【イベントレポート】暮らしの中にコミュニケーションを。~新しいライフスタイル“ソーシャルアパートメント”とは~

2019年3月20日、billage OSAKA内で株式会社グローバルエージェンツ主催「ソーシャルアパートメントでの暮らしとは?ミレニアル世代が選ぶ新しい一人暮らし」が開催されました。

本イベントでは新しい居住スタイル「ソーシャルアパートメント」とは何なのか、その実態とリアルな暮らしを、実際に住んでいる住民の方をお呼びしてざっくばらんに話を伺ったり、質問のセッションをしたりする、というイベントです。


まずは、ソーシャルアパートメントを運営提供している株式会社グローバルエージェンツさんの紹介からイベントはスタートしました。



文化創造企業~世の中に新しい価値を生み出し文化を創る~

今回司会を務めるのは同社の内山さん。関東でソーシャルアパートメントに魅せられて、実際に過去3棟のソーシャルアパートに6年以上住んだことがある、という経験をお持ちです。現在は営業担当としてグローバルエージェンツで働いています。

株式会社グローバルエージェンツについて

グローバルエージェンツのミッションは「文化創造企業~世の中に新しい価値を生み出し文化を創る~」です。一過性のブームではなく、文化として新しいライフスタイルのかたちを根付かせていくことが重要だと考えています。

事業のメインは隣人交流型賃貸マンション「ソーシャルアパートメント」。首都圏を中心に43棟2,400室展開しています。

さらに、「Live」「Stay」「Dine」「Work」「Wash」という5つの軸で事業を展開しており、それぞれの軸で人が集まる場を創出。人との出会いによって人生はより豊かになるであろうと、「人が集まる場づくり」をキーワードに事業に取り組んでいます。

最近では、ソーシャルアパートメントから派生した形で、新たにライフスタイルホテルを展開し始めました。現在沖縄から札幌まで全国に7棟展開しています。各拠点でそれぞれテーマを設けており、昨年オープンした京都のホテルは、billage OSAKAのようなコワーキング施設が併設されています。今年2019年には新たに全国各地に7棟のライフスタイルホテルを開業展開予定です。

グローバルエージェンツの運営するライフスタイルホテルは、一般的なホテルとは違い、コミュニケーションが生まれやすい導線で設計しているのでゲスト同士、ゲストとスタッフ、さらに地域の人との交流が自然と生まれるような場を目指しています。インバウンドのゲストを中心に、そういったコンセプトに共感してくれる人に宿泊いただいているような現状です。

ソーシャルアパートメントとは?

ソーシャルアパートメントとは個人の空間を確保しながらも、同じアパート内でのコミュニティを楽しめるスタイルの賃貸マンションです。一般賃貸のプライベートな要素とシェアハウスで生まれるようなパブリックな要素を取り入れることで、適度な距離感で隣人同士のコミュニケーションが楽しめます。

1>ラウンジのある生活
自分一人の空間だけではなく、共用のスペースも利用できます。

2>毎日がドラマのような
人と人とが交流することで生まれる非日常的なドラマのような体験ができます。

3>ソーシャルとプライベートの両立
あくまで一人暮らしの中に人とのコミュニケーションが図れる場がある、というもの。自分の意志で隣人たちとのコミュニケーションをすることができる導線設計・運営設計をしています。

4>多種多様な間取り
1Kから1ベッドルームなど、さまざまな形態の間取りを用意しています。

シェアハウス、ワンルームマンションとの違い

シェアハウスとソーシャルアパートメントの違いとは何でしょうか?

比較するポイントは様々ですが、まずシェアハウスは一軒家で少人数の共同生活であることが多く、隣人間の距離が非常に近い、という特徴があることに対し、ソーシャルアパートメントは50世帯規模以上の物件が多く、シェアハウスほど隣人間との距離は近くないという特徴があります。

またソーシャルアパートメントは、社員寮やホテルなど造りがしっかりした建物をリノベーションするケースが多く、ハード的な要素での安心感もあります。

ワンルームとの違いで言うと、ワンルームはただ住むだけであることに対して、ソーシャルアパートメントは交流を目的とした人が集まっているので、自然に交流が生まれる、ということが挙げられるでしょう。

商業施設などのデザインをしているデザイナーが手がけるラウンジスペースも大きな魅力です。カフェのような空間、ホテルのロビーのような空間と形容されることが多いですが、誰もがかっこいいな、居心地がいいなと思えるような空間を提供することで、一人暮らしでは体験できない暮らしを演出しています。

また、共用のキッチンも必ず併設しています。食は、コミュニケーションのハブになるため、重要な共用スペースです。ただ人が集まる場所を提供するだけではなく、対面で食事をとりながら、よりコミュニケーションをとりやすい場として利用されています。

最近ではフリーランスの人や、パソコン一つあれば仕事ができる人が増えてきているので、そのような人たちが作業しやすいワークスペースも併設するようになりました。ラウンジではコミュニケーション目的に設計されているので、作業に没頭しにくいという声もあり、仕事や勉強に没頭できる空間として用意しています。

部屋にも様々なタイプがあります。水回りが付いているタイプもあれば水回りが共用のドミトリータイプもあります。広さは、一般的なひとり暮らしの6畳をイメージして頂けたらよいですが、さらに広い部屋も用意しています。

ラウンジのある生活

実際のラウンジではどのような使われ方をしているのでしょうか。

自宅のリビングをイメージして頂けたらと思います。一人で利用しているときは、TVを見たり読書や勉強をしたり、自分の時間を楽しんでいる人が多いです。ただラウンジには、住んでいる人とのコミュニケーションを目的に入居している人が集まるので、自然と会話が生まれます。顔を合わす機会が増えれば、自然と仲良くなりますし、ちょっとしたイベントごとが突発的に開催されることもよくあります。

50人前後の人がいれば、一人や二人は気の合う人が出てくるので、そこから関係が広がっていくところが面白いところです。

ソーシャルアパートメントの現状

現在は43棟、2,400戸の物件を展開しており、関西では3棟展開しています。

入居者の平均年齢は29,8歳。20代から35歳くらいの人が大体入居者の8割を占めています。それ以外にも学生、40代、50代の人も入居しています。あくまで住んでいる人はコミュニケーションを目的としているので、ポジティブなコミュニケーションが生まれやすい環境です。

また、集客をすべて自社サイトで行っていることも強みです。年間7,000人を超える方からのお問い合わせがあり、稼働率は93%を維持しています。

賃貸仲介業者を介さないことで、自社の考えを自社のポータルサイトで発信ができ、その考えに共感してくれた人が内覧等で集まってきます。もちろん、内覧や入居審査の時に自社の考え方に共感してもらえなければ、入居をお断りするときもあります。そうした運営体制により、考え方に共感をしてもらった人が集まって良質なコミュニティを形成でき、入居者の皆さんに安心感も与えられるのです。

そういったソーシャルアパートメントの一貫性のあるモデルが他社との差別化に繋がっています。

今後の展開

現在2,400戸、つまり2,400人に入居をしていただいているので、その2,400人と接点を持っている状態です。中長期的な取り組みとしてはこの2,400人がコミュニケーションできるようなコミュニケーションデザインを行っていくことも視野に入れています。

東京では棟数も増えてきたので、エリア全体で運動会や大忘年会のような大きなイベントを開催してコミュニケーションの場を設けるようにしています。さらに全体でコミュニケーションが取れる仕組みを作ることで、遠方の人ともコミュニケーションが取れるような仕掛けも中長期的に目指しています。

関西のソーシャルアパートメント

関西では現在3棟展開中です。

1棟目が「OTOWA神戸元町」で84世帯のマンション。2015年に新築でオープンし、現在稼働率95%でほぼ満室となっています。また、大阪の高槻には「TERMINALS高槻」が2018年10月にオープンしました。総戸数55世帯で、社員寮をリノベーションしたモデルですが、こちらも現在満室です。

そして2019年の6月には「TERMINALS茨木」がオープンします。新築の物件で、共用のラウンジ、プレイラウンジ、ワーキングラウンジが併設されます。こちらは100世帯、茨木駅から徒歩8分ほど、1Kの部屋を中心に用意しています。

現在完成前の内覧会を開催していますので、興味がある方はぜひ株式会社グローバルエージェンツさんにお問い合わせください。



入居者クロストーク

ここからは実際に入居している方に登壇いただき、実際の暮らしについて、リアルな声を聴いていきます。

今回は高槻に入居しているNさん、Iさん、神戸元町に入居しているEさん、Mさんにお話を伺いました。

今回は事前に参加者から寄せられた質問を中心に質疑応答も交えながら進めていきました。


ソーシャルアパートメントに住むことにしたきっかけは何ですか?

まずはなぜソーシャルアパートメントに入居したのかを伺いました。

Eさん
「神戸に入居してからもう2年が経とうとしているのですが、ソーシャルアパートメントの存在自体は自分が大学生のころから知っていました。しかしその時は関東にしかなく、魅力的に思いつつも歯がゆく感じていました。もともとは実家で暮らしていたのですが、その時に、隣人の顔すら知らないということに違和感を感じていました。社会全体的にも、誰が隣人かわからないという状況に疑問を感じていたんです。そういった思いもあり、神戸にソーシャルアパートメントが来る、というタイミングで入居を決めました。
あとは、僕は普段、いろいろな分野でまちづくりという部分に携わっているのですが、暮らしの中で人との出会いを実現できるところにも魅力を感じました。シンプルに一人暮らしだけれどさみしさがないこと、気軽にコミュニケーションが取れることに魅力を感じて選びました。

Iさん
「私は一人暮らしから実家に戻って、そこからどうやってまた家を出ようか考えているときに、たまたま高槻のオープニングの記事を見つけたんです。ラウンジやキッチンなどの一人暮らしでは得られない空間があったり、ヨガをしていたので、ヨガができる空間があったり、そこに魅力を感じました。
ヨガスペースでみんなでヨガをして、健康的な生活を目指して、今では週に1回ヨガ教室を開催しています。一人暮らしでは手に入らない空間+コミュニティがあるというのが一番の魅力で、入居前と入居後でギャップもなく、とても魅力的で刺激的な毎日を送っています。
また、オープニングということで、すでにあるコミュニティに飛び込むには勇気が必要なので、コミュニティを1から作る最初のメンバーになれたことはとてもよかったなと思います。

内山さん
「どうやってソーシャルアパートメントのことを調べたんですか?」

Iさん
「インターネットで調べていて、物件を探しているときに見つけました。多分広告だったかと…。」

Nさん
「今は高槻に住んでいますが、もともとは東京のソーシャルアパートメントに住んでいました。そこを選んだ経緯としては、仕事で大阪から1年という期限付きで東京に行くときに、すでにソーシャルアパートメントの存在は知っていたんです。1年だし、嫌なら出ればいいと思っていたのと、旅行好きでゲストハウスなどに宿泊することに慣れていたのもあって、ソーシャルアパートメントでのコミュニケーションも問題ないだろうと思って選びました。」

内山さん
「最近では物件間の移動も増えていて、東京に住んでいる方が関西に行ったり、都内でも移動したり、ということができるのも面白い点だと思います。物件間の移動によって、前に住んでいた人たちと移動後の人たちと両方でコミュニティに参加できる点がまた面白いですね。
あと、住んでいたことがある、知っているというだけで会話も盛り上がることもあります。」

Mさん
「もともと実家に住んでいて、その実家も近いところにはあるのですが、新築というきれいさと、周りの人からの刺激が欲しいと思って選びました。
仕事場と実家が遠いから一人暮らしをするのではなく、コミュニケーションや刺激を目的として独り暮らしをすることが大切な気がします。実家が近いことでたまに両親も遊びに来るのですが、両親と住民がコミュニケーションをとってくれるので、そういった点でも選んでよかったなと思います。

内山さん
「目的を持つということはとても重要ですね。シェアハウスだと安いから住むという人や空間を好き勝手使えるという身勝手な理由で住む人が集まっまってしまったり、目的がぶれてしまいがちです。同じ目的を共有している人が一緒に住むことがソーシャルアパートメントの一つの魅力と言えるでしょう。
また、住民間のトラブルについてよく心配されるのですが、今日の4人を見ていただいてなんとなくわかるように、トラブルというものはなかなか起きません。大体が運営を介さない住民間のコミュニケーションで解決します。そういった点でも安心感はあるのかな、と思いますね。」

住む前のイメージはどうでしたか?

こちらは女性お二人への質問です。

Mさん
「…毎日夜はパーティー、みたいな?(笑)」

内山さん
「(笑)なるほど(笑)。
実際そう思っている人もいるかと思うのですが、その点いかがでしたか?」

Mさん
「毎日ではなかったですし、参加しなくてはいけない、ということもありませんでした。皆さんそれぞれ仕事で忙しい時期、余裕がある時期といろいろあるかと思うのですが、そうした都合に合わせて暮らすことができます。共用部に顔を必ず出さないといけないこともないし、+αで交流したいときはフラっと立ち寄れるところがいいかな、と思います。

内山さん
「ありがとうございます。まさにその通りで、基本的に一人の生活があってのコミュニケーションなので、頻繁に毎日イベントがあるわけではありません。例えば、ラウンジに人がある程度集まっていて、その流れで鍋をしようか、というような感じです。オープニングの時は盛り上がって毎日開催されることもありますが、普段はそれほどありません。」

Iさん
「入居前はポジティブなイメージしかありませんでした。もともと人が好きだったこともありましたし…。実家暮らしの前の一人暮らしでは、コミュニティがとても閉鎖的だったのですが、今回ソーシャルアパートメントになって共用の部分がすごく増えたということで、人との関係性が広がった、というのはありますね。実際住んでみてもいいイメージのままです。」

内山さん
「入る前のイメージって色々な人が色々と抱いているのですが、結果的に入居してよかったな、という声を多く聞きます。いい意味でのギャップがあるようです。」

個室ではバス・トイレ別ですか?または共用の大浴場などありますか?

会場の参加者から寄せられた質問です。

内山さん
「大浴場はありません。大浴場を持たない運営をしています。基本的にはシャワーで、最近ではバスタブ付きの物件もあります。神戸元町は新築なので、水回りは完備していますし、茨木も同様に新築なので完備されています。高槻はリノベーションなので、部屋は寝るだけの簡単な部屋で、シャワーとトイレ、洗面台が共用です。
初めてドミトリーに住む人のデメリットとしては、そういった、わざわざ部屋の外に出なくてはいけない、という点ですが、逆にメリットとしては掃除をする必要がない、という点です。
中には水回りの掃除をしたくないという理由でドミトリータイプを好む人もいますね。意外と女性にも多いです。」

各部屋の防音はどうですか?

内山さん
「防音も各物件によります。例えば、神戸は新築マンションなので特に気にすることがないですが、高槻は部屋同士は気にならないですが、廊下に多少音は漏れやすいです。廊下に聞こえることで問題はあまりないかと思いますが、多少の配慮は必要ですかね。」

Nさん
「防音のテープを張っておけば大丈夫ですよ。」

Iさん
「私もドアに防音テープを張ったことで少し軽減されたかなと思います。」

内山さん
「極端に周囲の音が気になる人にはあまりお勧めはできないですね…。気になる方は、神戸のような1Kタイプをお勧めします。ただ、人がストレスを感じる音は知らない人の音であることが多く、隣の人が知っている人だとあまりストレスにもなりませんし、もし深夜帯の音が気なるなら、直接言い合える関係性になっていればトラブル軽減にはなるかなと思います。」

Eさん
「逆もしかりですよね。関係性があるからこそ、隣の人に配慮ができる、ということもあるかと思います。

Nさん
「僕はとなりの人に朝起こしてもらってます(笑)。朝活をしていたので、ノックだけしてもらってました(笑)。」

内山さん
物件内での関係性でだいぶストレスは減ると思います。最初のオープニングの時に一気に知り合いを増やすことでも軽減されると思います。

共用部の掃除はどれくらいで行われますか?

内山さん
「週に5~6回入ります。弊社では、ハウスキーパーとして寮母さんのような人をスタッフとして雇っているのですが、あくまで掃除だけをする人ではなく、住民とのコミュニケーションも業務の一環に捉えた雇用をしています。高槻は3名、神戸では2名います。50代、60代の女性が多いですね。」

Iさん
「これはだいぶ楽ですね。キッチン回りと浴槽の掃除が特に楽です。」

内山さん
「我々も人物を見て採用していますから…。」

Iさん
「お母さんみたいな感じですね。毎朝顔を合わせたら『おはよう~いってらっしゃい~』お声をかけてくれるので、とても安心感はあります。

Eさん
「神戸では不定期で『OTOWAの食卓』というイベントを開催しています。ハウスキーパーのお二人がホストになって金曜日の晩に晩御飯をふるまってくれる、というイベントで、入居者は雑談しながらご飯が食べられるんです。」

Mさん
初めて入居した人にとってはラウンジの使い方に戸惑う人もいるので、こういうイベントで交流を深めたり不安を解消したりできますよね。

セキュリティはどうですか?

内山さん
「エントランスはもちろんオートロックで、各箇所には防犯カメラも設置しています。住んでいる人に対して言うと、もう周りがみんな知っている人、という点で安心感はありますね。」

Nさん
「カギ閉めない人もいますよね。」

内山さん
「あ~いますね。私も閉めなかったですね…。」

Nさん
「僕も閉めないですね(笑)。たまに夜中に間違えて入ってくる人とかもいますし(笑)。」

内山さん
「それでも困ることないですよね。もちろん運営側からカギを閉めないでください、というアナウンスはしていませんし、どちらかというと閉めてください、とアナウンスしたいんですが(笑)。やはり顔なじみが住んでいる安心感もありますから。もし万が一があった場合は、もちろん運営側でチェックはします。

ルールはどの程度ありますか?ゲストルームなどありますか?

内山さん
「運営側で設けているルールとしては、使ったものは元に戻すことと、共用部に私物を置かないこと、くらいです。それ以外は一般の賃貸と同様で、友達を連れてくることも可能ですし、宿泊もOKにしています。ゲストルームはありません。ご自身のお部屋で対応をお願いしています。」

Eさん
「友達を呼べるのっていいな、と最近改めて思いますね。共同生活だと自分以外は呼べない、ということも多々あるかと思うのですが、そうした住民の友達、というところで新たな出会いがあるのはワクワクします。

内山さん
「他社でやっているシェアハウスや社員寮などだとそうした制約が多いのは事実ですね。逆に我々はソーシャルアパートメントをリアルSNSのように捉えていますので、友人を連れてくることに対してポジティブです。特に門限もありませんし、そういった点では暮らしやすいかもしれません。深夜帯のワイワイする集まりは控えてもらっていますが、共用スペースも24時間利用できます。

住んでいる人の生活のリズムが違うということはありますか?

内山さん
「ありますよね~。昼夜逆転の生活をしている人もいますし、休みが違う人ももちろんいます。割合としては土日休みの人が多いので、イベント等は土日に集まることが多いのですが、平日休みの人たちにも奇妙な連携が生まれています。夜生活の人の会はないのかな~。」

Nさん
「僕のところではありましたね。時間帯もちょっとずつずれてはいるんですが、夜な夜な飲んで朝はゆっくり、みたいな人達はいました。」

Eさん
「サービス業や飲食関連の人は夜が遅いことが多いので、そういった人たちは夜の11時、12時くらいに集まっている、という印象ですかね。」

内山さん
「時間帯によってラウンジにいる顔ブレは結構違っていたりしますね。」

ラウンジは平均何人くらいいますか?

内山さん
「これはとても難しい質問ですね。Mさんの話にもありましたが、毎日パーティーをしているわけではないので、少し乱暴な答えですが、いる時はいますし、いないときはいない、としか中々答えられませんね…。」

Eさん
「難しいですね~。神戸だと、5人いると多いかなという印象です。
ソーシャルアパートメントあるあるかと思うのですが、必ず1棟に一人くらいはラウンジの主的な人がいるんですよね(笑)。そうした人を中心に晩御飯作っていたり、テレビを見ていたりします。また、神戸は各部屋にキッチンがあって、ラウンジ自体が必ず毎日いかなくてはならない場所というわけではないので、そうした固定の人たちがガヤガヤ何かしら集まっている、という印象ですかね。」

内山さん
「高槻は逆に多いんじゃないですか?」

Nさん
「そうですね、多いときは10人くらいいます。逆に2人とかだとね?」

Iさん
「そうですね!優雅だね~って朝もあります。」

内山さん
「神戸と高槻だと導線が違っていて、神戸は自分の部屋ですべてが完結しているので、自分の部屋だけでも最悪生活できますが、高槻は共用部にしかキッチンがないので、自然とそこに足が向く、となっています。なので平均値出すのは難しくて…。」

シングルマザーとかは住めますか?

内山さん
「シングルマザーというよりは、お子様のご入居は現段階でお断りしています。現在展開している物件でお子様の入居を想定して建てている物件がなく、また住んでいる人にもそのように伝えていないから、ということが大きな理由です。
これはそのうち思うことだとは思うのですが、単身者と家族連れが一緒に住むとなるとハードルが高いのかな、というのが個人的な経験であります。やはり目的、コミュニケーションの質が異なってきます。家族だと子供の面倒を見てほしい、という想いもあるかと思うのですが、単身者はそこを目的として入居していないので、やはり食い違ってしまいます。現状弊社ではそこに着手していません。」

Eさん
「よくあるのはペットの話もありますよね。ペットを飼いたいな~という意見もあります。」

内山さん
「そうですね…。ペットも個人差によるところが大きいので、中々難しいですね。ペットは賃貸業にとって匂い・現状復帰などのデメリットもあるので、そういった点でもまだ難しいところはありますね。ニーズはありますが…。」

どのような職業の人が多いですか?

内山さん
「神戸は医療系が多いですかね?」

Eさん
「そうですね。場所柄だと思うんですけど、医者や研究者の人が多いです。東京だとデザイナーやフリーランス、IT系でバリバリやっている、みたいな人が多いと聞いていたのですが、神戸だと医療関係の人や大学で大きな研究をしている人が多くて意外でした。その分、自分が普段触れられないプロフェショナルな部分の話を聞けるのは貴重な体験だな、と思います。」

内山さん
「高槻は特にこれといって決まっているということはないですよね?」

Nさん
「う~ん…。そうですね、看護系の人が少し目立つのと、あとはIT系?でしょうか。デザイナーさんもいますし、公務員の人、SEなど様々です。」

Eさん
「付け加えると、神戸にはミュージシャンも多いですね。」

内山さん
「そうですね、防音スタジオもありますし…。」

Eさん
「ミュージシャンの中でも個人でホテルや冠婚葬祭でBGMの演奏をしている人が多いイメージです。バンドマン、という人はあまりいません。防音スタジオも、みんなで音楽をするというよりは、一人で仕事のために黙々と練習している、という使われ方が多いですね。」

内山さん
「職業もその物件ならではの特徴というよりは、その時集まった人の特色、という感じです。全体でみるとこの職業だ、という職業はありませんね。私が過去一緒に住んでいたのは探偵や弁護士などもいました。」

ラウンジではテレビがついていたり、音楽が流れていたりしていますか?

内山さん
「音楽は誰かしら必ず流していますね。今はYouTubeなどで流せますからね。弊社として音楽を提供しているわけではなく、あくまで住民の人たちが好きなように流している感じです。有線の要望はあったりしますね。」

Eさん
「そうですね。でもみんな基本的にYouTubeだったりラジオを流したりしていますね。僕が入居したころは男性住民がゲームを置いてくれていました。謎に最初入居した人はゲームをやらなくてはいけないルールもあったり(笑)。高槻だと卓球やビリヤードもあったりするので、遊べるというのは羨ましいですね。」

何かしらデメリットはありますか?

Iさん
「高槻だと共用部が多いので、人と過ごす時間が増えたのはいいのですが、自分のプライベートの時間が持ちづらくなりましたね。きちんと自分で確保しないと…。」

内山さん
「割とあるあるですね。住み始めたころは本当に楽しくて、自分のリズムが崩されてしまう、というのはあります。これだとまずいな、と気づいて建て直せればバランスはとれると思いますが、最初の半年くらいは良くも悪くも自分のリズムが崩れやすいですね。シェアの部分とプライベートな部分のバランスをとることは大切だと思います。

Mさん
「最近はないですが、稀に食器がそのままシンクに置かれていて、それを『自分の分じゃないのに』って思いながらみんなで協力しながら洗った記憶はあります。」

内山さん
「共同生活をしていればたまにはそういうこともありますよね。そういったことに寛容になれれば暮らしやすいと思います。」

Eさん
「神戸では自室が整っているので、ラウンジに行く必要性があまりない分、新しい住民の人と交流は図りにくいかもしれません。イベントごとも他のソーシャルアパートメントに比べたら少ないでしょうし…。なので、もしかしたら神戸に入って『いっぱい交流できる!』と思っている人にはギャップはあるかもしれません。でも、あくまでもみんな何かを求めて入居していることは間違いないので、自分から発信していけば解決することが必要だと最近では感じています。」

内山さん
「コミュニティマネジメントという観点では、弊社はタッチしないというスタンスをとっています。コミュニティは自然発生的に起こるもので、特にオープニングの時期は自然にコミュニティができていきますが、ある一定期間で落ち着いてしまうんですね。そういった中で初期のメンバーが抜けて、新しい人が入ってきて、また新たな流れが生まれる、ということはどの物件でも通る道だと思います。
それを回避するためにはコミュニティマネージャーを置くことも一つの手段として考えられますが、そうするとその人がいないとコミュニティが回らなくなっていきます。それは会社としてもリスクです。なので、住民間で自然発生的に生まれるコミュニティを大切にしています。」

入居者の条件はありますか?

内山さん
「年齢、職業による制限はありません。コミュニケーションを前提とした人なら基本的に誰でもOKにしています。ですが、内覧の時に弊社で必ず人物審査をさせていただいています。あまりに横暴な態度だったり、潔癖症すぎたり、不潔感がある場合などはコミュニケーションの中でお断りさせていただく場合もあります。
基本的にはポジティブなコミュニケーションが取れる人だったらお断りはしません。



ここで時間が来てしまい、クロストークは終了。この後は登壇した住民の人達と面談を経てイベントが終了しました。


人と人とのコミュニケーションから生まれる新しい自分らしい暮らし方。とても魅力的でした。



株式会社グローバルエージェンツさんのホームページ



billage OSAKAではこれからもこのようなイベントを随時開催していきます!


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