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(C73) メールやSNSの返事が遅いビジネスマンは「絶滅」する理由-1 (2019.7.17) by 菊原智明 より抜粋加筆しました。

⑴ 仕事の依頼や問い合わせに対するレスポンスが早い人が増えています。

一方、「メールの返事が数日後」という人も今だに少なくありません。

レスポンスが遅い人は、
今後、変化の激しいビジネスの世界で生き残れない可能性が高い。


⑵ 考えてみれば、ほんの少し前までは、
メールを送って2日間返事を待つなんてこともよくありました。

しかし気がつけば、そういったのんびりしたやり取りは少なくなっています。
世間は格段にスピードアップしているのです。


⑶ 私の仲間でごくわずかだが、
「SNSなんて使わない方がいい」とかたくなに利用していない人かいます。
その人たちはレスポンスが悪い。

SNSのグループに入っていないので、個別で連絡を取らなくてはなりません。
だから、どうしても面倒になってしまいます。
何かをする際も《彼は今度でいいか》とスルーしてしまいます。

これは、怖いことだと思います。


5回が4回、4回が3回、3回が2回……。
ジワジワとコミュニケーションを取る回数が減っていき、疎遠になっていきます。
こうして取り残され、孤立していく……。


⑷ これは仕事でもいえます。
今は仕事依頼の8割はメッセンジャー、チャットワーク、LINEになっています。
メールはまだ利用しているが、直接電話での依頼はほぼありません。

ツールの変化に伴い、仕事のスピードは加速しました。


⑸ デジタルツールの利用は「好き嫌いの問題」ではない

これからは、ますますスピードアップしていくでしょう。
この変化についていけない人たちは、時代に取り残されていくに違いありません。

今や、デジタルツールの利用は「好き嫌いの問題」ではない。
これからは仕事をする上で必須のアイテムになります。


⑹ ツールが進化した以上、使っている人間側も「進化」する必要があります。

私が今、仕事をさせていただいている人たちはレスポンスがとにかく早い。
チャットワークなどでメッセージを送れば、“10~30分くらい”で返信があります。

こういった人との仕事のやり取りは、サクサク進んで非常に気持ちが良い。


時々“返信が2日後”という人と仕事をすると非常に遅く感じます。
こうなると、仕事ができても他の人に頼もうと思ってしまいます。

こうして、ジワジワと依頼が減っていくのです。


文句を言葉にして言うのではなく、
「言ってもしょうがない」ということで、
何も語らずに関係を疎遠にしてしまうこと。
これを、「サイレントクレーム」と呼びます。

日本人はこの傾向があります。
だから時代に合わせた、相手に合わせたコミュニケーション方法を常に取得していく必要があります。


ホリエモンや古市憲寿氏などは電話は自分の時間を奪うものということで、電話でコミュニケーションをする人とは付き合わない、と公言しています。

私は上海在住11年目。 2020年2月、在中国日系企業を対象とする、 「⺟国語で現場情報を引き出す、社内コミュニケーションツール」 を無料リリースしました。 コラボしたい方、ぜひお待ちしております。 bigluck777r7@yahoo.co.jp