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(B60) 働き方改革のもう一つの柱が労働時間の削減-2 by ビジネスプロセス改革推進室 (2019.2.23)より抜粋加筆しました。

⑶RPA
働き方改革のもう一つの柱が「労働時間の削減」です。

そのための注目ツールが、
RPA (Robotic Process Automation)です。

これは、多くの従業員が時間を割いている単純なPCの事務処理などを、ユーザーが開発したロボットによって自動化し効率化するものです。


RPAの特長は以下です。
「低コストで高い業務効率化効果をもたらす」

導入コストは、一般的にかなり安価であり、かつ休む必要もなく、またミスなく働いてくれます。

RPAは、単純作業を自動化してくれるため、
人はより付加価値の高い創造性や高度な判断が必要な仕事に専念できるようになります。

これは以下の効果も期待できます。
①単純に個々の作業時間=労働時間を削減する
②高付加価値の仕事にシフトすることで
従業員のモチベーションを高め、離職を防ぐ


⑷ ビジネスプロセス管理ツール
実際、多くの企業では様々なシステムやツールを段階的に導入しています。

これにより、個別業務には最適化されていても、
プロセスを横断的に見た場合には、非効率になっていることが頻繁に起こります。
このような場合、ビジネスプロセス管理ツールが貢献します。


例えば、アプリケーションを横断してワークフローを構築しなければならない場合は、複数のシステムをデータがバケツリレーのように連携して処理が行われている場合など、
ビジネスプロセスを統合的に管理できるプラットホームを利用することでシステム化が容易になります。


⑸どれくらい労働生産性が向上するか?
現在、ビジネスプロセスを改善するツールを活用した生産性向上の事例は着々と増えています。

例えば、大手銀行では年間8,000時間の作業量削減に成功したなど、大規模な成功事例もあります。

中小企業でも、年間1,000時間以上の作業量短縮も難しくありません。

ある業務プロセスの主な内容は以下です。
①貸出記録台帳から貸出IDをコピー
②端末管理DBのステータスを「返却済み」に更新
③貸出記録台帳に返却日を記録

従来は手作業で行っていた上記の作業を
RPAで完全自動化することで、
年間1,200時間もの作業量削減に成功しました。


一昔前は何億円、何十億円のコストと多大な期間をかけて、ERPのようなエンタープライズ型をIT構築していました。

テクノロジーの進化のおかげで、以下に変わりつつあります。
①アプリ化、クラウド化でスマホによる運用が可能
②ミニプログラムで、安価で短期間のIT構築が可能

身近にITの運用構築できるようになりました。

これからは以下の使い分けです。
ⓐPC画面上で見ることができる程度までの場合には、
Excel
ⓑそれ以上の人的作業でできない場合には、
クラウド型データベース

https://www.bpm-portal.jp/blog/effective-use-of-it-tools

私は上海在住11年目。 2020年2月、在中国日系企業を対象とする、 「⺟国語で現場情報を引き出す、社内コミュニケーションツール」 を無料リリースしました。 コラボしたい方、ぜひお待ちしております。 bigluck777r7@yahoo.co.jp