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ヒダカ - ローレンス・ハッキングの場合 「情熱を共有すること」 No.248より


ENDURO IN JAPAN - LAWRENCE HACKING

ローレンス・ハッキング
カナダのモーターサイクルジャーナリスト。ISDEにはカナダ代表チームでの出場も含めて何度もシルバーメダルを受ける。カナダ人初のパリダカ完走者でもあるベテラン。ENDURO GPカナダ大会を2年続けて主催した経験を持つ「エンデューロマン」だ

Image : Satoru Ii

モーターサイクルの醍醐味

 2016年に初めて参加して以来、3度目のHTDEになりました。毎回感じることですが、ここを走ると改めて、エンデューロはモーターサイクルのすべてを楽しむ方法として最も優れているということです。ここで言うエンデューロとは、ISDEのように、タイムチェックがあり、スペシャルテストがあり、パルクフェルメがある形式のことで、HTDEもそれに当てはまります。
 モーターサイクルで走ることができるあらゆるシチュエーションがあり、リラックスして走るトレイルがあり、スピードの限界を試すスペシャルテストがあります。モーターサイクルを整備することを楽しみ、同じ情熱を持った仲間たちと長くて豊かな時間を共有できます。


ビバーク大阪が用意したGASGAS EC250Fでウッズのハンドリングを楽しむ


父娘での出場

 今回は、娘のミアと一緒に日本へのトリップと、エンデューロをともに経験することができました。娘にとっては初めての日本です。日本の文化や習慣に触れることは、彼女にとってプラスになると考えていますが、こうして同じ情熱を共有する仲間とともに過ごすことは、ただの旅行では得られない特別な経験になったと思います。エンデューロに集まる人たちはフレンドリーで、同じように仲間との時間を大切にします。文化、習慣、または主義や信仰が違っても、同じ情熱を共有することができ、友人になれる。それを学ぶことができたと思います。


最大のリザルトは?

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1998年に創刊。世界のエンデューロ、ラリーのマニアックな情報をお届けしています。

BIGTANKマガジンは、年6回、偶数月に発行されるエンデューロとラリーの専門誌(印刷されたもの)です。このnoteでは、新号から主要な記…

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