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【地球市民】私たちは地球市民になるために宇宙に行く

前回のボソッとでは、国連が機能しない世界で、私たちが国連の役割をどうとらえるのか?についてボソッとしました。

その際に、前国連大使の石兼公博さんが語ってくれたメッセージを受け、そのメッセージをアート思考の感覚で捉えた場合、国連に対して抱いていた”第三者”的なメセン(目線)をやめなければ国連は一向に機能しないままで終わってしまう。

”第三者”的なメセンをやめるには「国家」という枠を私たちの意識から外さないといけないのではないか?


地球に暮らすひとりひとりが圧倒的な当事者意識を持って国連に関与していく世界になったら、国連はどんな機能を果たすのだろうか?という問いが芽生えました。


その問いに対して、考えてみたいのが”地球市民”というメセンで国連を捉えることです。

そこで今回からは”地球市民”というメセンを私たちが持つための『きっけけ』についてボソッとしたいと思います。



地球市民になるためには宇宙に行くしかない


”地球市民”というメセンを私たちが持つためにはどんな『きっかけ』が必要なのか?という問いに対して、ひとつの考え方をご紹介したいと思います。

いきなりですが【SF】的な内容で申し訳ございませんが、ある本からの内容をご紹介します。

その本に出合ったきっかけは、テレビ朝日『アメトーク』「読書芸人」でヒコロヒーさんが紹介してくれたことで知った本で、そのタイトルは『宇宙人と出会う前に読む本 全宇宙で共通の教養を身につけよう』(著:高水 裕一)です。

この本の主人公がペガスス座の惑星から来た”彼”と話をしていた際に、その”彼”がその惑星の大統領であるということが判明したときの内容・・・

私たちの惑星ではしばらく前に国家は全て解消されて、惑星全体がひとつの共同体になりました。大統領は惑星の代表者で私はその11代目なんです。初代の頃は争いがあって大変だったが、いまは惑星民がひとりひとりに根付きすっかり平和になりました。」

出典:『宇宙人と出会う前に読む本 全宇宙で共通の教養を身につけよう』(著:高水 裕一)


私はこの話を聞いて妄想が止まりませんでしたね。

”国家を解消”
”惑星がひとつの共同体”
”惑星民という意識”

この惑星ならば「国民」とか「国際社会」という言葉はなくなったことでしょうね。
つまり、地球も国家という枠を解消した際には「地球民」とか「地球社会」と呼ばれるのでしょうね。

ペガスス座の惑星だったら国連はどんな機能を果たしているのだろうか?

そんな妄想をしていると、”地球市民”というメセンを持つためのアイディアがどんどん出てくるのではないでしょうか?


つまり、【宇宙】に目を向けると、私たちは今よりも視座を高めることができる。


そう思っていた私は更なる出会いがありました、それはNHK番組『ヒューマニエンス』「“宇宙体験” 私たちの“次なる章”がはじまる」という番組。

この番組を観たことで私はこう思いました・・・

人類が宇宙に出ることで、国家というレベルから脱して初めて地球人という意識が持てる


次回のボソッとではNHK番組『ヒューマニエンス』で語られた”宇宙体験”のお話を中心に”地球市民”というメセンを私たちが持つための妄想ボソッとをしたいと思います。

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