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大谷翔平選手はロボット審判導入したら”8月の壁”を打ち破れる!

44本塁打を記録し、日本人初のメジャーリーグ(MLB)ホームラン王という偉業を成し遂げた大谷翔平選手。

先日ボソッとしたメジャーリーグにおいてユニフォームを着るコーチとして日本人初の快挙を達成した植松泰良コーチのように、「breaking barriers(壁を打ち破った)」といった快挙を達成した一方、右肘の手術の影響が来シーズン以降、どのような影響を及ぼすのか、二刀流は復活できるのか?ファンとしてそんな心配をしてしまうのですが、実は、私には別の心配事もあるのです。

大谷選手は日本人初のホームランキング達成という壁を打ち破ったのですが、実は今年も乗り越えなかったものがあります、それは”8月の壁”です。


ホームラン数46本を打ってMVPを獲得した2021年も”8月の壁”が立ちふさがりました、この壁によって後半戦からの不調が今年も続いた大谷選手。

不調の原因について私が最も尊敬する野球専門家によると、大谷選手の『バッティングフォームが崩れている』かもしれないとのこと。疲れもあることでしょう。前半戦と比べて"あるポイント"のフォームが異なっているのがよくわかります。大谷選手も気づいているとは思うので、ここはなんとかしてくれると信じています!

さらに、データがたくさん集まってくる後半戦には大谷選手の弱点が明らかになり、攻略法が効果的になってくるという見立てもあります。


でも、大谷選手ではどうすることができない原因によって不調が長引くとも言われています。恐らく”8月の壁”を克服できない大きな要因は、この2つの原因が大きいと私は思っています。



大谷選手が”8月の壁”を乗り越えない原因


それは・・・
『勝負してもらっていない』
『球審のストライク判定の厳しさ』


『勝負してもらっていない』

2021年も今年も後半戦に入ってから申告敬遠や四球が増えています!これは後半戦だから、各チームが戦略上、大谷選手とは勝負しないという判断が後半戦に多くなる、そんな傾向があります。
「勝負してもらえない」、それは大谷選手にはどうすることもできないでしょう。


『球審のストライク判定の厳しさ』

大谷選手に対しての誤審率という数値は平均よりも高く、大谷選手はストライク判定の被害者ともいわれています。データがあるかどうか分かりませんが、球審のストライクゾーンは後半戦になったら厳しめになるのではと思うくらいですが、これも大谷選手にはどうすることもできないでしょう。


”8月の壁”を打ち破るカギは『ロボット審判導入』


大谷選手ではどうすることができない原因のひとつである『球審のストライク判定の厳しさ』ついては今後、解消できるのではないかと考えております。

それは『ロボット審判導入』をすることです。


いったんここからは野球を離れ、テニスのお話をしたいと思います。

どのスポーツよりもジャッジの公平さに取り組んでいるのがテニス、例えば全米オープンでは主審1人だけで、最大8人いた線審が姿が消え、人間(線審)のジャッジの代わりにセンサーによる自動判定でボールの着地地点を計測、機械音声で「フォルト!」「アウト!」とコールしながら、試合が進められています。

テニスファンからは驚異的な正確性をもたらしたと評価される一方、味気なく人間らしさを失われたと残念がる声もでているそうですが、ファンとしてどちらを望むのかを考えれば前者を選ぶことでしょう、誤審によって選手が悲しむ姿は見たくありませんからね。


それでは野球のお話に戻りますが、『球審のストライク判定の厳しさ』がロボット審判導入によって解決できるのならば、大谷選手は”8月の壁”の打ち破る日も近いことでしょう。器械がストライクボールをコールすることで味気ない試合になると思うことでしょうが、ファンとしては純粋に平等にホームランがどこまで伸びるのかを観たい!それを一番に望むことでしょう。


「えっ?キャッチャーの後ろに人がいる!」と驚く時代が来る


今年も誤審ではないか?という話題は尽きなかった野球、今後も野球で誤審が目立つようでしたら、選手だけでなくファンも堪忍袋の緒が切れることでしょう。そのため、野球界においても将来的には判定も機械任せになる可能性が高いでしょうが、自動化されたらされたで、球審の威厳ある姿が懐かしいなぁという声もでるんでしょうね。

それでもロボット審判導入には賛成です。主審も人間です、今後、ピッチャーの球威は増すことでしょう、変化球も予測不能となることでしょう、動体視力に頼ったジャッジをする人間には難しくなることでしょうから、物理的なことを考えると、球審はロボット審判に代わらなければならないと思います。


ちなみに、いまの子供たちに『昭和の球審のプロテクター姿(防具)』を見せるとみんな驚きます、

「えええ!なにあれ!」
「うそ!」

さらに、その防具を背中のほうに回す球審の姿をみて

「まるで亀じゃん!」


そうなんです、いまの子供たちに”昔の球審の戦闘服(亀の甲羅のようなプロテクター)”をみせると、ほぼみんながカルチャーショックを受けているんです。

ということは、ゆくゆくは・・・
数十年後、昭和から令和の懐かし映像を見せられて

「えっ?キャッチャーの後ろに人がいる!」
「なんでそこに人がいるの?」

と、カルチャーショックを受ける子供たちが目に浮かびます。

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