僕がPolcaを始めた理由

皆さまはじめまして。黒田響と申します。

先日僕はフレンドファンディングサービス「Polca」にて、自身の会社設立の資金を募る企画を立ち上げました。すでに何名かの方にご支援いただいたこと感謝します!ありがとうございました。

僕のpolcaはこちら↓

https://polca.jp/projects/GgXAQ25aa27 *ブラウザで開いていただけるとうまく出ます。

しかし。

先日、色々考えた末に一度しっかり我々の活動についてお話をしなければと思いましたので今回この文章を書かせていただきました。少し長くなりますが、お付き合いいただければ嬉しいです。

さて、僕がなぜPolcaを始めたのか。それはズバリ「会社が作りたいから」です。

なんだか子どもの夢みたいですが、今の社会と自分の将来について真剣に考えた結果、このような結論になりました。

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そしてそれはどんな会社なのか。

ズバリ「ライフスタイルをつくる会社」です。

つまり「世の中にある様々な道具をより良いものにし、それを使ってすべての人に新しいライフタイルを提案する」

ということです。

現在はその第一歩として、

子ども用の靴を製作し、簡単に利用できるカスタムオーダーの仕組みを作ることで、

発育期にあるお子さんの足をしっかりと育て、健やかな体を作るお手伝いをしようと考えております。

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もちろん始めからこんなことを考えていたわけではありません。

僕自身、数年前はどこにでもいる大学生の一人でしたから(笑)

次はこのような計画が出来た経緯についても説明していこうと思います。

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僕は小さな頃から物を作るのが大好きで、よく「セルフわくわくさん」をしているような子どもでした。

北海道に生まれ育ち、大自然の中ですくすく育った僕は大学生になったころ、バイト先である疑問にぶつかります。

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当時は関西の大学で人の運動について学んでおり、運動用具に興味を持っていました。

ある時、スポーツ店でアルバイトを始めたのですが、そこでの活動は自分の想像とは少し違ったものでした…

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スポーツシューズの販売を担当していた僕は、お客さんが細かな点が気になって商品を買わないという問題に直面していました。

来店される多くの方の中には、かなり強い足の疲れや痛みを感じておられる方がいます。しかし、それを根本的に直そうと思ったとき、既成の商品では難しいことに気づきます。まして見た目なども考慮するとなおさら気に入ったものは難しくなります。


人は本来、小さな頃からきちんと体に歩く能力が備わっており、その上でそれを維持することで健やかに歩くことが出来ます。

しかし現在の多くの商品は「履いたときふわふわで快適なもの」が多く、それはあくまでも「歩く能力が低下したときの対処療法」でしかありません。(もちろん、そういうものが完全に不要なわけではありません。)


また面白いことに、接客の中で、小学生くらいのお子さんにシンプルな構造の靴を進めた結果、半年後には姿勢が大きく改善し、カラダの不調が少なくなったという事例にも出会います。

もちろん、高価な医療用の高機能インソールなども無しで、です。小さな子どもにはそんなものは不要だったのです。

僕の大学院時代の先生は古武術を学ばれた方だったのですが、その方も靴はシンプルなものが良いと仰っていました。人の体はすごい力を持っていて、本来道具によって助けることはほとんど要らないそうです。(古武術とは農作業や戦うときなど、生活の中で広く使われていた日本古来の体を効率よく使うテクニックのことです。)

昔の記録では下の写真のように、女の人が米俵5個、合計300キロの重さを背負っている写真が残っているそうです。このことからもわかるように、正しい体の使い方で人はこんなことも出来るのです。

このままではいつまでたっても「健康な足を持った人は作れない」

そんなことを考えるようになった僕は、いつしか「自分の理想とする靴が作りたい」と感じるようになります。

そしてそれを使って、一人でも健康な足を持ったお子さんを増やせるのではないか、そんなふうに考えていました...。

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このような学生生活を送った僕はいつしか、自身のブランドを作ることを考え始めました。

ただ、大学院を卒業しそれを実現するために就職なども考えましたが、時間的猶予が取れないことを考え、現在は派遣社員をする傍らで、休日に靴工場に行き話し合いを繰り返すという日々を送っています。

いまは工場の社長さんの温かいご支援の甲斐もあり、徐々に具体的なサンプルが出来上がっている段階です。もうしばらくしたら、皆様の手元にお届けできることができそうです。

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そんな矢先に知ったフレンドファンデディング「Polca」。

正直、思いつきと勢いで安易に応募してしまったことは否めません…

しかし人様から支援を受けることについて、大きな責任が伴うことも十分承知しています。


ただ、今後業務が活発になるなかで、人を雇用したり、よりよいチームを作ることは必須になって来るはずです。

その場合に「会社」の設立が必要不可欠になってきます。

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これらのことを踏まえ

「よし、その話のった!」という方。

大切なお子さんに、健やかに育ってほしい親御さん。

そんな方がおられましたら、ぜひ我々のご支援をお願いしたいです。

そしてこれからはじまる激動の時代を、皆さんと一緒に切り開きたいと思っております。

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最後になりますが、現在ご支援をいただいた方々、本当に感謝しております。

その中には、学生時代の恩師の先生や仲良くしてくれた後輩もいました。

そんな方々の支援を受けたとき、久しく味わっていなかった感動を感じるとこができました。

「こんな僕らを支援してくれる人がいるんだ…」という思いを胸に、これからも多くの課題がありますが、

夢の実現のため、励んでいこうと思います。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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2018年11月 2日 黒田響

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