70年生きても、知っていることなんて、ほんの少しだけ。知らないことばかり。

人は死ぬまで勉強だ、そんなことを言いたいわけではなく、知ることは基本、やっぱり楽しいよねってこと。

近所の大学のシニアチャレンジというものに通っています。4月から、週に1回、半年だけです。高齢者のための授業ではなく、大学のふつうの授業を学生の皆さんと一緒に聴講させてもらっています。

顔認識の技術をすこし学べるといいなと思って「コンピュータビジョン」というものを選んだところ、要点だけを教えてもらえればよかったのに、大学だからそうはいかず、基礎からの勉強となりました。

最初のうちは、趣味のカメラの知識も多少は役に立ち、あぁそれは知ってるということもありましたが、だんだんと難しくなってきて、聞いたこともないような用語ばかりに…。

今日の勉強は、フーリエ変換というものです。どんな信号も、そして画像も、波の集まりに表現し直すことができるんだそうです。

右は、いくら目を凝らしても、朝顔には見えませんよね（笑）。

配布されたPythonのプログラムを使って変換しましたが、やり方はわかっても、意味は理解できていません。この画像処理の技術は、いったいどんな場面で、どんなことに利用されているのかすら分かりません。

シニアチャレンジが終了すれば、すっかり忘れてしまうでしょう（笑）。でも、生きている限り、知らないことを知るのは、楽しいものです。

今日のトップ画像は、お世話になっている大学のそばにある神社の境内にあった庚申塔です。