狭い視野と解像度

一部の方々がハッスルする日の出来事。

食っていく為に煽る、それがルンペンブルジョワジーたる彼ら彼女らのお仕事なのだろう。その事に関しては何も言うつもりはない。

しかし、この手の「女性差別ガー!」な方々が「ワテクシ達を抑圧する側」として描写する対象は何故か、判を押したようにスーツ姿の中高年の男性しかいない。

上の動画の揶揄だが、その動画の外には色々な男がいる。

  • エレベーターで移動できる男(一部の上流階級)

  • エスカレーターから弾き出され徒歩で階段を上がる男

  • 上がるための手段が縄ばしごの男

  • そもそも上がるための手段がない男

  • エスカレーターを保守点検する男

  • エスカレーターの入り口にまで辿り着けない男

エスカレーターで階上に移動できる男はほんの一部しかいない。上記の様な男が世の中の大半だ。女性もまた然りであり、下りエスカレーターに乗って「何でこのエスカレーター上りじゃないのよ!」と文句言っている女性もまた一部でしかない。

都市部のキラキラした清潔感溢れる職場で日々ネットの有象無象に向かって「ワテクシ達はこんなに恵まれてないんですぅー!」「中高年のオッサン達に抑圧されているんですぅー!」と訴えかけても、全く響かないどころか反感を買う大きな理由はここにある。

解像度も低いし、視野も狭い。

今や画面外の事象も描写しなければ、速攻でマスコミの印象操作と疑念を持たれる時代である。

人間が全員、赤丸外の部分も見えている訳ではない。自分もそうだ。しかし、3/8にハッスルする一部の方々は、赤丸で囲まれた部分の視野が異常に狭い、そう思わざるをえない。

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