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日本の野球界で行われている”野球実験”をご紹介

今回は実際に行われている”野球実験”をご紹介したいと思います。



ベンチに大人がいない野球大会


学童野球 独自ルールで活躍の場広げる【佐渡市】

他の野球大会にあるが、この野球大会にはないもの、それは・・・

ベンチに大人がいない

佐渡市の新たな学童野球の大会「ダグアウト杯」では、ベンチに大人が入ることはできません、そのため監督ですら観客席で子供たちを見守ることしかできません。

では、いったい誰が子供たちに指示をするのか・・・

選手への指示、選手起用は、子供たち自らが考えて実行します。

『大人がベンチに入れない大会』、これは本当に素晴らしい”実験”ですよね。

監督の顔色を伺って空気を読む子供たち、ピンチになったらベンチにいる監督だけしか見ていない子供たち、なんかいつもピリピリしている監督がいないベンチ、これは本当に子供たちにとって面白い野球ができそうですね、昔まではアタリマエの光景だった「子どもたちだけで公園でやる野球」のような子供たちの楽しい姿が目に浮かびます。


打順は15番までの野球大会


独自ルールの学童野球大会が開催!打順は15番まで!?「全員試合に出場を!」【新潟市】

こちらは新潟市で開かれたリーグ戦での独自ルール、選手一人ひとりの出場機会を増やすため、『15番まで打順を組むことが可能』なルール。

このルール、とっても良いですよね。

守備は9人以上だと野球ルールとしては難しくなりますが、打順だったら別に9番でなくても良いですよね、なにせ、子供たちは打つことが大好きですからね、全員が打つべきだと私も思っております。

是非ともこの独自ルールがたくさんの大会で採用されるためにも、カウント1-1からの開始ルール』も導入して、”試合展開のスピードアップ”を図ってみてはいかがでしょうか。

15人が1打席しか回らないようではやはり物足りないですからね、2打席はまわって欲しいので、色々と”実験”をしてみるのも面白いと思います。


”ごちゃまぜ”の野球大会


ここ最近、注目されている高校野球のリーグ戦「リーガ・アグレシーバ(Liga Agresiva)」、参加校に全国制覇した慶応高校も含まれておりますし、球児たちの将来のことを考えた独自ルール設定がとっても魅力的な、そんな高校野球リーグ戦、Liga Agresivaにあった独自ルール、それは・・・

”ごちゃまぜ”の野球大会。

青森県では、参加校をくじ引きで数チームに分けての『ごちゃまぜリーグ』を開催しているようです。


以前、私のボソッとでも申し上げた”ごちゃまぜの力”、高校球児たちがいつもと違うメンバーで真剣勝負を繰り広げる試合を設けるとは、すごい実験です!

きっとこの”ごちゃまぜ感”は球児たちにとって心地よいの場所ともなるだけでなく、大人が予想するら出来ない化学反応を起こして、野球界に革命を起こしてくれるきっかけとなると、私は、そう感じました。

”多様性あるごちゃまぜの場所はCIAよりも優秀だ”

Liga Agresiva


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