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(B59) 働き方改革を実現するIT活用とは-1 by ビジネスプロセス改革推進室 (2019.2.23)より抜粋加筆しました。

働き方改革を実現するためのIT活用についてご紹介します。

⑴ 働き方改革の目的とは?
働き方改革は、
日本の少子高齢化や労働人口減少という社会構造の変化に対応し、経済成長を持続するための大きな取り組みです。

多様な事情をもつ従業員一人ひとりに適した働き方を受け入れることで、これまでは育児や介護、その他の家庭の事情などによって退職を余儀なくされていた人たちを活用し、社会全体の労働力の維持と生産性の向上を目的とします。


一方で、企業や組織のレベルでは、より具体的なビジネス上の課題を解決することを目的とします。
ⓐより優秀な人材の確保する
ⓑより少ない人数でより多くの業務量をこなす
ⓒグローバル化によってより多様な人材を受け入れる


これらの目的を達成するためには、単なる制度改革だけでは実現は難しいといえるでしょう。

以下の2つは異なることのようで、根底ではつながっている課題です。
①労働生産性を高めて競争優位性を確保する
②より付加価値の高い仕事を提供することで、優秀な人材を惹きつける


より効率的な業務を組立て、人は単純作業から付加価値の高い仕事にシフトしてゆくことが共通した解であり、その実現にはITの活用が必須なのです。


⑵ 働き方改革に効果のある主要なITソリューションの特徴をご紹介します。

①ERP
ERPはビジネスに不可欠な業務アプリケーションを統合したITです。

顧客管理、営業支援、財務会計、生産管理など、
製品によって10種類以上の業務アプリケーションを統合したものもあります。

ERPを導入するメリットは「全社最適化」です。
これは、相互連携の取れた業務アプリケーションがデータベースを取り囲むことで、
今まで発生していた二重作業を排除したり、部門同士の連携力を高めて業務効率を高めることを意味します。


②グループウェア
グループウェアは組織のコミュニケーション力を高めるためのITです。

働き方改革の柱の一つは「場所に依存しない働き方」です。
在宅勤務に代表されるように、オフィスに出社しなくても仕事ができる環境は、まさに働き方の多様性の象徴的なポイントです。

物理的に離れた人同士を結び付けるのがグループウェアであり、コミュニケーションや情報共有の機能を提供します。

ビジネスメール、ファイル共有スペース、オフィスアプリケーション、チャットツールといった機能を中心に提供しております。


在上海日系企業に求められるIT力は以下。
①定型作業の時間削減
②個人スキルに頼らないチームワーク力の向上
③見える化


従って、個人的には以下のようなものを望んでいます。
ⓐワークフローが見直せて、作業効率化ができる最適化ツール
ⓑチームコラボレーションができるコミュニケーションツール
ⓒ探す手間が省ける一元管理と一覧表示ツール

https://www.bpm-portal.jp/blog/effective-use-of-it-tools

私は上海在住11年目。 2020年2月、在中国日系企業を対象とする、 「⺟国語で現場情報を引き出す、社内コミュニケーションツール」 を無料リリースしました。 コラボしたい方、ぜひお待ちしております。 bigluck777r7@yahoo.co.jp