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就活オススメ本 『ビジョナリーカンパニー ジェームズ・C・コリンズ/ジェリー・I・ポラス』


『ビジョナリーカンパニー ジェームズ・C・コリンズ/ジェリー・I・ポラス 訳:山岡洋一 日経BP出版センター』


本日も就活オススメ本を紹介します!


ドラッガーさんに並ぶ研究者、コンサルタントですね。ドラッガーさんの本をそのまま訳してあるものは難しくて断念する方もいますが、これはすごく読みやすいです。


就活生にオススメです。


本のタイトルでもあるビジョナリーカンパニーとは、
1.その業界で卓越した企業である
2.見識のある経営者や企業幹部の間で、広く尊敬されている
3.私たちの暮らす社会に消えることのない足跡を残している
4.最高経営責任者が世代交代している
5.当初の主力商品、サービスがライフサイクルを超えて繁栄している
6.設立後50年を超えている


これらを基準にアメリカ内の企業で18社に絞り、それぞれの会社を他の大企業と比較しながら、ビジョナリーカンパニーにだけある共通項を研究した本。


第1章 最高の中の最高
調査の内容や、やり方。一般的な大企業の成功のイメージの払拭。の章。

第2章 時を告げるのではなく、時計を作る
すごい商品、アイデアや、偉大なカリスマ経営者がいるからビジョナリーカンパニーになれるということではないという。

第3章 利益を超えて
理念の追求か、利益かのどっちかではなく、両方だと。ORの抑制ではなく、ANDの才能というのが紹介されています。

第4章 基本理念を維持し、進歩を促す
基本理念の重要性を改めて感じる章。

第5章 社運をかけた大胆な目標
BHAGといわれる大胆な目標がいると。そしてそれにもたくさん条件があるみたいです。

第6章 カルトような文化
いい意味でカルト的で、全社員に理念が行き渡り、制度に繁栄されているのが良いと。

第7章 大量のものを試して、うまくいったものを残す
言葉通りの章。

第8章 生え抜きの経営陣
社外の人がイノベーション生むのではなく、育て上げた社員が変革をもたらす。

第9章 決して満足しない
動機付けする仕組み。

第10章 始まりの終わり
一貫性をすべてに持たせ、そして頑張れよと。


簡単にまとめましたが、すべての章にビジョナリーカンパニーの例がかかれていて、すべての章がもちろん細かいです。


実際にここから影響を受けている会社や社長がいるので、あーあの会社のあれはこれね。うんうん。となります。


そうなることが、就活生にオススメである理由!

経営者や起業家向けに書かれていますが、自分の会社と比較しながら読むと面白いと思います。


ぜひ。
大島良介。

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