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ユニバーサルスポーツ~オリンピック競技に『野球五種目』『バントボッチャ』を!

いきなりですが、皆さん覚えていますか?

2年前の東京パラリンピックで日本中が湧いたボッチャ、ホント面白い競技ですね。金メダルを獲得した杉村選手の初戦を中継で観戦したことで、私、ハマりました。

その際に解説者の方が分かりやすく競技ルールを説明してくれたおかげで、観るだけでは収まりきれない気持ち、やってみたいという気持ちを芽生えさせてくれました。

そんな私が「ボッチャやりたい!」という感情をもったとき、ふと思ったことがありましたので、そのときの気持ちを今回ボソッとします。



野球をユニバーサルスポーツにする


考えてみてください、世界中の野球を知らない人たちが東京オリンピック決勝戦の中継を見て「野球をやってみたい!」と思っただろうか・・・

競技人口を増やしたいという気持ちで戦っているボッチャに比べて、野球界では競技人口を増やしたいという取り組み方をオリンピックにおいて行っているのでしょうか・・・

そう考えると、参加国が少ないままの野球・ソフトボールは今後もオリンピック競技から外れるのは当然なのかもしれません。

そもそも解説者は野球のルールを試合中に初心者向きにどれだけ説明できるだろうか・・・

しかも、「野球やりたい!」と思っても、すぐに野球をすることはできません、なぜならば世界中に球場はありませんからね。


そう考えると、ユニバーサルスポーツの観点を持って野球競技人口を増やす取り組みをオリンピックを通じて行っていくべきなのではないでしょうか?

※ユニバーサルスポーツとは
高齢になっても障がいがあっても、大人でも子どもでも、みんなが一緒に参加し、活動できるのがユニバーサルスポーツです。 競技性の強い元気で若い人中心の一般的スポーツや、パラリンピックを代表とした障害者スポーツのちょうど中間に位置するようなスポーツです。 障がいのある人のない人も共にできるスポーツであり、スポーツの得意な人もそうでない人も一緒にできる、レクリエーションやコミュニケーションを目的としたものまで含まれます。

NPO ユニバーサルイベント協会のホームページより


「野球五種目」「バントボッチャ」というユニバーサルスポーツ


皆さん、想像してください、野球は個人競技のカタマリで構成されていませか?

イメージ的には陸上競技に近い要素が野球の中にはたっぷりありませんか?

そこで陸上の近代五種のような、「野球五種目」という競技を作ってみてはいかがでしょうか?

近くに球場が無くても誰もが簡単に始められる野球競技があってもいいなと思っています。


「野球五種目」の案として・・・

●ベーランニング(まっすぐ走らない110mタイム競争)
●ストラックアウト(テレビ番組でよくやっている的当て)
●球速・打球初速(ボールの投げる速さ・打球の速さ)
●遠投(やり投げ&アーチェリー的な要素を加味して、遠くの的に当てる)
●ノック(バットでボールをコントロールして的に当てる)

芸術点も含まれる競技として・・・

●ダブルプレー(速さ・正確性・美しさ)
●外野キャッチ(落下地点までの最短距離・速度・捕球の難易度)


さらに、ユニバーサルスポーツの要素がたっぷりある「ボッチャ」のマネとして・・・

バントボッチャ(バントしたボールをジャックボールに近づける)


『バントボッチャ』、広いグランドいらないし、ルールは簡単だし、
老若男女できるユニバーサルスポーツ的な要素もありますからね。

バントレジェンドの川相さん(元ジャイアンツ)の解説を妄想・・・

「そのバント、もうビッタビタですね」
「ビタチャンス来ましたよ!」

将来、野球が形を変えてオリンピックに戻ってくることを妄想しています。

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