こんにちは、イラストレーターのbibicoです。

今年からパルミーさんのオンラインイラスト講座にて添削の講師をさせて頂くようになりました。

日々、受講生の方からいろいろな質問をいただくのですが、その中であれ、この質問多いなと思うことがけっこうあることに気づき…

せっかくなのでnoteでまとめて為になる情報を発信したいと思って更新してみました。

今回は、人体を描くときに役に立つツールをご紹介します。

デッサンがうまくいかない人へ

添削でイラストを提出される方、人体デッサンが上手くいかなくて悩んでる方が多いです。

骨が折れてるとか、間接の可動域超えてるとか、間接がはずれているとか。

絵を描いていると、目が慣れてくるので、おかしい部分に気づかないものです…！

常に疑いながら、完成！と思ってもちょっと日にちを置いてみたりして描いていきましょう〜

でも、デッサンの狂いに気づいて直しながら描いてると、

完成に時間がかかってモチベーションが保てない…みたいなことになりがち。

デッサンが上手くいかなくて、修正に時間がかかって悩んでる方に伝えたいのは、まだまだやれることはあるということです！

ただモチベを下げたままにするのではなく、そんな時はいろいろな便利ツールを試してみてください！

おススメ①デッサン人形

美術室によくあるこの人形。いつも変な恰好をさせられちゃうアレ。

これさえあれば人体のおおまかなバランスはとれます

amazonだと1000円くらいで手に入ります。

(最近なぜかIKEAにも売ってるのでインテリアにも…？)

安価で入手しやすく、作りが簡素な分全体のバランスを取りやすいです。何を買えばいいか分からない人はまずこれから買ってみるといいとおもいますよ。

Andux Space デッサン人形 モデル 木製 美術/撮影/インテリアなどに MRMX-01 (14cm) https://www.amazon.co.jp/dp/B075CZ2KD2/ref=cm_sw_r_cp_tai_r6ZlDbP0VTP9E

おススメ②フィギュア

趣味で集める人も多いとおもいます。別にほしくないのにUFOキャッチャーで取っちゃったから知らないキャラクターだけど飾ってるみたいな人もいそうですね。

でも実は、これめちゃくちゃおすすめです。
ニーソに乗ってるふとももとか、衣装の動きやしわとかデッサン人形では再現されない細かい部分をじっくり観察できたり
胸とかお尻のような肉感が重要な部分を見れたり、
ポーズによってはそのまま参考になったり

見てるだけで癒されたり(重要)

1，2体持っててもソンはないのでは？と思います。

おススメ③Pinterest

関連画像を次から次へ出してくれるので、google検索よりも資料集めがスムーズです。自分だけのボードを用意して、テーマ別にピンを刺せるのでサーフィンしているだけで自然にアイディアが浮かぶようになるかも。
ピンを刺し忘れて「あれ、さっきの画像どれだっけ」とならないようにご注意を！

知っておくと激便利なサイトです。
https://www.pinterest.jp/

おススメ④鏡で自分を見る

写真だと色味が変わってしまうので、写実的に描きたい人は鏡はあったほうがいいです！

卓上鏡だとちょっと小さくて見づらいので、等身大鏡があるとさらに便利。

私は絵を描くときは机の上だったり横だったりに鏡をセットして描くことが多いです。

もっとここを拡大したい…みたいな時も（自分なので）すぐ拡大してみれちゃう。要所要所で活用していきましょう。

おススメ③家族

ドールよりもうちょっとリアルにしたい…！ネットで調べた画像だと光源が…自分だとこのポーズは取れない…みたいな時は家族や友達にお願いするのも◎です。

無茶なお願いをして怒られないようにしましょう！描き始める前に撮りだめさせてもらうのが吉。

おススメ④Designdoll

こちらは今回一番おすすめしたいツールです。

３Dソフトを扱えない人も、これを入れておくだけで自分の理想のポーズ画像が撮れます。

ただ、３DソフトなだけありPCのスペックが要求されるのでそこだけはご容赦ください。

有料版と無料版の違いを公式サイトから引用しておきます。

無料版…

ポーズの作成
モデル体型の変更
手の操作
複数体の作成
ハンドライブラリ
パースグリッド
モデルの合成
カメラのパース機能
３Dペイント機能
画像の作成
エフェクト機能
モデルのアップロード
外部モデルのインポート

有料版…￥7800

ポーズの作成
モデル体型の変更
手の操作
複数体の作成
ハンドライブラリ
パースグリッド
モデルの合成
カメラのパース機能
３Dペイント機能
画像の作成
エフェクト機能
モデルのアップロード
外部モデルのインポート
.twdファイル読み込み
.objファイルの書き出し
モデルやポーズのダウンロード

このように、書き出したファイルを読み込むのは有料じゃないとできない仕様です。(１回セットしたポーズを再起動時した時は作り直さなきゃならないってこと)

無料版だけでもポーズの作成から画像書き出しまでは行えるので、問題ありません！ぜひお試しあれ。

3Dソフトというとハードル高いイメージがあるかもしれませんが、簡単だよということをお伝えしたいです。

使い方は親切なサイトがたくさんあるのでググってみてくださいね！

今後も、イラストの役立つ情報はnoteで更新できたらなとおもいます。

よいイラストライフを！