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ジョージア蹂躙記録🇬🇪DAY6


〜ウシュグリで自然にボコボコに殴られるメン〜

2023.5.4

7時宿出発でウシュグリ往復とトビリシ行きのマリカを買いに行こうとする。宿のお母さんに聞いてみると、どっちも電話で宿の前まで読んでくれるらしい。あなたは神ですか。話し口調とその人の出立ちを見れば人柄が大体わかるが、この人は今まで会った人の中でもトップクラスに優しい人だ。ウシュグリ行きのバスは10時からなのでメスティア散策へ。空気は澄み渡っている。一先ず丘の上に登って街を一望しようとするが、島田が観光ポイントを即座に調べたので変更。まず滝を見に行く。切り立っていてまあまあすごい。その後、ミュージアムや教会をぐるっと周り、ハイキングコースに行こうとするも攻撃性の高い犬に襲われる。噛んでくる勢いで吠えられる。島田が先行していたが吠えられまくってガチダッシュで逃る。しかし、犬がビタ付けで吠えながら追っている姿は今でも笑える。俺も釣られてダッシュで降りたが、近くにいた住民らしきおじいちゃんが笑っていたらしい。モンキーがドックに襲われてら、って。ハイキングは犬に敗北し断念。その後、朝飯屋を探すが開店時間のところでもどこもやっていない。カフェに店員らしきおばちゃんがいたので声をかけると停電してるから店を開けられないと言われ、宿だけではなく街ごと停電していることが判明。なんてこった。街の時計が3時で止まっていたから16時間以上は停電しているんだろうという推測を即座にする。俺はコナン。お店で食うことは諦めてスーパーへ。バナナ、常温のパインバナナヨーグルトドリンク(バナナかぶりでミスった)、ポテチ。かなり美味かったが、ポテチはしょっぱすぎて食い切れず。その後、散歩中見つけたお土産屋さんへ。オレンジ色のスバネティ靴下を購入。店のおっちゃんがただでシールを5枚くらいくれた。ありがとう。ここで宿に帰宅。

帰宅してすぐにウシュグリ行きバスが宿前に来てくれる。車はjeep。ガタイのいい英語が喋れるおっちゃん。俺らのことをフレンドと呼んでくれる。一旦、数百メートル先のバス停留所まで送ってもらい、1人50ラリ払いGO。相乗りで、前にはロシア人らしき30代の女性、後ろの席は俺ら2人と中国人カップル2人。3人席故に定員オーバーなのでギチギチで狭すぎだが、しっかり途中眠った。フォトスポットや愛の塔で下ろしてくれながらウシュグリ村へ。

到着。天気がイカれているほど良い。3時間後に集合と言われまわり始める。ドライバーが昼飯を誘ってくれたが断り村をまわる。フレンドと言ってくれて、ゴミクソモンキーに飯も誘ってくれる良いやつだ。道にはウーシさんかウーマさんのうんこが落ちすぎていて途中から何も気にしなくなる。島田のキャンパス(白い靴)が、うんこと泥がブレンドされた絵の具で彩られていた。歩いて直ぐにコッコさん(ニワトリ)が現れて島田が怯えていた。まず、ラマリア教会に向かい山峰の景色を見るが圧巻過ぎた。自然に高速ストレートで、顎を撃ち抜かれ気絶した。こころが震えたし、移動に時間とお金をかけたのが報われた。ドライバーとロシア人女性は一緒に回っていて、教会前で遭遇した。微笑ましい。教会の中は無音で神聖。その後、喉が渇きすぎて神の恵みコーラを買う。日本のより味が薄いが染みる。山背景でコーラの写真を撮っていたら、村のおばあちゃんが笑っていた。昨日からパン2切れとポテチ、バナナしか食っていないことに気づくが腹が減っていないことに気づく。バグってる。次に、タマル女王の塔へ。1番の絶景だった。ここで飲んだコーラは間違いなく人生ベストだ。山パートと塔パートの2面がみれて素晴らしかった。写真を撮りあっていると、ジョージアで初めて日本人に会い話す。60代くらいのおっさんだった。昨日よりも景色が段違いに良いらしく、そして昨日は宿の人と飲み明かしていたそう。1ヶ月間の旅で次はトルコに行くと言っていた。時間もないので別れを告げ動画とかを撮りつつ村を一周する。川の下流の村に行こうとするも橋がなく断念。時間が余りそうなので変なところに行こうと提案し、法面を登りまくるがいい景色には出会えず。途中、こけた瞬間死ぬくらいの崖を2人で下りもう一度タマル女王の塔へ。今回は写真は撮らず目に焼き付けることにした。途中大量のウーシさんウーマさんとすれ違いながら、お土産屋さんを見てまわる。ドライバーと女性に集合場所あたりで遭遇し、ドライバーにおすすめの土産屋を聞くが、メスティアの方が沢山あるからここで買う必要ないと言われ少し早いが帰宅することに。ウシュグリ村は一日かかると言うレビューばかりだったが、割とゆっくり回っても3時間で普通に時間余った。

帰路では追加で払えば雪山に連れて行ってくれると提案してくれたが華麗に断る。雪山なんて見る訳ねえだろと思ったが、ドライバーは普通にいいやつだから親切な気持ちを受け取った。途中湖に寄ってくれた。ドライバーがピクニックにおすすめと言っていたがまさにそうだった。小鳥の囀りと湧水の音しかなく、のどかレベルがカンストしてた。天然水が地面から湧いていて、ドライバーがミネラルがあり飲めると言うのでとりま飲んだ。普通に冷えた天然水で美味しかった。ドライバーも飲んでいたので安心。ドライバーと水切りで少し遊ぶ。島田が投げて一回も跳ねず笑われたがドライバーも一回も跳ねず笑い返した。帰りも宿まで送ってくれた。ありがとう。予定よりウシュグリ滞在時間が短くなり、16時前くらいに宿に着いたので散歩する。

まず、宿前のカフェで小腹を満たす。太ったおばちゃんの店員さん。入店早々ヤポーニャ斬りをする。日本が好きらしく嬉しそうだった。夜飯も近いので少なめ。チキンサラダとターキッシュコーヒーを頼む。チキンサラダは想像と違いすぎてシーチキンみたいな見た目だったが、とんでもなく美味かった。会計時カードが使えず手間取っていたが、20分くらい格闘してくれて直った。ありがとう。その間、欧米人らしき4人が入ってきたけど当たり強すぎて笑った。ヤポーニャの強さを感じた。店員さんが伝統的な奇怪な葡萄ナッツお菓子を食べて、談笑しながら接客していて良い雰囲気だった。

復讐の塔を登るのとハイキングをするためには朝犬に負けた道を通らないと行けないが、もうそこくらいしか行く場所が無い。一言も喋らず足音も立てずに通過することにして、なんとかバレずにミッションクリア。まず、復讐の塔に登りにいく。金取られると聞いていたが誰もおらず。中はひんやりしていて気持ちいい。景色もよかった。床や壁ははぼろぼろで構造計算されているのか心配になった。ハイキングコースは法面をひたすら上がり続け街を一望した。体調が良く無いので普通に死にそう。途中猪とブタに遭遇。道を塞いでおり、俗に言うブタ待ちが発生。島田は毛のある動物が無理らしくやはり怯えていた。ハイキングの帰りに地元のおじさんから若者までが集うパーティ会場を見つける。みんな酔って楽しそうだった。

帰り際、朝の散歩で目星をつけていたテラスで食べれる店で夕食。街に電気が復活したっぽい。スバネティ地方で有名な肉挟みピザのクブダリ、メルちゃん(シュクメルリ)、ヒンカリ、パン。頼み多すぎて無事に胃が爆発。学ばず。パンはテイクアウェイ。最後にお土産屋さんをまわり、迷った末激重な陶器を購入。一片の後悔なし。その後、水を買いマザーのいる宿に帰宅。ウシュグリの感想を聞かれたので最高だったよと少しお話しする。

そのまま風呂に入り星空観察に向けて仮眠。23時ごろ外に出て見てみるが、月が満月レベルで明るいのと、街灯が意外とあるので全然見えず。さっさと停電しろ。街の中て見えやすい所を探すがどこも明るい。しかし、停電していない少し明るい夜の街もよかった。宿に戻って共有フロアで宿泊客のメッセージが貼られているのを見ていると、マザーが書きなよと言ってくれた。母国語で書きなと言っていたので感謝のメッセージと日本とジョージアの国旗をハートで結んでおいた。ビッグラブ。

メスティアの人は温かい。ぶん殴ってきた自然を瞼の裏に映しながら眠りにつく。

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