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(C13) 人生100年時代で求められる人材像-2 by カオナビ (2019.6.11)より抜粋加筆しました。

⑷ 人生100年時代の「働き方」
リンダ・グラットン教授は、
新ステージが誕生し、労働市場に存在する職種が大幅に入れ替えられる可能性があると説いています。


『LIFE SHIFT』では、2つに要点を絞って考察します。

① 従来の「教育」「仕事」「引退」の3段階のライフコース

「人が100年も健康に生きる社会が到来する時、
従来の3つの人生ステージモデルは大きく変質します。


従来の人生ステージでは以下に区分して考えていました。
ⓐ25歳前後までのステージ →教育を受ける期間
ⓑ25歳から60歳までのステージ →仕事をする期間
ⓒ60歳以降のステージ →定年(引退して余生を過ごす期間)


年齢で区切られた人生のステージは、
次のステージに行けば後戻りができない一方通行の道しか用意されていません。

一方通行の道(ステージ)は、
人生100年時代を迎えて大きく変革する必要性に迫られたのです。


②人生100年時代で新たに誕生した人生のステージは以下の3つです。

ⓐExplorer →自分の生き方に関して考える時期、知識やスキルの再取得(学び直しなど)

ⓑIndependent producer →組織に雇われず、独立した立場で生産的な活動に携わる人(フリーランスなど)

ⓒPortfolio worker →異なる活動を同時並行で行う
((例)週3仕事、週1ボランティアなど)

これらは、個人の状況、必要に応じてそれぞれのタイミングで自由に行き来ができる関係性を持っています。


⑸ 人生100年時代の新しい働き方を考えた場合、
人生100年時代は、
「引退」も含めその時々で「教育」と「仕事」が絡み合い、
それぞれのステージを自由に行き来できるマルチステージの人生プランが必要になるのです。


以下が必要不可欠な土台となります。
①自らの主体性を持ってキャリア開発に取り組むキャリア・オーナーシップ
②「成果」を出すマインド
③そのための一般常識を含めた社会人基礎力


⑹ 人生100年時代で求められる人材像

人生100年時代に必要となるものは3つあります。
①教育
②多様な働き方
③無形資産


⑺ 100年時代を生き抜くには、
「社会人基礎力」が必要だといわれています。

社会人基礎力は、
職場や地域社会で多くの人と関わり合いを持つ中で身につく能力です。


働きながら生涯を通じて学び直す姿勢、
いわゆるリカレント教育を意識して、個人個人が自分の100年ライフを構築する必要があります。

※リカレント教育とは、
生涯にわたって教育と就労を交互に行うことを勧める教育システム。


人は、自分から変化することが苦手です。

働きながら生涯を通じて学び直すということは、
積極的に自分を変えていく強い意志を持つ必要があります。

https://www.kaonavi.jp/dictionary/jinsei100nen/

私は上海在住11年目。 2020年2月、在中国日系企業を対象とする、 「⺟国語で現場情報を引き出す、社内コミュニケーションツール」 を無料リリースしました。 コラボしたい方、ぜひお待ちしております。 bigluck777r7@yahoo.co.jp