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「月刊 美女読書」はじめます。

 今月から継続課金マガジンにて「月刊 美女読書」(月額600円)をはじめることにしました。内容は、以下のようなものを考えています。

・Webメディア、美女メディアの運営戦略
・「美女読書」コンテンツの編集後記
・写真や動画などのオリジナルコンテンツ

 現在、noteでは「吉田ももみ起業物語」というマガジンを更新していますが、それとは別に「美女読書」自体のメディア戦略や運営方針、その他オリジナルコンテンツを公開していきたいと思います。

 また、美女読書のサイト運営方針について、いくつか変更を加えることにしました。

■ターゲットについて

 美女読書のコンセプト「本で仕事を楽しくする」について、よりターゲットを明確にします。

 これまでは主に「20〜30代の男女向け」という(かなりざっくりとした)ターゲティングで運営してきましたが、実は立ち上げ当時から、もっとターゲットを絞り、読者の顔を明確にした方がよいと思っておりました。

 しかし、特定の層にだけに絞ってしまい、その他の層から「自分には関係のないメディア」と無視されてしまうのが怖くて、曖昧なままにしてきてしまったんですね。

 最近感じるのは、ターゲットを曖昧にしてしまった結果、どんな読者がサイトを閲覧してくれているのか、読者のペルソナについてメディア運営側自身がはっきりとイメージできていなかったということです。

 そのためどんな切り口の記事にするべきか迷ってしまい、筆が進まないという弊害も生まれていました。

■メディアのゴール設定

 メディアの運営方針について考え直そうと思ったのは、ちきりんさんの電子書籍『「Chikirinの日記」の育て方』を読んだことがきっかけです。

 ちきりんさんの本は美女読書でもいくつか取り上げており、本書も気になっていた一冊なのですが、私はずっと「本は紙」派だったため、電子書籍オンリーの本書を購入する気になれず、放置しておりました。

 しかしKindle Unlimitedに登録して以来、一気に電子書籍のメリットに魅了されてしまい、読み放題のラインナップに本書が入っているのを見つけたので、即ダウンロードしました。

 個人的にとくに参考になったのが「ゴールの設定」についてです。

 ちきりんさんは本格的にブログ運営を始めるにあたって、「Chikirinの日記」というサイトを価値あるメディアに育てる、ということをゴールに設定しました。ちきりんさんにとっての「価値あるメディア」とは、 「読者ができるだけ似通っているメディア、なんらかの共通点を以て、 読者が絞り込まれているメディア」という意味です。 

 雑誌でも単なる女性誌より、「30代前後で、おしゃれに関心が高い女性のための雑誌」や「30代で、子育て中の主婦のための雑誌」などと絞り込んだほうが売りやすいですよね。(中略)私が目指したいと考えたのも、やたらと読者が多いブログというよりは、 雑誌やCSの専門チャンネルのような“ 想定読者のプロフィールが、絞り込まれているブログ ”でした。

 平たく言うと、「読者のペルソナを明確にして、共通点をもつ人が集まるサイトに育てる」ことをゴールに設定したということです。

 この項を読んだとき、「美女読書」のゴール設定やターゲット設定がかなり曖昧なものであることを自覚し、軌道修正の必要性を感じました。

■ペルソナについて

 ペルソナの重要性については、「LINE・田端信太郎氏の『MEDIA MAKERS』に学ぶ!Webメディア運営の基本心得3つ!」でも紹介しています。

 「ペルソナ」とは実際のユーザーを、単なる定量的な属性データの共通項(性別、年齢、居住地など)からではなく、感性的、心理的な情報も含めてイメージできるように擬人化したものを言います。平たく言えば、ターゲットユーザーの「キャラ設定」です。--『MEDIA MAKERS』

 「ペルソナ」が明確にイメージできるメディアは、そこに広告を出すことによって「読者がどんな反応をして、どんな行動を起こしてくれるのか」が想像しやすくなるので、広告効果が予測しやすくなります。つまり広告が売りやすくなります。

 広告主に向けて語られる「読者ペルソナ」の設定が、広告主の脳内に呼び起こす「ああ、このメディアの読者は、ウチの製品のターゲットユーザーと近いな!」と言うシズル感が強ければ強いほど、広告メディアとして、単なる「クリックいくら?インプレッションいくら?」のコモディティ商売からの脱却も可能になりやすいと私は確信しています。--『MEDIA MAKERS』

 広告媒体としてのメディア価値を高めるためには、「ウチのメディアには、こういう読者がいるんですよ」ということが、明確に提案できることが重要だということです。

 ということで、「本で仕事を楽しくする」という大枠のコンセプトは変わりませんが、今後は「これからの働き方や、仕事の選び方に悩みを抱く20代の男女」向けに、働き方の選択肢を増やすためのビジネス書情報を発信していきたいと思います。

 具体的には、

・就職活動中の大学生(大手かベンチャーか迷っている)
・社会人になりたての新入社員(仕事で成果を上げられず悩んでいる)
・転職や独立を考える若手社員(今の会社で働き続けていいのか悩んでいる)
・フリーランスや起業家としての生き方を考える若者(野心はあるが少数派の道を選ぶことに不安がある)

 といった方に向けて、「これからの働き方」を考えるヒントを得るためのメディアにしていきたいと思います。

 今後はインターネット配信での読み聞かせ番組なども企画していますので、ご期待ください。

■ちきりん本の紹介記事

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【ちきりん】老後のために今を我慢する働き方は辞めて”市場から稼ぐ力”を磨こう!

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レポートも論文もコピペは卒業!「自分の頭で考える」ってどういうこと?

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市場での自分の売り方、わかりますか? マーケット感覚を磨く5つの方法

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