつながる激坂の近くの自動販売機

いつもそこでデカビタを一つ買ってくれていた

弟と分けながら分けあっていた思い出
たぶん少し喧嘩しながらだったのだろう

その光景、風景が本当にフラッシュバックした

山で沢の生き物をとったなあ
鬼ヤンマとったりしたなあ
俺鬼ヤンマとるのうまかったなあ
日大の研究生に仏どじょうの存在を教えてくれてくれたなあ
エビとかフナが取れたら嬉しかったなあ
でっけえヤゴいたなあ
サワガニは当たり前にいたなあ
沢の中の小さな三角州みたいなところがよく獲れるポイントだったなあ
川下で網を構えて、1人が藪を追い込んで捕獲したなあ
川上に進んで行ってポイント探すの冒険みたいで楽しかったなあ
普段は誰もいなくて弟と3人しかいないのが秘密基地みたいでよかったなあ

こんくらいには、その時の感情を覚えている

そしてこれからも忘れないに違いない

じいちゃんこの思い出を作ってくれてありがとう

俺は不器用なじいちゃんが大好きだ

もちろんばあちゃんも

俺らの土産話を聞いてくれて、それは今でも全く変わらない

顔を出せばずっと話せるし、安心感が大きい

2人には長生きしてほしい




俺の記憶はその場所にあるんだけど、この飲み物を通じてつながった気がした

好奇心が育まれたあの場所を含めていい思い出で、大好きだ











当然買った

あのころと同じく1本

あのころと違って1人東京で

冷蔵庫でキンキンに冷やして飲んだのさ

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