恋愛関係に限らず、人をどのタイミングで愛おしいと思うだろうか。

その愛おしいと思ったタイミングって、きっと相手にどうなってほしいと願っているか（コントロールしたいというわけではない）が現実になった時もひとつのタイミングなのではないかと思う。

例えば、行動や言葉で愛情を示された時に愛おしさを感じるのであれば、きっとそうしてほしいと望んでいたのかもしれない。彼が夢を叶えた時とか、目標を見つけた時とか、友達と仲良くしている時とか、親を大切にしている姿とか、ペットを可愛がっている姿とか、愛おしさを感じるタイミングは、相手によって変わってくると思うのだ。それはたぶん、いい変化であり、自分との関係性に限らず、一人の人と見ているからこそ感じられるものなんだと思う。

自分に何かしてくれたから愛おしい、というのはもちろん素敵なことで、良い関係性を保つために必要なことだけれど、そればっかりでは結局エゴである。自分が気持ちよくなりたくて、誰かと一緒にいるに過ぎない関係性のように感じてしまう。

愛おしいっていい感情ですよね。わたしは一番とろけるな〜と思える瞬間がそういう時だったりするので、人生でどのくらい愛おしさを感じて死んでいけるのか、を究極の目標に据えて生きているつもりではあります。威圧的だとか、怖いとか、よく言われちゃったりするので反省しています。