ネットに良心を毒されていた話

実にくだらない話です。また初めてこういうものを書くので読みづらかったらすみません。

本題です。

何年か前になるでしょうか、私は仕事を終え自転車で自宅へと向かいました。

私の住んでいる町には少し外れたところに広い竹林がありその横を走っていました。

すると1人の女性が倒れていたのです。

こういうことは初めてのものですから私はまず自転車に乗った状態から「大丈夫ですか?」と聞きました。

しかし返事がなかったので、自転車を降り彼女のそばに行き意識はあるかを確認しました。

幸い彼女は呼吸をしていて、わずかにこちらに反応する様子です。

であれば救急車を呼ぶべきだと考え、私はスマホをポケットから取り出し、電話をしようとしましたが、そこで彼女のカバンにあるものが見えました。

カバンの中にはハングルの文字が書かれたパスポートのようなものが入っており、確認するとどうやら観光客のようでした。

私はここで完全にフリーズしました。助けるべきか迷ったのです。

現在の日韓関係は悪化していますが、当時も決していいものでは無く、私ははっきりとした嫌韓感情を抱いていました。

しかしその知識も、ネットの右翼系まとめサイト・ツイッター等SNSの韓国批判の文言をそっくりそのまま鵜呑みにしたもので、まともに自分で考えずに韓国に対する侮蔑感情を高めていました。

当時の私はあろうかとか人命と嫌韓感情を天秤にかけ、嫌韓感情を取ろうとしたのです。

おそらく五分ほど固まっていたと思います。

その間私は苦しそうに倒れこんだ彼女をじっと見ていました。

同情も心配も侮蔑すらもせずただ見ていました。

そのあと私は結局119に電話をして彼女を助けました。

なぜかはわかりませんが気がつけば私は彼女を助けようと考えていました。人間の本能なのでしょうか。

駆けつけた救急隊員に知りうる事情を全て話し、私はその場を後にしました。

家に着くと疲れがどっと訪れ、私は倒れこむようにベッドに横たわりました。

私はその時後悔していました。今までに経験したことがないような激しい後悔です。




私は彼女を助けたことを後悔していました。

なぜ韓国人ごときを助けねばならないのかと。

無視して家に帰っていればよかったと。

そう考えていました。

そこで私は急に我に帰りました。なんてことを考えていたのかと思い、途端に激しい自責の念に駆られました。

国同士のいざこざが直接私、彼女に関係あるはずないのに、私は「韓国が嫌いだから」という理由で罪のない彼女を見捨てようとしていました。

明らかに異常な思考だったと今となってはそう思います。

話は以上です。特にオチも、言いたいこと、もありません。現在の日韓関係に関するニュースを見ていてふと思い出しました。

私は今でも嫌韓の人間といってもいいでしょう。昔よりは思考力的に成長してると信じていますが。

駄文、長文失礼しました。

今日はここまで。

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色々書きます。
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