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第16回目~何を第一考えるのか?~

サタンの荒野での誘惑で、もう一つ気づきが与えられたので、シェアさせていただきます。

実はこの内容をどのように皆さまにお伝えしたらいいのか…と少し迷ったのですが、私自身が現実を改めて見つめ直すことへと繋がったので、読んでくださる方々の中にも、何かしらの助けになるかもしれない、と思い、まとめてみました。

〜あなたが神の子なら石をパンに変えなさい。〜

今日はこれを別の角度から見ていきます。

☆目の前の状態→空腹という「現実の問題」
☆解決方法→食べ物が与えられること。

人間ならば当然、お腹が空いたらお腹を満たすために食べるものを求めますよね。
これは、食べ物によって解決する、つまり「物によって解決する」という価値観を表しています。

前回の投稿の中で書いていますが、イエスはこの問題を、食べ物を得るという考え方で解決しませんでした。
パンという「物質」ではなく、創造主なる神様の考え方である「神の言葉」を使って解決しました。

つまり、物質的なものではなく神を第一とする考え方を選んだのです。

ここまで見てきますと、私たちの住んでいる世界とはどんな世界なのか、少し見えてきませんか?

貧困、飢え、抑圧あるいは不正な扱いなど、社会の問題を人々はどのようにして解決している、あるいはしようとしているのでしょうか?
組織のリーダーや政府のやり方はどうでしょうか?

よく考えてみると、その多くが、物質やお金を与える事で問題を収めようとしてはいないでしょうか?

これは物質主義と言われています。

私達はそう聞くと、

「物やお金に固執するのは良くないことくらいは知っています。
豪邸や高級車、宝石その他贅沢品を得ることしか考えないような人のことでしょう?
私は物質主義者ではありません。」

と思うかもしれません。
実は私もこれに近い感覚でいました。

ですが、今回のサタンによる荒野の誘惑を通して、もしかしたら私達の社会は基本的に、問題を物質やお金で解決する、物質主義の価値観の中で成立しているのでは、という思いが湧き上がりました。

コロナ問題に対しても、政府は対策として支援金、給付金を出す事で辻褄を合わせようとしたと言えると思います。

もちろん必要だと思います。
物やお金自体は悪いとは思いません。

ですが、もっと大きな枠で考えた時、イエス・キリストのやり方を学んだ時に、社会の根底に物質主義がある、政府も会社もお店も、物かお金を提供している事で成り立っている事に気がつかされました。
土台として、人間は生まれた時から「物質を第一とする考え方」の世界に生きているとさえ言えるかもしれません。

この荒野の誘惑は、イエス・キリストだけがターゲットにされていたのではありません。同じ誘惑を私達は今も受けていると思います。

イエスは人間という姿でありながら、神の考え方で生きていました。
そして人間として、神を第一とする考え方で生きているとどのように解決するのかという事を教えてくれたのです。

まず神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはすべて、それに加えて与えられます。
マタイの福音書 6章33節

何を第一に考えるのか、創造主なる神の考え方か、物質を第一とする考え方か、どちらを選んで生きているのか、何を大切にしているのかの心をチェックしていきながら、日々を過ごしていきたいと思いました。

皆さんはどうでしょうか?


Have a great day!



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