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ジョージア蹂躙記録🇬🇪DAY4


〜翻訳アプリって何それ美味しいの?〜

2023.5.2

今日はカズベキへ向かう。その為に、朝BOLTでディドゥババスステーションへ。事前にバスらしきものに乗る必要があるが、揃わないと乗れないという情報のみを握りしめてアホ4人はバスステーションに降り立つ。あまりにアウェーで、現地民に溢れており、少し怯む。入口からジョージア語で捲し立てられて、疲れるがとりあえず奥に歩みを進める。多分だけど最初のはタクシーだったから乗ればぼられてたが、奇しくも回避。事前調べも虚しく、カズベキという単語とラリだけでネゴ。ちょっと疲れて来たところで話しかけられたドライバーのところへ。怪しいといえば怪しいが疲れたからしょうがない。少しネゴったおかげ10ラリくらいは値切った。しかし、おじさんから一台200ラリ揃わないと出れないと言われる。俺ら一人当たり40ラリと言われたのであと1人必要だ。ところが、おじさんは集客やる気なし。困っちまうぜ。なかなか集まらないとみて、細井村野にはほかのバスに再度ネゴに行ってもらう。後から聞いたところ、他もやはり200ラリで行けると言われるらしいが、プアーモンキーなのでがめつく20ラリで交渉しようとすると歩いて行けと言われたらしい。あと、細井がバスの裏で立ちションしたんだって。そんななかバスに残された俺と島田はジョージアの可愛い人を探していた。バス停と駅の間で人通りが多く楽しかった。途中ドライバーの兄弟らしき英語を喋れるにいちゃんが来て雑談していた。彼は日本車が好きらしくかなり盛り上がった。細井等がなんの成果も得られず帰って来たので、めちゃ地元の市場的なところでパンを買いに行った。地元のおっちゃんにはヤポーニャ(我らは歴戦のコミュニケーションでヤポネリよりもヤポーニャが一般的で伝わりやすいことを学び済)で盛り上がったが、お店のおばちゃんにブチギレられ、島田と俺は怯む。多分値切っていると思われた。言葉は難しいね。チョコパンとスティックパンを買ってバスに戻るもまだ揃わず。いつになれば揃うんだよと思ったところで、ついにピースが揃う。タイ人女性が1人で来てくれたのだ。そんなことあるかという奇跡が起きて、出発。とんでもなく行き当たりばったりで訳わからんタクシーみたいなのに乗っている。刺激的で、海外旅行の醍醐味を味わえているこの状況がおもろくて、長谷川はにやりとした。

車内ではタイ人女性と英語で雑談した。カズベキいった後は1人でイスタンブールに行くらしい。バンコク行ったことあると言うと、どうだった?と聞かれたので最高だったよと答えたら、私は最悪だと思うと言っていた。非国民め。運転手は英語が話せなそうで、一言も発さず全集中していた。途中、湖周辺の教会とロシアとの親交モニュメントで停車してくれて観光した。モニュメントからの景色は絶景だが、そこのトイレはこの世の終わりの見た目だった。3年越しに細井が山殺しをしながら宿まで向かう。腕が錆び付いていたらしく殺しきれなかったっぽい。あと、路駐トレーラー多すぎ。途中、行きのぼられた奴を人柱として送りながらカズベキの天気を望む。

カズベキ到着。タイ人と別れを告げ、宿へ。道中巨大なうんこが沢山あった。宿のおばちゃんは英語は話せないからジェスチャーのみで意思疎通。掃除終わったら入れるけどそれまでは共用部に荷物置いといて的なことは伝わった。言葉がなくても何とかなるもんだ。そして、孫の子供が可愛すぎる。まだ、差別を知らない目をしていた。他の部屋のトイレを勝手に使い予定を決めていると、突然おじいさん出現。宿の人が何も言ってない感じからして家族だろう。先に飯に行くことを伝えると、三位一体から帰ってから飯に行けと言われる。なんか送ってくれるらしい。車に乗ると60ラリと聞こえたが、まさか金は取らないよね、サービスだよね。結構ぼられて人を信じられなくなっていた俺らだが一先ず信じることにした。

三位一体着。なんとか晴れ間が差しており、素晴らしい景色だった。自然に殴られた。教会内は今までにないくらい厳かで、音一つなかった。撮影はもちろんできないが、モラル欠落メン村野はモラルを侵せないことに対して自身のプライドが許さず、懺悔文を記載する紙を回収していた。ぐるりと周り撮影スポットまで少し送迎してもらうと雨が降って来た。晴れてる間に周れて良かった。そして帰宅。ちゃんと60ラリとられた。家族経営の作戦だ。もう誰も信じられない。ただこいつが先に三位一体行けと言わなかったら晴れの間に行けず雨になっていたから、俺らは許してやることにした。

じいさんおすすめの飯屋に下ろしてもらうも無視して島田サーチのお店へ。good foodという名前のローカルな店。めちゃくちゃ喋りかけてくる親日のおっちゃんのお店だった。ジョージアにはお相撲さんが何人かいるらしく、相撲の話で盛り上がった。ワインは白で頼んだのに赤で出てきた。オーダーが通らないのは2度めなので動じず。ケバブとか色々ジョージア料理を食べたが、ここのご飯はかなり美味しかった。特に椎茸チーズのチーズが。最後の方に胡桃のウォッカを飲まされて全員無事死亡。コロナキラーらしい。喉が燃えていたが意外と美味かった。金の記載も領収書もなく1人2500円くらい払う。料金にウォッカが含まれているのかは不明。その後ふらつきながら帰宅。

酒のせいで海外旅行ではあるまじき約4時間の昼寝。他のみんなは3時間睡眠くらいでカフェと街を散歩したらしいが、お土産屋さんは特になかったらしい。そこまで観光地ではないっぽい。あちきは体がだるく熱がありそうな感じ。ウォッカのせいなのかは分からないが結構しんどくて笑った。

夜飯は少し歩いたところへ。雨降りまくっており橋を渡りながら車水バシャの恐怖を感じながら向かう。店の中に小川が通っていた。外観と内装は良かったが、あんま美味しくなかった。昼飯食べすぎてあんま腹減ってなかったのもある。反省。壁に各国のお札が貼っていだが日本のは無いので貼ることにする。任期残り僅かな野口英世1000円に日にちと名前フルネームを描き、晴れて国際指名手配犯となる。俺らを捕まえたきゃカズベキまで来な。レモネードをテイクアウェイして、日本人に興味津々な若者ウーメンがいるスーパーで水を買い帰宅。

この現代、翻訳アプリが充実しているのに俺らはそんなものは使わない。プアーだからWi-Fiがごみなせいでネットがあまり使えないってことは黙って自らその選択をしていると言い聞かせている。だからこそおもろい旅が出来ているのだろう。ロシアまで12キロの地である事実をギシリと噛み締め寝支度。明日はトルソバレー。晴れる、いや晴らす。

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