ベタの散文詩

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ノート

好き

好きって何だろう

キラキラした初夏の空気

ツンとしてお口の中でジュワッととろけるシャーベット

体にぴったりの小さめの上着

狙って打つタイプのゲーム、
ビリヤード、ゴルフ、アーチェリーとか

チャコールグレーとパールグレイのトーンオントーンな組み合わせ

透明な秋の空気

ランプ灯る夜の工場

勝手に生活してる猫

美しいファルセットと情熱的なフェイク

オペラ 遠くで鑑賞するスタイルで

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神さま お願い

神さま

もし私のこと

見ていてくれてるなら聞いて下さい

私はこの世界が本当に好きだってことを…

さんさんと輝く太陽よ

夜空に浮かぶ十六夜の月とお星さまよ

海風に揺れる一輪の花よ

爽やかな空気に包まれた竹林の山よ

落ち葉の下の虫たちよ

小川を登る魚たちよ

寒さに震える狐の子供たちよ

学び舎に集う人の子らよ

渋滞の渋谷の交差点でひ

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溢れてくる言葉

満員電車でおしくらまんじゅう

私は必死で自分のプライベートフィールドを確保するの

渋谷の交差点で沢山の対抗者。人、人、人。

弾幕シューティングゲームのように私は華麗にかいくぐるの

会社の忘年会でたくさんの知ってる人・知らない人が騒ぐ中

喋りたいことなんて何もない

私は壁の花になるの

寒い季節 寒い地方

年に一度の家族が集まる実家のリビングで

大家族の我が家だけど

実は一番社会的

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シャーベット

何か一歩踏み出すたびに

心臓がすり減る気がするの

心が少しづつ削り取られる気がするの

心はシャーベットのよう

私何度も言ってるけど

やるべきこと

やりたくないこと

やって当然のこと

言いたくないことを言うこと

そういうのをやるのに

すごくためらいがあるけど

恐れがあるけど

それをかなりやってきたから

あの子はできるって

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