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「金持ち父さん 貧乏父さん」ロバートキヨサキ著・シャロン・レクター著の読後感【読書日記】

多くの方がレビューを寄せていますが、その中から一つだけピックアップしたいと思います。

Ayumu Kohiyama
お金の使い方を学ぶ際の名著ではある。
ただ、この本を薦めてきた人を全肯定するのは気をつけた方がいい。

【入手経路】

1年から2年ほど前に誘われていたネットワークビジネスを行っていた方から教えて頂き、
知らない本だし、とりあえず、読んでみようということで始めてみました。

【概要と感想】

投資でお金持ちになった金持ち父さんがお金持ちになるための方法と心構えを教えてくれる1冊。

ネズミのようにせっせと働き、借金を返すためのラットレースに乗って生きていくのではなく、
自分の収入源を持ち、お金持ちになるやり方を、金持ち父さんからの教えとして伝える。

ただ、働いてお金を稼ぐことについて、批判的な物言いなので、心を害される人がいるかもしれない。
でも、お金について、今まで知らなかった知識を得ることが出来る。

自分の時間を切り売りして手に入れる所得を不労所得を生み出すものにしないといけないということ。
著者のロバートキヨサキ自身は不動産ビジネスで財をなした人物のようなので、不動産ビジネスについての話が多く出てくる。

中流でいいのか、お金に働かされていいのか、そんなストレートな言葉で読み手の心を揺さぶる。
書かれていることはいい感じだし、お金の使い方について考えさせてくれる良書だと思う。

実際、ロバートキヨサキは成功していて、会社が倒産しても個人資産がかなりあるようなので、
「金持ち父さん」であることには間違いない。

ただ、この本を薦めてくる人が居たら気をつけたほうがいいかもしれません。
この本はネットワークビジネスで勧誘する際にオススメされる本でもあるからです。

ちなみに、自分はネットワークビジネスをやっていませんが、ネットワークビジネスをやっている人を全否定するわけじゃないです。
ネットワークビジネスにもいろいろあるし、いろんな人もいるし、実際に稼いでいる人もいるので。

一言言えるのは、この本の内容に感銘を受けても、
本を薦めてきた人が薦めるネットワークビジネスで「金持ち父さん」になれるかは別問題ということ。

お金の使い方に気をつけて、浪費をやめようと気づかせてくれる1冊。

【引用】

世の中には二つのルールが有る。金持ちが使っているルールと、残り九十五パーセントの人が使っているもう一つのルールだ。家庭や学校で教えられているのは、この九十五パーセントが使っているルールだ。(P18)

金持ちは資産を手に入れる。中流以下の人たちは負債を手に入れ、資産だと思い込む。(P72)

また、チャットGPTの作品評価も載せてみたいと思います。

「金持ち父さん貧乏父さん」は、ロバート・キヨサキ氏による自己啓発書であり、多くの読者から高い評価を受けている書籍です。
この本は、キヨサキ氏自身の経験を通じて、お金や投資についての基礎知識を紹介し、読者に富を認めるための考え方を提供しています。キヨサキ氏は、彼の実際の父親である貧乏な父親と、彼の友人の父親である裕福な父親との対比を通じて、成功とは何か、お金とは何かを明確に説明しています。
この本は、実践的なアドバイスと、作者自身のストーリーを通じて読者に啓示を与えるとともに、読者が自分自身のお金の考え方を見直すことの仮説で、人生を変えるきっかけを与えることができます。
「金持ち父さん貧乏父さん」は、多くの読者から高い評価を受けており、お金や投資について学びたいと思っている人にとって非常に役立つ本と断言します。

チャットGPT・作品評価

この書籍を通読してみて、とくに印象に残った文章を挙げてみたいと思います。

●鏡を見て己を知る
私が幼かった頃、父は私たち~ お金に困っている人や、困ってはいなくてもそこそこの収入しかない人は、たいていの場合お金に動かされるままになっている。~ 多くの場合、人と違ったことをするのを恐れるこのような気持ちが、問題解決のための新しい道を見つけるのをむずかしくする。
P105~P106: 引用文
●いまの仕事を続けながら、資産を蓄える
海兵隊にいた頃やゼロックスに勤めていた頃も含めて、私はずっと金持ち父さんの教えを守り続けた。つまり、~ 借金をしてぜいたく品を買った場合、その借金が経済的な負担となり、そのあげくその物を見るのもいやになるというのはよくあることだ。
P129~P131: 引用文
●不動産と株を組み合わせた資産作り
私たちは不動産のほかに、各種有価証券を組み合わせたポートフォリオも持っている。このポートフォリオを~ そして、たとえ負けても、試合をしたあとはネットに近づき、相手のプレーヤーと握手を交わし「また来週の土曜日に」と言う。
P174~P177: 引用文
「いやだ」という気持ちに惑わされない
「……はいやだ」という気持ちにばかりとらわれていて、本当に自分がやりたいこと、ほしいものを忘れてしまっている人たちを見るたび、~ カーネル・サンダースがやった通りのことをすればいいのだ。サンダースはチキン・リトルをから揚げにして、それを商売にしてしまったのだから !
P220: 引用文

もちろん、そのほかにも印象に残った文章はありますが、このあたりで留めておきます。


切なくなるような、ロマンスが滲んでいる感覚を呼び覚ますような物語。そんな恋愛小説のかたちを描いてゆきたいと考えています。応援していただければ幸いです。よろしくお願い致します。



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