コロナ禍により在宅勤務になって2年が経ちました。

CMのプランナーは山にいようが海にいようが企画さえ出してくれればどこにいてもいいので、週5完全在宅勤務となり引きこもりと化しました。

人は人と会話をしなくなると音の出し方を忘れます。

久しぶりに会社の人間と話した時、「なんかハトみたい」と言われてからいよいよ発音の仕方が分からなくなり、ボイトレのチラシを手に取りました。

同時に脳の容量がウォーターゲーム（ボタン押して水の力で輪投げするファミレスとかで売ってるオモチャ）程に落ちてしまったので、基本愛想笑いしか出来なくなり「笑うハト」に成り果ててしまいました。

広告の仕事は皆で意見を出し合い作り上げていく物なので、チームワークが重要です。

勿論ハトがチームにいては困ります。

議論がヒートアップしてる最中ハトが鳴いたらどうなるでしょうか。今まで出してきた案が全てゴミに見え始め、CDは失明し、その空間ごと亜宇宙に飛ばされるでしょう。

そんな最悪な事態を避ける為になるべく目が合わないように天井の隅を見つめ、意見を問われた時は「いいですね」の二つ返事で事なきを得ます。

本来はハローワークにお世話になるべき人間なのですが、1000回に1回褒められるのでまだ生きてていいかと思いないがらヌルヌルやっています。

にんにく卵黄のCMが頭から離れない