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JAWS-UGと私

JAWS DAYS 2017実行委員長として

JAWS DAYS 2017を実行委員長として無事に終えることができました。

ご参加いただいた皆さん、スピーカーの皆さん、応援していただいサポーター企業、コミュニティの皆さんありがとうございました。

そして何より事前準備に当日とお手伝いいただいたスタッフの皆さんには言葉では言い尽くせないほどの感謝の気持ちでいっぱいです。
一人一人にお礼をしに会いに行きたいくらいなのですが、それは大変なので、みなさんが東北に来ればいいと思います。

JAWS DAYS当日は終日バタバタしてテンパりまくりでイベントを楽しむ余裕は全くなかったのですが、終了後のSNSのコメントやブログ、笑顔があふれる写真を見て、ようやく達成感と安堵感を感じることができました。

思い返すと私にとって初めてJAWS-UGのイベントだったJAWS DAYS 2013で、エンジニアにとってこんなに楽しく刺激をたくさん得られる場所があるんだと感動したのをはっきり覚えています。その後のJAWS DAYSでは、当日スタッフに始まり、登壇させてもらったり、トラックオーナーをしたりといろんな経験をさせてもらいました。4年前に感じた熱量が間違いなく今の自分を作っています。

そして、毎年JAWS DAYSに関わって感じたのが、新しいことにチャンレンジし、さらにスタッフ自身が楽しむという文化でした。自分が実行委員長となった今年も誰かがやりたいと声をあげてくれたことはできるだけ否定せずに応援することを常に念頭に置いて準備を進めました。今年初めて実施した、Alexaハンズオンも託児所もスカラシップもPreDayもネームカードもステッカーもセッションテーマも全部皆さんの声をあげてくれたら実現できた取り組みです。

当日の盛り上がりも大切ですが、イベントをきっかけに新しい一歩を踏み出す人がどれだけ生まれるかが、JAWS DAYSが成功したかどうかの本当のモノサシなのかなと思っています。

JAWS DAYSが終わってたった10日ですが、「お!なんかこの人変わったな」と感じられる出来事がいくつかありました。(なんか偉そうですがw)
イベントの運営側として、誰かの一歩のきっかけになれたことよりも嬉しいことはないです。

Deep DiveするのもMove UpするのもLink Upするのもまずは最初の一歩からです。これからも誰かの一歩を応援したいし、自分も次の一歩を踏み出し続けることを忘れずにしていきたいです。

JAWS-UG代表として

JAWS DAYSの翌日に行われたJAWS-UG総会で、1年間務めさせてもらったJAWS-UGの代表をCLI支部の中山さんへ引き継ぎました。

この1年間、いろいろな勉強会に声をかけていただいたり、海外のユーザーグループともたくさんの交流ができたり、コミュニティについて学ぶ機会もたくさんありと、本当に貴重な経験をさせてもらいました。そして、実はそれと同じくらい、孤独感を感じたり、逃げ出したくなったこともありました。

しかし、代表の期間の最後にJAWS DAYSの実行委員長としてJAWS-UGのメンバーと一緒に共同作業をして感じたことは、実はコミュニティの代表は全然孤独でもないし、逃げだしたくなるようなことは何もなかったということです。代表という責任感で勝手に辛くなっていただけで、本当はJAWS-UGメンバーにもっと甘えてよかったなと今は感じています。

今振り返れば自分にやれたことはもっとあったと思いますが、気持ちが少し楽になった今だからこそやれることがあるかなと思っています。中山さんはじめ、これからのJAWS-UGに自分の経験をしっかりとフィードバックして行きたいです。

また、コミュニティのオーガナイズは会社のマネジメントとは違い、たとえ自分が正しいと思っていても命令や強制はできないので、必ずお互いのベクトルを合わせる必要があります。そして、ベクトルが合えば、ものすごいスピードとパワーで進められることを実感できました。この経験は会社をマネジメントしていく上での大きなヒントになると感じています。

そして、この1年でこれまで知らなかったたくさんの世界を経験することができました。その中で感じたのはやっぱり自分の原点は東北にあるんだなということです。世界中のたくさんの人の使ってもらうサービスを作っていくよりも、人数は少なくても自分の周りの人を幸せにしていく方が自分にとってやりがいのあることだし、その道が決して間違っていないことが実感できました。

これからも「Think locally, act regionally, leverage globally.」の精神で、コミュニティにフルコミットしつつ、ビジネスでも東北を盛り上げていきたいです。

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