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デレステには来年のエイプリルフールはもう来ないのかもしれない。

今年も4月1日がやってきた。
そう、エイプリルフールだ。
『アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ』(以下『デレステ』)も毎年この日はエイプリルフール企画を行なってきた。

2016年『とある事務員の一日』:346プロダクションの事務員・千川ちひろさんが『お願い!シンデレラ』を3Dモデルで歌って踊った。
2017年『THE STARLIGHT Dream』:ニュージェネレーションズの3Dぷちデレラが1周年曲『BEYOND THE STARLIGHT』を歌って踊った。
2018年『鋼鉄公演きらりんロボ外伝』:ミニゲームが4種類も実装。「ゲームセンター」で3幹部のものは現在も遊べる。
2019年『乃々を探せ!レベル41!』:マインスイーパー風ミニゲーム。現在も「ゲームセンター」で遊べる。『∀NSWER ~ののの物語~』はCD収録もされた。
2020年『MIYOSHI QUEST』:デッキ構築型対戦ゲーム。現在も「ゲームセンター」で遊べる。『デレスポ』との連携でVRでのコミュ視聴ができた。現在も「ゲームセンター」で遊べる。
2021年『ぴにゃこら太と遊ぼう!』:4人対戦の『クイズ de シンデレラ』。1プレイが長いのと早押しが回線勝負になりがちなのがネック。現在も「ゲームセンター」で遊べる。
2022年『アイドルをパシャ♪ ~Pがカメラを持ったなら~』:激写ガール・江上椿によるベストショット撮影ゲーム。難易度は高い。現在も「ゲームセンター」で遊べる。
2023年『学園を救え!MVメイカー』:ニューウェーブによるMV作成ゲーム。SNSでのシェアや他のPが作ったものを鑑賞したりもできる。現在も「ゲームセンター」で遊べる。

そして今年。
『ぴにゃこら大脱走 !  ~ゲーミングぴにゃこら太を捕獲せよ~』
総集編とでも言おうか、要するに過去のミニゲームたちをプレイしてね!というだけのもので、申し訳程度のコミュが一応はある。
メインアイドルは三好紗南綾瀬穂乃香
報酬獲得ハードルは極めて低く、ミニゲームをプレイするとすぐに揃うレベル。
ランキングはあれど入賞報酬はなし。

予想はしていたが、「ついにこうなったか」感が非常に強い。
縮小運営方針が執られ、『シンデレラガールズ劇場わいど☆』も先日最終回を迎え、今や『デレぽ』も風前の灯。
デレステ運営にはこれ以上エイプリルフール企画に割けるリソースなどとっくに残っていなかったのだ。
今年がこの有り様ではもう来年のエイプリルフール企画のネタなどあろうはずもない。
どこぞのリークがソースとやらで「ミリシタは2024年内、デレステは2025年にサービス終了」との噂がまことしやかに流れているらしいが、今年のこれを見るに「最長でも3月31日までではないか」と思えてくる。
実際、2025年の1月1日にサービスを終了しようが、「2025年にサービス終了」には違いない。

「縮小運営方針が嘘でした~!」だったらどんなによかったか。


寂しい話はまだある。
前月に続いて『スペシャルガシャセット』のラインナップが発表されたのだが、今回も期間限定SSRはたったの6種類だった。

しかも前回はオーバーロードが2枚あったのだが、今回はフォーカスが2枚ある(キュートとパッションとはいえ)。
相変わらずの謎の選考基準。
オーバーロードの白坂小梅は6秒のダンス特化型だが、この先同じくクール属性の6秒のダンス特化型のオーバードライブが登場しないと再び日の目を見ることはなさそうだ。
復刻ガシャをなくしてしまうのなら、この『スペシャルガシャセット』にその対象のアイドルを含めていっそ何度でも購入できるようにしてしまえばいいのに。

この期に及んでデレステ運営はまだユーザーにいい思いをさせる気が全くない。

星街すいせいデレステコラボガシャもそうだが、もう長く続ける気もないくせに目の前の集金にばかり必死になっている。
前回の『スペシャルガシャセット』のラインナップにかなりの失望の声が上がったと私は記憶にしているが、その声は運営の耳に届かなかったか、届いても右から左へ通り抜けてしまったのだろう。
これではきっと来月の『スペシャルガシャセット』のラインナップも同様に違いない(あるかどうかは分からないが)。

去る3月30日15時に『SSレアアイドル勧誘チャレンジ』の開催も発表された。

SNSは感謝の言葉とともに色めき立っていたが、私はぶっちゃけ一切期待していない。
この『SSレアアイドル勧誘チャレンジ』は前々回ぐらいから「もうそろそろ恒常SSRの2周目以降を含めてもいいのではないか」との要望がこちらも激しく上がっているが、いっこうにその気配はない。
今月の『スペシャルガシャセット』のラインナップを見た直後である今、それに期待する方が不自然な話である。
星街すいせいデレステコラボで入ってきてくれた新規勢がどれほど残るかも甚だ疑問と言わざるを得ない。

デレステ及び『アイドルマスターシンデレラガールズ』運営にはまだまだ多数の「宿題」が残されている。
デレステにまだ追加されていないカバー曲や2周目以降のソロ曲、ボイスはあれどまだソロ曲をもらえていないアイドルたちの処遇、限定・フェス限定SSRをもらえていないアイドルたちの扱い、ライブ未参加のキャストたちの存在、などなど枚挙に暇がない。
そしてそれらの実現に期待させてくれないのが今のシンデレラガールズだ。
奇しくも昨夜『TVアニメ アイドルマスター シンデレラガールズ Blu-ray Disc BOX発売記念特番』の放送があったのだが、それを観ていて「この頃は希望しかなかったものだ」と悔しさが胸いっぱいにこみ上げてきた。
もう贅沢は言わない。
だから。
お願いだから。
晩節を汚すことなく美しいカーテンコールを迎えてもらいたい。

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