久方ぶりのシタタメ、
空に透けてる高圧配電線たちが微睡むまでの朝におはようございます。

「お風呂」

ここしばらくはどうしたって湯船に浮かんだアヒルちゃん、迷惑かけたくないだ自分のせいだの跳ね返り・トライアンドエラーの日々で、ママとの約束を十何年ぶりに破っちゃう最悪にかけるまで、でした。

いつぶりなんだろうとか指折り折り、14のソレが暗い部屋でずっと泣いて眠れもしない毎日をただ繰り返し流していくだけ
浮かんだ飽きるチャンスとリセットのエラーアンドエラー、ぬるま湯で落とした後にふかふかタオルが欲しかったり。

ただしく嫌うことを嫌った嫌いなワタシのひたひたの足先、ふやけてくちゃくちゃになるまでそのままでとかそういうことなんです。

じんわりと熱が上がるなんちゃって足湯の中、茹だる頃にアヒルちゃんを見守るしかできない、結局はワタシのままなんです。

「フルコース」

嫌嫌のソースがけ〜眠れなくなるまで〜で始まるフルコースよろしくなやっとの思いの"だいきらい"
触れたくなくて遠ざけた機嫌取りだって、仕方無いのオーダーの音からゆっくりの冷製スープへのスムーズな提供といったところです。
味がしなくなるほどずっとずっと噛み締めても舌上で調子に乗った踊りを感じとるなんて、いい加減シェフごと切りたくなっちゃってまた自己嫌悪へ！

ワガママなのも最低なのもすべては14をループしたワタシのせいで、嫌が好を上回る表面張力ギリギリのワインなんて見たことない、"運がなかった今日"で済ませておきたいな。

もう、終わりがいいな。
思いたくないし感じたくないし言いたくないし。
口汚い言葉は鏡に映って自分を貫くから 脳内占めてぱんぱんに埋め尽くすのに、出したくないし。
もう、終わらせたいな。
 

「終わりに」

アヒルちゃん、シルバーでゆっくりと一口大にとかどう？って提案が欲しいなんていつまでも夢見がち乙女でやらしてもろてます。
期待して傷つくのは勝手にこちら次第、なんにも悪くない誰も悪くない。それだけは本当です。誠！

今日も嫌いを含んだ世界がすやすやり 独り寝られないままに。ぜんぶが無駄に感じられる惨めが今日はありませんように。
微睡まないけど空に透けてく澱・ちゅーなんちゃっての朝に、おはようございます。

おわり