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第12回目~バプテスマのヨハネ②~

前回、バプテスマのヨハネとイエスとは、天使からその誕生を告げられていることも共通した、互いに大切な使命を帯びた親戚同士であることをお伝えしました。

今日はまず公に活動開始したヨハネについて。

彼は、イエスの活動より前にユダヤの荒野に現れて、
「悔い改めなさい。天の御国が近づいたから。」
と人々に説き始めました。

皆さんは「悔い改め」という言葉、宗教用語のイメージが強いかもしれませんね。

かく言う私も、以前は「悔い改め」とは、犯してしまった罪や失敗を悔やんで、改めていく事だと思っていました。
事あるごとに悔やまなければならないのは、ちょっと嫌かも、とさえ…(汗)

ですが、本当の意味はちょっと違います。

[悔いる]というニュアンスよりも、
〜心を主の方に向ける。〜
という意味になります。

これまで神を無視して生きてきたことを罪として告白し、創造主を見上げ、共に歩む生き方への方向転換をする、というようなイメージです。
この事を知って、私の悔い改めのイメージは変わりました!

12回

バプテスマのヨハネは、人々にその悔い改めを説くと同時に、行動として表すために洗礼も授けました。
(水に浸ることによって、これまでの自分の罪が洗い清められ、新しい人生が始まる事を表したもの。)

そこへ、イエスがやって来ます。
そして自分にもバプテスマを授けてほしいと頼みました。

その翌日、ヨハネは自分の方にイエスが来られるのを見て言った。「見よ、世の罪を取り除く神の子羊。
『私の後に一人の人が来られます。その方は私にまさる方です。私より先におられたからです』と私が言ったのは、この方のことです。
私自身もこの方を知りませんでした。しかし、私が来て水でバプテスマを授けているのは、この方がイスラエルに明らかにされるためです。」
ヨハネの福音書 1章29~31節

ヨハネは自分の役割を知っていました。
以下に書かれてある通り、主の道をまっすぐにせよと言われた人だったのです。

この人は、預言者イザヤによって「荒野で叫ぶ者の声がする。『主の道を用意せよ。主の通られる道をまっすぐにせよ』」と言われた人である。
マタイの福音書 3章3節

ヨハネは、荒野に住んでいました。神の子であるイエスの通られる道を整えて、イエスが公に活躍し知られるようになる準備をする役割だったのです。

そのヨハネが、神の子であるイエスにバプテスマを授けることになります。
ここには大きな意味がありました。


それはまた次回で!


Have a nice day!



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