俳優にとって「映像資料」の重要性について

noteを読んでいただいてありがとうございます。
上島信彦と申します。普段はケイエムシネマ企画という俳優事務所で俳優兼マネージャーをしていています。

早速、本題です。
最近マネジメント業務をしていて強く思うのが俳優の「映像資料」の重要性が今までよりさらに高まっているということです。

なぜかというと、コロナの影響によりオーディションの数が減っているからです。

もう少し詳しく説明すると…
「コロナの影響で実際に対面するオーディションを避ける」
もしくは
「オーディションに参加する人数を制限しないといけない」
   ↓
「プロフィール写真の見た目や過去の出演歴で判断しよう」
と、なるわけです。

ですが、写真と出演歴だけでは、俳優の声はわかりませんし、どんな演技をするのかも判断しづらいですよね?
なんなら少し盛った情報にできますし(笑)

さて、ここで「映像資料」が重要なのです。
映像なら声や演技力、演技の質がわかります。
これらを盛るのは難しいので、俳優本来の個性が伝わりやすいのです。
写真と文字だけより、動画の方が様々な情報が伝わりやすいのは、YouTube全盛の現代に生きる皆さんなら想像しやすいと思います。

さらに「映像資料」の重要さを裏付けるこんなエピソードがあります。

ある映像制作会社さんが案件で役者を探すことになり、たくさんの事務所にプロフィールを提出してもらいましたが、写真と文字のプロフィールのみで、肝心の「映像資料」がない…。
そんな中、当事務所も何人かのプロフィールを提出しました。もちろん「映像資料」付きで。
すると、「映像資料」を送っていたのはうちの事務所だけだったようで、結果的にその案件のすべての役をうちの事務所の俳優が獲得できたのです。
また、僕自身も、撮影現場でキャスティングさんや監督さんから映像資料を観て決めました。と言われることがあります。
もちろん他事務所さんも映像資料は持っていたかもしれませんが、ドラマや映画の映像だと権利の問題もあり、必ずしも提出できるわけではないので、添付したくてもできなかったのかもしれませんが。


以上、長々と映像資料の重要性について語ってきましたが、
実はわたくし上島信彦。映像も作れます(笑)

元々、3年ほど前から趣味で映像作り始めたのですが、段々とのめりこみ、機材もノウハウも揃え、先日こんな作品を作りました。

この映像は俳優の映像資料用として試験的に制作したものなので現状本編はありません。
今回は、全体のあらすじとキャラクター設定を作り、その中の1シーンのみを脚本化して撮影するということに挑戦してみました。

前述のように、オーディションの数が減っている昨今では、こういった映像資料によって仕事の間口を広げるということがかなり大事になってきます。
さらに、そこに今後自分が演じたい役柄やハマる役柄の映像があればチャンスが来たときに有利になります。
何より自分の演技をプレゼンすることができると思います。

以上を読んでいただいて、もしご興味があれば、

みなさんの映像資料を作るお手伝いをします。


もちろん、僕はプロの監督でもありませんし、大手事務所の敏腕マネージャーでもありませんし、売れっ子俳優でもありません。
色んなことに手を出して中途半端に思われるかもですが、だからこそ、
マネージャーとしての目線、俳優としての目線、監督としての目線から複合的なアドバイスができると思っています。
とはいえ、みなさんに考えを押し付けるのではなく、この企画を通して、
一緒に作る俳優さんと共にスキルアップができたらいいなと思っています。

参考までに、
日常的な人間ドラマのような作品であれば、企画相談(題材選びや脚本制作)から完成(撮影、編集など)まですべて込みで請負います。
今回の作品でいうと、題材決めと脚本作りから撮影、編集まで約1週間で作りました。

リール作ってみたい!とか映像資料を増やしたい!興味あるぞ!という方は気軽にお声かけいただければ^_^

また、フリーでやっている方や若手の方へこんな奴いるぞ!とシェアしていただけたら嬉しいです。

相談やご質問などあれば、
ueshima.nobuhiko@gmail.com
までご連絡ください。

今後も俳優活動での気付きなどがあればnote更新していきますので、
今後ともよろしくお願いいたします。

上島信彦

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