僕は、ぼくのためにぼくが住みたい世界を作ります

 こんにちは。モナです。山本皓太という名前ですが、モナって呼ばれてます。

 今日は、僕の中にあるグルグルでモヤモヤで鬱々とした気持ちとその気持ちをどうやって和らげるかって話をしたいです。

 僕は、内向的です。暇があれば自分の世界にダイブします。移動中の電車でも好きなアニメを見て過ごします。周りを気にせず(気にすることを忘れて)ニヤニヤしたり悲しい顔をしたりします。そんな生活はとても自分本位で楽しいです。

 だけど、たまに、週に一回とか一ヶ月に数度ぐらい、すごく虚しくなります。「おれって一人だな」とか「さいきん楽しくないな」とか。もっというと「なんのために生きてるんかな、楽しくないのに」みたいな。そういうときって結構自分の中のダメージでかいです。で、解決策として、芸能人が飲んで楽しくしてる動画見たり、主人公がチヤホヤされるアニメ見たり、寝て寝て寝て記憶を消してみたり、しています。だけどそれは対症療法にすぎなくて、また一週間後とか一ヶ月後にモヤモヤした気持ちを思い出します。だからまた対症療法を繰り返します。グルグルしています。

 こういう生活って日を追うごとに辛くなってきます。だから不登校にもなるし友達も減るし家族とも仲良くなります。なんで不幸な思いから始まってもっと不幸になっていかなきゃならないんでしょ。おかしくない??まちがってない??ぼくはぼくを幸福にするためにうまれてきたのではないの?

 って疑問符と鬱々が心にブワッと広がります。だから、決めました。
ぼくはぼくを幸せにするための世界を作ります。

 それは、僕が一人じゃなくていい、一人で辛くなった時に誰かに寄り添える世界です。そんな世界はこの世にもあるんだって最近知りました。だから、もっとその世界を増やしていきます。

 そんな世界がどこにあるのかっていうと、小規模な飲食店さんにあります。そこでは、料理とか内装とか価格みたいな、売り手と買い手のマウントと策略の跋扈する世界はないです。人柄とかコミュニケーションとか信念が行き交う、きびしくもあたたかく懐がふかーい世界があります。

 そんな世界で、料理人さんとお話ししたり、他のお客さんとお話ししたり、おいしい料理をもぐもぐといただいたりすると、すごく、「しみるなあ」としみじみと感じます。

 そんな空間で食べるご飯をぼくは勝手に「しみるメシ」って読んでいます。乾いた人間が人の暖かさに満ちた空間に一歩踏み入れるとそれだけでしっとりと頭の中にしみていく瞬間、それを感じています。そしてその瞬間、とても僕は幸せです。

 だから、僕は、「しみるメシ」をぼくのためにどんどん探して、通って、しみていって、その料理人さんのどれだけしみるのかということをシェアする仕事を始めていきます。

 乞うご期待です。ぼくみたいな鬱々とした人間は今の社会に多いと聞いています。僕が救われる世界を僕が僕のためにつくります。だけど、せっかくなので他の人にもしみる感覚をおすそ分けしたいと思っています。僕の決意表明として今日はこの文章に返させてもらいます。

これから随時情報発信していくと思うので、よろしくお願いします。

#しみるメシ


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