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気の向くままのふらふら独散歩 : 桜木町〜金沢八景

 久々のお散歩。散歩自体はよく行ってたけど、記事にするような内容もないし、ぼーっとしてただ歩いているだけの日が多かった。それに最近天気も悪い日が続いたりと色々言い訳ができるような状況だった。

伊勢山皇大神宮 〜 延命院

 桜木町駅から坂を少し登ったところにある大きな神社。

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 この日は天気もよく、人も結構多かった。催し物もあったようでそれなりに人が良く参拝にくる活気ある神社だった。関東のお伊勢様として有名なこの神社、御祭神は天照皇大神。有名な神様で日本人の総氏神だ。

参考ページ : 伊勢山皇大神宮

 コロナのまん防も開けて少し経っているからか御朱印の直筆を再開されていて、久々に直接描いてもらった気がする。ちなみにこの時点で御朱印帳が残り3ページとなっていて、今日巡った神社に御朱印をいただけたことによって御朱印帳が完成している。それはまた別記事にて書こうと思う。

 ここのあとによったのが延命院である。この伊勢山皇大神宮の写真を撮った逆側あたりを降りるとすぐにあった。

 延命院の写真を撮るのを忘れていたので写真はないが、ここは不動明王様を奉られている院で願い事が叶うとして有名な祈願霊場となっている。神社仏閣としては珍しく、奉られている御本尊を間近で見ることができる神社だ。参拝したおりに近くまで行った際には思わず手を合わせてお辞儀するくらいには厳格な雰囲気がある。

 ちなみにここの御朱印は書き置きにはなるが記念の御朱印もあり、その御朱印が珍しいため結構有名な場所だったりする。

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金沢八景 : 瀬戸神社 〜 琵琶神社 〜 泥牛庵

 今度は桜木町から、金沢八景駅に移って散歩をしに行った。友人から噂で金沢八景駅周辺はビルなどもあるが、海が見えるし、散歩するのが気持ちのいい場所だと聞いていたのだ。

 実際行ってみたけどその言葉に嘘はなくいい場所だった。駅を降りてすぐのところに、瀬戸神社と琵琶島神社があったので寄ってみた。

 琵琶島神社は神社といっても社だけがあるこじんまりとした神社だ。だが、その場所が特徴的なのだ。詳しくはホームページを見てもらえればわかるのだが、その島の形が上から見ると琵琶の形をしている。それゆえに琵琶島神社という名前をしている。

琵琶島神社

 その島のから見える景色はとてもいい。今日は天気が良く少し暑いのだが、潮風があたり、心地のいい空間となっているので、もし金沢八景駅にきたときにはよってほしい。

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 次に琵琶島神社を、車道を挟んだその対面にある瀬戸神社によってみた。

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 瀬戸神社

 金沢八景は現在もかなり開発が進められており、景勝地がどんどんと失われていっている土地ではありますが、この瀬戸神社やさきほどの琵琶島といった景勝地の名残をそのままにしている場所が残っている。

 この瀬戸神社もビル群を抜けたそのすぐそばにあるので違和感がかなりあるが、それが逆に一種の異空間化していてこれはこれでいい味をだしている。

 そもそも瀬戸とは潮の干満の度に内海の海水が渦を巻いて出入りする場所のことをいうらしく、昔の人々はこういう危険な場所に神社を建てて安全を祈願したりしていたらしい。詳しくは上記の瀬戸神社のホームページに記載があるので見てほしい。

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 そしてここの瀬戸神社で御朱印帳の最後のページが埋まった。感無量である。

 ちなみにこの後ももう一つ巡っている。泥牛庵というお寺に変わった名前のお寺が近くにあったのでよってみた。この変わった名前の由来はホームページに記載されているので引用させていただいた。

 当時の農民の風習で春節には、泥で作った牛をお供えし、ムチ打ちをしてその年の豊作を祈願していたという記録があります。牛に元気に働いてもらえることが、何より耕作の助けとなっていたからでした。
 創建が田を耕し始める時期に当たることは勿論、当時は入り江が細かく入り組んでいた瀬戸、塩場であった六浦の地は潮が引くと泥沼のようになっていた景色、牛に所縁のある菅原道真公の座像が当庵に存在することから、丑年という仏縁には縁起の良い年、そして高時公と道真公の境遇が、禅語にしばしば登場する「泥牛」に重なったのでしょう。
 士雲禅師は、煩悩を泥に、仏を牛に喩えます。牛が泥にまみれ目的を成すために一生懸命に働く姿はまさに私たちの人生の歩みそのものです。華葉が泥中にあって泥に染まらぬように、煩悩にとらわれない境地で生活する人の歩んだ後には、悟りの象徴、蓮華の花が咲くといわれています。高時公の将来を憂う禅師の優しさが伺えます。
泥牛庵

 泥に塗れても一生懸命に働く姿、泥中にあっても泥に染まらぬその姿から悟りの象徴である蓮花の花が咲くと。奇妙な名前だなぁと最初は思ったがその教えを知ることで納得ができた。そういえば蓮花の花も泥の中にあっても綺麗に咲く花であることから悟りの象徴になったのだったなぁとこの文章を読んでいる時に思い出した。

運動量

 正直今回はそんなに歩いていないが、意外に上り下りというか、場所の高低差があったためかかなり疲労感がある。そのためかかなり疲れたとはいっても健康のためにももっと運動しなければと気を引き締める必要がある

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満足感

 今日は久々に記事もかいたし、新しい土地にも回れたし、何より御朱印帳が完成したことが何よりも嬉しい。御朱印帳の件は別記事にて書こうと思うが、精神をやられて、運動といろんな土地をまわってメンタル改善をしようという試みから遠いところまできたなという思いだ。

 満足感というより大きな達成感を得られていい気分。

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