Horsegirlの新曲もナイス。

アートスクールの仲間たちでしょうか。といった地元シカゴで撮られたヴィデオもまさに求める通りで素晴らしい。アルバムは6月の第1週の金曜日3日発売。ゲゲッ、まだまだ先と思いきやあっという間に2週間後ということで諸々準備が遅れてしまった。

じゃじゃじゃーん、帯＋特別インナーシート＋ピンク・ヴァイナルなBIG LOVEエクスクリューシブな日本特別仕様盤。限定150枚。枚数的にはさすがに私でももっといっても良い気がするのですが単純に供給量が今回は150枚しかなかったためです。私のせいではありません。

転売ヤーさんに関しては優先はせずとも否定はしないある意味必要悪と思う部分があります。たとえば以前販売したWet Legの場合を調べてみるとメルカリでは6枚販売（14,000〜20,000円にて全て落札）。ヤフオクでは1枚（12,800円にて落札）。やはり今はメルカリがメインなんですね。海外向けのDiscogsでは日本からの販売は今のところないようです。海外への販売もしていますがそちらはだいたい転売ヤーの方々が購入されます。海外の人は普通に「おれセラーだから売ってくれ」と言ってくるほどなのでウチに限らず輸入盤の限定盤の半分くらいは転売目的の購入じゃないでしょうか。

同じ住所に2点購入や住所が違えど同じクレジットカードを使用したり、最近は実家の住所を使用したり、そのように転売ヤーの方は条件を掻い潜ってでも購入しようとされるますが、海外のセラーに慣れているこちらとしては正直そこまでして欲しいならといった感じです。そもそも通販は履歴を見れば一目瞭然だし店頭に関してもいつもその時だけならばどちらにしても簡単に彼らを認識できます。逆に転売ヤーの方々の方がめちゃ意識してくるのが困るくらい。

Wet Legに関しても明らかな転売目的は日本で7件、海外で4件と思えば限定数の約4.4%。E-bayはDiscogsの販売価格を確認し倍の値段をつけ出品している場合が多いのでカウントはなしで（そういえば日本でもディスクユニオンで値段をチェックしその倍の価格でDiscogsに出品し売れたら買いに行くという凄技を使っている転売ヤーがいるらしいですが、私ならもう普通に働く（笑））。つまりBIG LOVEで販売される限定盤は転売ヤーに買われちゃってると思われがちですが、それはBIG LOVEは予約を行わないため１日とかで完売してしまうイメージがあるからと思われます。実際転売を生業にする方にとっては（生業まではみんななってないと思いますが）予約がある方が圧倒的に楽に決まってるしその場合ウチの数倍は転売目的の購入に充てられているはず。よって皆様、ご安心ください（？）

Horsegirlのアルバムは別のパープル・カラー盤も存在しています。そちらはぜひ他店様にてご購入ください！BIG LOVEにはあとからの入荷はあるかもですがその前に売り切れてしまって入荷しない可能性大です。住み分けは非常に大事です。

アイルランドのSOAKはデビューの時から好きで、それはジェンダー云々関係なくて、だけど2019年2ndの時はいまいち印象なくて（ただ再生回数を見ると2ndもかなりのヒットだったぽい）だったのですが、3年ぶりの3rdアルバムとなる本作はいきなり楽曲の向上ぷりがハンパなくてびっくり。このコロナ過で曲作りがよりうまくなった人が結構多い気がするのだけど。Kevin Morbyのアルバムとかもめちゃ良くてびっくり。

KEVIN MORBY 'THIS IS A PHOTOGRAPH -LTD. NUGGET VINYL-' LP

SOAKがなぜ好きかというとSOAKが好きと言っても格好がつかないからです。好きと言って格好がつく音楽はみんな好きだから仲間を増やしたい時以外好きなんて言う必要ないし、それより格好つかない音楽を好きと言う人の方が面白いし、だからいつも興味を持つのはそういう人で仲間になるならそっちかな。

特に気づかれなさそうなアレンジもかなり変。15歳の時にBBCでデビューし史上最年少でMercury Prizeにノミネート。それからのプレッシャーはハンパなかっただろうけどそれから10年でまだ25歳。充実期といえる今に発表される3rdアルバム、楽しみです。

そしてじゃじゃじゃーん、その２。わたしの好き加減が伝わったのかおねだりなどしていないのにこちら手前のリリックと写真などが載ったZineを送ってくれました。ありがとうございます。明日をお楽しみに。