最の高。

スパイダーマンの３Dアニメ、いろんなスパイダーマンが出てくるって色モノじゃね？と思っていたら、とんでもない。もう、ほんと毎回マーベルには、いえスパイダーマンには良い意味でいつも裏切られる…。

少年マイルスは例のごとくひょんな事でクモに噛まれてスパイダーマンの能力を得てしまった。しかし少年、どうすれば良いかわからない。この世界にはすでにスパイダーマンが活躍していて、あろうことか彼の前で戦い果てたのだ。その願いは彼に託されるが…。

マイルスは思春期真っ只中。家族や学園での生活にも色々ある彼は、意気消沈していた。そんなマイルスに、（マイルスも知っている）悲しい事が起こった事をドア越しに報告する父、愛してるぞとも。

全てのスパイダーマンファンに捧げる、愛と勇気の…物語

関係がうまくいってなかった父の愛、仲間のスパイダーマンたちの気持ちと、「力あるものの責任」に気がついて、マイルス、ついに覚醒。

しかし、果たしてこの高層ビルを飛び降りられるか…。
いろんな思いが胸をよぎる。

メイおばさんは準備万端、待っていた。
「ようやく来たわね」

「お前には素晴らしい才能がある」
「お前が決めた道ならきっと成功する」
父の言葉が思い出される…

 母は不安だった頃の僕を抱きしめて言ってくれた。
「うちの家族は何があっても逃げない」

尊敬するアーロン叔父さんは言っていた。
「お前は家族の誇りだ。お前らしく、まっすぐ進め…お前らしく」

能力を使いこなせない僕は相談したことがある。
「僕はいつスパイダーマンなれるの？」

ピーターパーカー、先輩スパイダーマンは言った。
「分からない…。必要なのは、勇気だけだ。」

彼は僕を最後まで信じてくれていた！

「スパイダーマン：スパイダーバース」2018年米。
「いろんなスパイダーマン」達もさいっこうですっっ！！