オトナは理性で、怒るのだ

今日、電話越しで怒りました。突然怒りが湧き上がってきて感情的に怒ったのではなく、昨日から怒ることを決めて怒ったのです。

利害関係のある間柄では、時として自分を守るために、正義のために、犠牲者を増やさないために、戦略的に怒らなければならない時があるんだと最近思っている。ギャーギャー感情で怒るのではなくて、淡々と論理的に怒らなければならない時が、オトナにはある。

怒ることはエネルギーを使うし、お互いにいい気持ちにはならないから、できれば怒りたくない。でもそうして、自分が我慢しようと思うのは日本人の特徴で、どんどん自分をすり減らしてしまう。我慢というのは、立派な自分への虐めであり、何かを決断する際の立派な条件となり得るものだ。

ついつい「これは自分が我慢すればいい」なんて思いがちだけれど、それでは課題は解決しない。延々と負だけが自分に降り注ぎ、辛くなっていく。せめて、近くに助けてくれる仲間がいるならば多少無理をしても誰かが手を差し伸べてくれるかもしれない。

でも、フリーランスだったり、誰にも守ってもらえない環境にいる場合は、自分で自分を守らなければならないのだ。

守る方法はいくらでもあるだろうけれど、その中の一つに「戦略的に怒る」というのも含まれるんだと思う。とっても気持ちの良い方法ではないかもしれないけれど、利害関係があるのであれば自分の言葉・表情・態度は時として戦略的にしたたかに装わなければならない時が、あるのかもしれない。

本当はそういうの、嫌いだけど。

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