国会のコピー

<タクドラ日記>雨のゴールデンウィーク中日(なかび)にはタクドラの営業収入を上げる方法を考えてみる

 No.0009

 2014年4月30日 

  ウチの会社では、全く同じ条件で出庫して帰庫してくる間に営業収入が2万円台の人から8万円台に達成する人までかなりの差ができてしまう。どこの会社でもそうであるようにできる人とできない人は競争社会の中で必ずでてきてしまいますね。

 アットランダムに道路に出没するタクシーのお客さん、そして偶然そこに通りかかるタクシー。条件が全く同じにも関わらず、何故差ができてしまうのか。 

 会社の成績表をチェックしてみると、おおよそ2万円台のグループ、3万円台のグループ、4万円台のグループ、5万円台のグループ、6万円台のグループ、7万円代のグループ、8万円台のグループは、1ヶ月を締めてみると大体同じメンバーがそれぞれのグループに帰属するようになる。

 全く同じ条件なのに何故なのだろうか?

 一番考えられる理由としては、どんな成功本にも書いてあるように目的意識の違いが考えられるだろうと思う。 何事も目的意識が明確であるかないかによって付いてくる結果は違ってくるというのは皆さんも人生経験に応じてご理解頂けると思う。 

 2万円のグループの人は年金があるからオレはそんなに稼がなくていいや、下手に稼ぐと年金額が減っちゃうしという人もいるだろし、元々そんなにやる気がないという人もいる。2万円ぐらいでよいというターゲートなのでそれに達すると仕事を終えてしまう。 

一方6〜8万円の上位グループは、最初から目標設定が違うから朝から深夜まで効率的に必死に働こうとする。そして自分の持ち時間をフルに使って目標を達成するまで諦めない粘り強い気持ちを持っている。 

 では、真面目に働く4万5万のグループが何故6万以上の営業収入を得られないのか? これは熟練度、即ち、ゲームで言えば経験値がまだ足りないからと言えるだろう。 

 もうちょっとこれを深く検証する為に、僕は次のような分類を試みてみた。  

まず、1時間当たりに1000人以上のお客さんが出没するエリアをAエリアとする。そんな区分けでAからGまで地域ごとに分類する。実際に何件出没したかなんてのは個人の調査能力では無理なのでこれは感性でいい。Aエリアは六本木、渋谷、新宿歌舞伎町とか、Bエリアは恵比寿、広尾、西麻布とか適当に自分で分類する。 

 次に需給バランスを考えなくてはならない。お客さん1000人の出没に対して供給側のタクシーは上回っているのかどうか。下回っている場合をmajorとし上回っている場合はminorとする。供給側が上回っているとお客さんをなかなか捕まえられず気分的にマイナーになっちゃうからね。そして需給バランスがフラットな場合は♭と表示する。これらを上記のエリアのA~Gに対して2桁目に振っていく。 

そして、3桁目にこの地域に対して自分の力量がどのくらいあるかどうかを数字で判断する。3は熟練度が低く、5は普通、7は熟練度が高い地域である。その地域の地理をよく知っているかどうかである。 

 こうして3桁でそれぞれの地域を評価していくと、 例えば、六本木の午前中はエリアとしては、Cぐらいだが夕方はBとなり深夜はAとなる。それに対して需給バランスは、午前中はC majorとなり、午後はB♭になり、深夜はA minorになる。熟練度は7とすると、六本木は午前中C major7th、午後はB minor7th,、深夜はA major7th となる。 このような評価を地域毎に与えていく。そしてドライバーはこの評価地点をどのように通過していくかによって売上げが変わってくる。

即ち、常にAに近いmajor7thポイントをできるだけ多く通過すれば自然に多くお客さんをGetできる仕組みとなる。即ち、 

 上位者 CM7-CM7-BM7-CM5-BM7-AM7-Am7-AM5-A♭7-AM7 

下位者 GM7--------------Gm7-----------------Dm7--------------Am7    

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