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(B65) 業務負荷削減の先にある「戦略人事」の事例紹介【エイベックス】 by ビズリーチ (2019.6.17)より抜粋加筆しました。

⑴ 企業の人材獲得競争が激しさを増しています。

新卒採用は過渡期にあるため本格化の時期は常に流動的で、採用のチャネルもまた急速に多様化しています。

以下が現状。
①人事・採用担当者のオペレーション業務は増大
②長期的な戦略立案に時間や人的リソースが割けない


⑵ HRテック活用でもたらされた成果とは?

エイベックスは、2018年2月にHRテックの「HRMOS採用」の導入。

その結果、以下を実現しました。
①ノンコア業務の削減
②「戦略人事」というコア業務に、時間を割くことができるようになりました


⑶ HRMOS採用でこれほど効果が出るとは

「正直、期待を大きく上回るものでした」
そう話すのはエイベックス人事総務本部の北原鮎子氏。


「導入前まで使用していたシステムをうまく利用できていなかったこともあり、管理ツールが複数にまたがっていました。

採用オペレーションは、煩雑でいつ事故が起きてもおかしくない状態でした。


導入したHRMOS採用であれば、応募から内定まですべてオンライン上で完結します。
①データは応募者ごとに管理
②面接の評価も直接入力可能
③口頭で話していた事を人事が文字起こしして別途連絡しない
④評価を関係者に一括で共有することが可能

採用管理システムは以下が大きな決め手となりました。
①実際に使用している他社やエージェントの評判
②誰もが使いやすいインターフェース/デザイン


効果はすぐに現れました。
オペレーションにかかる業務負荷は4割以上削減されたといいます。

「本来、時間を割きたかった、“新しくやるべきことを考える時間”を持てたのが一番の効果です」
(北原氏)


人事グループ管理本部の木村絵美氏によると、
「HRMOS採用で応募者データを管理するようになってからは、
①いつ、誰の面接があるのか
②どの経路の応募か
③上記の情報がカレンダーとも連携されている
④共有漏れがなくなりました

PCを開けばすべて把握できるというのは本当に便利です。」


応募者への連絡は以下です。
⑤選考の進捗管理と合わせて管理画面から行うことができる
⑥メールのやりとりも応募者データに紐付け記録される


「評価コメントの共有によって面接の判断材料が増えたことも非常に有効です。

今では執行役員が
『前回、誰が面接してどんな評価を付けたのか』など、
積極的に見てくれるようになりました」
(木村氏)


北原氏は今後の人事戦略について、さらなる手を打っていくといいます。
「今後は採用ブランドを強化することで、
今まで届かなかった優秀層にもアプローチしていきたいと考えています」


40%の削減はスゴいです。
現在の人事採用業務は、人的作業だけでやりくりする段階を超えているように感じます。

https://toyokeizai.net/articles/-/283729

私は上海在住11年目。 2020年2月、在中国日系企業を対象とする、 「⺟国語で現場情報を引き出す、社内コミュニケーションツール」 を無料リリースしました。 コラボしたい方、ぜひお待ちしております。 bigluck777r7@yahoo.co.jp