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月光浴/ヨルシカ短評(だってまだ全編解禁されてないし)

 どうもべっちょです。




・ヨルシカですよみなさん!



・アニメとのタイアップPV、ヨルシカは特に多い説


私はこれについて言いたいことがある。


いいぞもっとやれ!



・理由


ニコ動でMAD作ってた世代が今や公式で作ってる為、公式素材を組み合わせたらそりゃあクオリティが高いに決まってるんですわ。


・本題




本人コメントが載ってる記事がこれ。


ここでn-bunaさんが曲のコンセプトをほぼ喋ってるんだけど、


ヨルシカファンが深読みしないわけが無いよなぁ!?


とはいえ全編じゃないので浅読みしていきますね。


・n-bunaさんが大好きな「月」と「月光」


・n-bunaさんの色んな月

これに関しては散々言われてる通り、ベートーヴェンの「月光」、パイロットコーポレーションの「色彩雫 月夜(元カノに誕プレで送ったらめっちゃ喜んでたわ)」、陰陽の「陰」などを「月」として歌詞に組み込んで、それを隠語としてるし、「八月、某、月明かり」「嘘月」と月そのものがタイトルとなっていたり、「海底、月明かり」は「ノーチラス」の序章だったり、とにかく月がまず好きな印象が出てくるけど、こと「月光」に関しては完全に「暗喩」「代用単語」「隠語」として使いこなしていて、ヨルシキストは日々それについて考えながら飲んでいます(私はヨルシカファンなだけで、ヨルシカの1曲だけで5000字書ける人を私はこう呼んでます。あの人達のヨルシカの歌詞に対する因数分解力はとても真似できん…同人サークル組むべきだよ…)


・ここに出てくる「月」は本当に「Moon」だけなのか(これが今回のキーポイント)


ヨルシカの他の曲でもそうなんだけど、他の言葉を「月」にするのは当然なんだけど、それは「Moon」の場合が多い。

でも、n-bunaさんのような文学こじらせた感溢れる歌詞(褒め言葉だからな!)を書く人のこと、そんなに単純なことするか?

・言語を変えてみよう

はい。ここで出てくるのが「Lūna」です。
ラテン語圏の「月」です。ローマ神話でも月の神の名前として有名ですね。

で、n-bunaさんは今回「月日」をテーマにしていると言っていますね?

そしてサビがキーポイントになるんですけど、

まあ、歌詞はPVに載っているのでそこはそれを見てください(著作権こわい)。フルが公開されたら恐らく歌詞が概要に載ります(ヨルシカって親切だよね)。


・キーワード


月日を経るごとに溜め込んだり抑え込んでいたものが溢れる「Lunatic」の状態になるわけです。

ルナティック(Lunatic)英語で狂気を指す語句。かつてのヨーロッパ圏の文化で(ラテン語でルナ)が人を狂わせるとされたことに由来。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ルナティック


ここの何が素晴らしいかって、


提供先アニメのネタとしっかりリンクしているんですよ。


まあ、俺も読み込んではいないんでアレなんですけど、「雪海」は「どんどん地表を覆うもの」で「人が住めない環境に追いやっているもの」。

現在進行形で積もり人の心に暗い影を落とし、「陽気な心」を削いでいく雪海。人の心の「陰陽」から「陽」を「月日が経るごとに」減らして、「せめて明るい気持ちを月の光で少しでも補給して生き長らえようとする人達」。

残酷な現実と先のない未来、そこに絶望している人と、可能性を見出した主人公達。ここも「陰陽」ですね。

これでもかとブチ込んでくるn-buna節。まだフルバージョンが公開されていないのにこれですよ(フルバージョンは2023/10/13リリース)。



・おわりに


最高です(語彙放棄)。

今からフルバージョン楽しみにしておきましょうね。



ではまた。

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