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85年生まれ的、卒業ソングまとめ


2018年3月。


ということは、大学を卒業してちょうど10年。

わたしは大学を卒業した後、フリーターを2年やって結婚しているので、あまり年度とか、春、とか歓送迎会とかそういう感覚はないまま過ごしてきた。


今年は長男が幼稚園に入ったので、久しぶりに学期や新年度っていうものを意識している。


今週のアラサーをめぐる暮らしのマガジンテーマは「卒業」。

某秋元康先生も「音楽は人生の栞である」的な言葉を残していたので、わたしも人生を振り返ってみる。曲で。


1998年、小学校卒業

あなたと過ごした青春 
輝きはずっと色褪せない my graduation
(my graduation / SPEED)

(SPEEDの公式動画がなかったのでこちらで。華原ちゃんもアラサー的にドンピシャでしょう!)


あなたとーーー過ごした青春ーーー!!

わたしの小中時代の青春はSPEED一色でしたね!

HEY×3、うたばん、Mステ。とにかく片っ端から録画して何回もビデオを巻き戻して一緒に踊ったり、ちょっと大きめのTシャツをダボっと着てみたりとにかく夢中。

はじめて行ったコンサートはSPEEDの解散コンサート。初めて買ったCDはPrecious Time。

二つ下の妹はhiro派、わたしはeri派だったので二人でよく歌ってました。


my graduationはこんなに名曲なのになぜかカップ焼きそばUFOのCMソングで、それも強烈に印象に残ってるwwキャンペーンの時計が欲しくて母にUFOをねだったりもしてました。
(とりあえず取れそうなタイアップは何でもつけてやる。この勢いがJ-POPバブルの90年代後半ならではでまた懐かしすぎる。)


この曲の一番好きな振り付けは「いつかまた巡り合う」のところです(←聞いてない)


2001年、中学卒業

さようなら 会えなくなるけど さみしくなんかないよ
そのうちきっと大きな声で 笑える日が来るから
(星になれたら / Mr.children)

中学の卒業式で歌ったのはミスチルの「星になれたら」でした。


小学校~中学は公立だったので幼稚園からずっと一緒の友達もいたけど、地元を離れて外の世界に出る時。

そんな「旅立ち」を明るい曲調で後押ししてくれたこの曲はずっと記憶に残っています。

思春期で、地元での長い付き合いだからこその人間関係に息苦しさを感じて家の壁に穴をあけたこともあったけど、この曲にある「そのうちきっと笑える日が来るはず」の言葉通り、大人になって集まった成人式の同窓会は色々感じるものがありましたね。


2004年、高校卒業

あなたの笑顔に何度助けられただろう
(Best Friend / Kiroro)

ここまで思い返してみたけど、高校以降はクラス全体で共有できてる思い出が濃くて細分化しちゃうので、これといった卒業ソングはなかった・・・

うちのクラスでは文化祭への打ち込みが強かったし、受験勉強に忙しくてあまり「卒業」を意識しないまま卒業してしまったような気すらする。


小中であんなに悲しかった「別れ」。

新しい環境に慣れ、新しい友達が増えるにつれてあの「悲しい別れ」を思い出さなくなっている自分に気づくこと。

それはそれで大人になってしまったような気がしてさみしい。


2004年、大学卒業

なんでもない毎日が本当は記念日だったって 今頃気づいたんだ 
今頃気づいたんだ
(サラバ青春/チャットモンチー)


大学の4年間は軽音サークルに入ってずっとギターを弾いてました。

チャットモンチーのメジャーデビューは2005年。以来チャットモンチーの曲はよくカバーしてた。

大学を卒業した後も、結婚して縁もゆかりもない土地に引っ越した後も、音楽があったからいろんな人と出会えたし、いろんなところでライブができた。

広島と福岡、二つの土地で組んだバンドはどちらもチャットモンチーのコピーバンド。


わたしにとってなくてはならないバンドです。

そんなチャットモンチーも今夏をもって完結。


20~30代の女性ってライフステージの変化が大きいじゃないですか?

だから、女性のバンドもアイドルも活動自体が「一瞬のキラメキ」で、だからこそエネルギーも価値もあって尊いんじゃないかなぁってすごく感じる。


いま生きていること。今できていること。


そのありがたみと、命を共有できていることの奇跡をもっと大事にしたい。忘れないようにしたい。

「卒業」はそんな、もう戻れないものを思い起こさせてくれる大事な儀式。

春。別れと旅立ちの季節。

年に一度の人生の棚卸し。

名曲ぞろいなのには理由がある。

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