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子どもの言いまつがいには〇〇するな

ドライヤーのマイナスイオンのON/OFFスイッチ絶対にいらないなと思ってるおおきな木です。#自爆スイッチの方がまだわかる

ところで子どもとのおしゃべりって楽しいですよね。

特に3.4歳とかだと、語彙がすごい増えて、感じたこと思ったこと、体験したこと、出来事全てを嬉しそうに教えてくれます。
#控えめに言って最高

そして言い間違いとか、言ってることがおかしかったり、一生懸命に喋る姿が見られ、ますます最高です。
#にやにや

そんな時期によく見かけるのが、親や保育者が熱心に間違い探しをして、それを伝えること。

言い間違いとか、そのまま覚えると困るから、正しい使い方を伝えるのは大事だよね。

そんな思いだと思います。


ですがこれ、危険です。

今これを読んでいる皆さんは、言い間違いとか、おかしな言葉遣いで相手に物事を伝えられないとか、そんなことは少ないと思います。


ですが

もしも皆さんが周りの人にこう言われたらどうでしょう。

「ちゃんと目見て話して。ふらふらしない。手は横。背中伸ばして、ボソボソ言わない。滑舌が悪い、結論から話して。これが違う、あれも違う」

そんなこと言われて次もたくさんお話ししたい!!!」

と思う方はほとんどいないんじゃないですか?

これは子どもも同じです。

ひとつひとつ指摘されていたらうんざりします。間違えることが嫌で話すことをやめるでしょう。

すると話す経験が減少し、言葉の数や、話をまとめる力、伝える力、その他諸々が育たないでしょう。

そして周りの人が成長していく中で、自分のダメさがより際立ってさらに消極的になる。

そう。ネガティブループです。

発達の視点から説明します。

1.2歳の頃は大人の言葉を真似することでコミュニケーションを取ります。

#チョーダイ #カシテ。

そして3.4歳くらいになると、今までの蓄積した言葉を組み合わせ、自分の思いをより具体的に伝えていくわけです。

つまり、言い間違いが増えてきたということは、次の段階に入って新たな挑戦をしていると言えます。

その挑戦を挫かれたらもう2度と挑戦しません。


むしろ言い間違いがないということは、
まだ模倣の段階にいるということです。

言い間違いは相手に伝わらないという経験を経て、自分で工夫していきます。

もちろんその相手に「チガウヨ」と言われることもあるでしょう。
そこで気づいて自分で直していきます。

なので親や保育者は思う存分に挑戦ができる「環境」として見守ってあげてほしいです。


言い間違いをする期間は長くありません。

思う存分受け入れて可愛いなあとたくさん聞いて抱きしめてあげてください。

「子どもの言いまつがいには、
      いちいち指摘するな」でした。

ではまた!

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