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創業した会社の1番最初の事業を、どうしても「モンゴル遊牧民キャンプ」にしたかった理由

初めまして。

Eiferという会社の代表の野尻悠貴(びよんど)です。

会社の最初の事業として、モンゴルの大草原で行う超実践型遊牧民キャンプ「ネクスト・チンギスハン」を先日リリースしました。



今日は会社の1つ目の事業をどうしてもモンゴルで行おうと思った理由を書いていきます。

このNoteの目次はこんな感じです。

・普通の大学生が起業に至った経緯と僕らが目指す「21世紀の幸せ」
・どうしても最初の事業はモンゴル遊牧民キャンプにしたかった理由
・僕らのキャリア観と今後のEifer


想定する読者の人は

・国際的な事業に関わりたい、やってみたい
・やりたいことはまだわからないけど、何か挑戦したいな
・今の若者世代の価値観ってなんなんだろう?


こんな方に向けて書いていきます。

【約5分で読み終わります。】


起業の経緯1:世界で出会った様々な幸せの価値観


僕の起業のきっかけは世界中で「自分の幸せの価値観にマッチする場所を見つけて幸せに暮らしている人たち」でした。

特にドイツ留学中はいろんな人達に出会いました。

ニューヨーカーだったけど、アメリカが肌に合わなすぎてドイツ留学をしてドイツで就職活動を始めた34歳のアメリカ人

ウクライナ美女が好きすぎて、ウクライナに移住して、FXでドルを稼ぎながらフリヴニャ(ウクライナのお金)に変えて毎日美女とパーティー開いてるアメリカ人

・授業の最終プレゼン前の最後の大切なミーティングをすっぽかし、好きな女の子と映画をみてて、電話をしたら無邪気な笑顔で「一緒に映画を見ないかい?」というブラジル人

ヨーロッパの友人はみんな、仕事より、友達や家族と過ごす時間を大切で「幸せ」と言うし、ギリシャでは平日の夜中にみんなでバーに集まって踊るのが「幸せ」だった。

日本で生まれたから、アメリカで生まれたからそこで頑張って幸せになれるのも素晴らしいけど、自分が幸せになれる場所を国籍関係なく選べることが幸せなのではないかなと感じました。

これは、新R25に寄稿した【コラム】「俺たちは日本人より、人生の楽しみ方を知っている」僕がヨーロッパで受けた衝撃で詳しく書いています。


起業の経緯2:「幸せオプションを複数持ち、主体的に選ぶ」ことが幸せ


僕は高校時代、学校での価値観に囚われ、「スポーツや勉強、音楽が秀でてないとイケてない」と思いこみ、挑戦をしないダサい3年を過ごしていました。

そんな僕にとって、自分が幸せになれる場所は世界基準で見たらたくさんあって、そんな場所を見つければ誰もが幸せになれるチャンスがあるという発見は衝撃的なものだったのです。

学びたくなったら、学費無料のドイツなら35まで学生できるし、落ち込んだら、親日のモンゴルやウズベキスタンでは自己肯定感を上げながら働けるし、人恋しくなったら、南米で踊るように生きていける。


そんなオプションを持つと、人生が一気に楽しくなるし、生きるハードルが下がります。

そんな「幸せのオプションを複数持ち、主体的に選ぶ」ことが21世紀の幸せだなと深く腹落ちしました。

20万いいねを超えるツイートをして思うこと 「テキトーな生き方に触れることで、人生の難易度は下がる」で詳しく書いてます。

自分はそういう人生を歩んでいくし、そう言った人々を増やしたいと思いEiferを創業しました。

(Eiferはドイツ留学時代にまさに熱狂して様々な国籍の留学生と過ごしていた日々を忘れないようにと、ドイツ語で熱狂の意味のEiferにしました笑)


最初の事業がモンゴルの遊牧民キャンプな理由


Eiferでの最初の事業は、「モンゴルの遊牧民キャンプ」で決めていました。


スタディツアーの候補先は、ミャンマー、フィリピン、ドイツ、中国(深セン)、ウクライナなどほか多数ありましたが、モンゴルにしました。

その理由は、原点回帰です。

Eiferのビジョンは「幸せのオプションを複数持ち、主体的に選ぶ人を増やす」こと。

そのきっかけとなるのは、今流行りのテック都市の深センや、シリコンバレーではなく、大草原の広がるモンゴル。

国境を超えて活躍できる人材が必要と言われる現在だけど、500年以上前から移動生活をして、文字通り「場所にとらわれず」生きる遊牧民の人々。

生活を体験することで、日本では感じることのない幸せを感じれると思っています。去年はいろんな国に行ったけど、一番自然と非日常を感じたのはモンゴルでした。

「圧倒する大草原」
「ネットがない中、馬で草原を駆け巡り遊牧民に会いにいく」
「草原に寝そべりながら、星空を見上げ語り合い、朝は羊の鳴き声で目覚める」

大自然の中で自分自身を見つめ、参加者の方の次の挑戦のきっかけを作るのはモンゴルしかないなと思いました。

(これは冬のモンゴル)


Eiferは世界を共に開拓していく仲間を集めていく


(留学中のみんな)

今後、Eiferで進めていく「海外スタディツアー」のリーダーは、どんどんキャンプ参加者で希望する人に任せていきたいなあと思ってます。

僕は去年、ドイツにいる間いろんな国を1人で回りました。

一人旅はすごく楽しいし、身軽で楽なのですが、人生をかけてエネルギーを使ってやるなら、最高の仲間たちと一緒にいろんな国を開拓したいなと思っています。

アジアだったら急成長中のモンゴルやミャンマー。アフリカのザンビア、南米のチリ、ヨーロッパだったら東欧のハンガリーやウクライナ。

日本人がなかなか行かないけど、今後伸びていく国を中心に、キャンプ参加者がEiferのリソースをどんどん使って事業を作っていく

日本人の海外挑戦のロールモデルに僕らがなる。

次回はアフリカでやるので、ぜひ企画リーダーやりたい人はチェックして下さいね。

今の就活でどの会社も求めてる「ゼロイチ(何もない状態からビジネスを立ち上げ売り上げをあげる)」をがっつり経験できます。


僕らの価値観とEiferの今後


ぶっちゃけ、僕より語学ができたり、国際関係の知識が深かったり、原体験が強い人は山ほどいます。僕じゃなきゃいけない理由はあんまりないと思う。

すごい才能はないし、焦ってる時ほどかっこつけるし、それバレバレでめっちゃダサい。そんな自分だけど、

人生はもっと楽しめるし、世界中の人と仲良くなって世界は広がる。

・亀みたいなスピードだけど、確実に成長できる。

・ゼロから作ったもので、誰かの人生に関われる。

それが証明できたら、例えば高校時代の僕とかは「俺もできかもしれない」そんな風に思えると思う。おこがましいかもだけど、そうやって自分の背中を見せていきます。

Eiferはどんどんスタディツアーもやるし、日本に来たい外国人の皆んなが「日本で生きるという選択肢を正解にできる」そんな日本語や就職やサービスも作っています。

そうやって国籍問わず、いろんな幸せのオプションを持って世界を冒険できる仲間をEiferを介して作っていきます。

モンゴルキャンプはあと数枠残席があります!

まずは、相談フォーム入力してくれたらと思います。

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