web界隈出身のわたしだけれど、いまはかき氷屋さんの本部のようなところに在籍している。働いて1年、すごく思うことは表題の通りだ。

好きなお店に入って好きなご飯を食べることはとても簡単で楽だ。しかし、それを提供するとなるとこんなにも考えなければならないことが多く、配慮すべきことが多いのだなと改めて実感した。

誰かが締め切りに追われながら何十時間もかけて、下手したら何年もかけて書いた数百ページの本を読むのは簡単だし、何人も人を使って数時間かけて撮影したテレビ番組を見るのも至極簡単である。

webサービスだって作ることは大変だけど、受け取ることはappストアで数秒でダウンロードするだけだ。飽きたら1秒で削除もできる。ただ、webサービスはある意味で放っておけるけど、リアル店舗はそうもいかない。

受け取るだけとは、こうも簡単で楽なのか、とwebの仕事から離れてみて余計に実感した。

まあ、仕事してる人はみんな、きっとなにかを生み出すことの一部を担ってるんだと思うけれど、受け取るだけの人生にはしたくないなーと思いました。