ビリー高橋
国家権力もなんのその、麻薬と暴力をカネに換えて今日を生きる明日無きアジアのアウトロー達を紹介。
Guess who's back タクシン is back 王様の奴隷な奴らが恐れた pay back 緑のラッシュで政権ハイジャック 大体こんな話です。
「タイの報道を読む」シリーズをX-Dayまで地道に続けます。更新したら随時追加。
タイの歴史で何があったのか。観光ガイドに載っていない長い話をやさしく解説。
現在単体で(1)~(3)まである「バンコク黙示録シリーズ」まとめ。 「スクンビットに麻薬マフィアを探して」「バンコクの殺人現場に行ってみた」も追加。
2017年5月。コンケンのカラオケ店「クレオパトラ」勤務のプリヤウ、アーン、そしてジェーは、後に何者かに生きながらノコギリで刻まれ殺害された被害者エームさんと前述のカラオケ店でホステスとして同僚だった。しかしこの「クレオパトラ」はホステス全員が麻薬組織のメンバー。連れ出した客にホテルでヤーバーなど麻薬を売るのを常としていた。 アウトローには男女問わずバイセクシャルが多い。刑務所など特殊な場所で生き延びやすいから自然とそうなるのかもしれない。日本でも硬派な兄貴風の不良
#StopGazaGenocideなどの英語ハッシュタグを見て「J-POPの歌詞の一部みたいでちょっとかっこいいな」と感じた。そういえばSMAPの歌のサビがこんな感じだった記憶がある。 「それどこの異世界のSMAPだよ、知らねえよ」とマジレスが来そうなので補足しておくが、この手の短い英語のフレーズを日本語に織り交ぜるとJ-POPの歌詞が出来上がる。その点スネークマンショーは偉かった。ちゃんと日本語で「戦争反対!」と言っていた。 君達も日本人なら潔く日本語で声を上げなさい、
今でもはっきり記憶しているが2008年10月、私はカンボジアのシェムリアップにいた。当時はスマホは普及しておらず、写真はデジカメで撮影していた。ただ、今でも表に出せない画像がある。 日本人の仲間数名と行ったシェムリアップ。アンコールワットが予想以上に巨大で晩飯は何故か焼肉だった。多分タイでムーガタと呼ばれるスタイルの焼肉がカンボジアでも普及しているのだと思うが、クメール語で何と呼ぶのかいまだに知らない。 常夏の東南アジアといえども夜は風が涼しい。酔い覚ましにひとりで散歩し
いつもいきなり本題から書いている気がしたので読者の皆様にお馴染みのネタを前振りし、マイルドに話を進めてみようと思い立った。「わかる〜」的に読者の共感を呼びイイネ!を貰うには心臓に悪い話や動画を日々投稿していることは自覚している。 さて。ダウンタウンのまっちゃんこと松本人志氏の性加害疑惑がふいに沸き起こり、刑事事件として起訴されないまま中途半端に叩かれている。 芸能人のスキャンダルはよくあることだが、妙なことに「ダウンタウンで笑ったことがなかった」という明らかに嘘のツイート
2022年9月21日にバンコクで麻薬取引及び資金洗浄容疑で逮捕されたミャンマー財閥大物トゥン・ミン・ラットはミャンマークーデター軍首班ミン・アウン・フラインの取り巻きで1969年2月6日ヤンゴン生まれ。父親は元ホテル観光大臣という良家の生まれ。 もう一度書く。ミャンマー財閥スターサファイアグループ総帥トゥン・ミン・ラットは2022年9月21日にバンコクで家族と共に逮捕された。振り込め詐欺や臓器売買で悪名高いKK園その他での麻薬取引に関与していたからだ。 しかしこの男は同年
大麻ヘンプ法案が2022年1月26日にタイ国会に提出され、1カ月以上経っても同法案が審議されている様子は全く無かった。 「医療大麻使用目的だから、医療大麻使用目的だから」と反対派のタイ警察側を説得して大麻は指定麻薬第5類から除外、つまり合法になったのだが、詳細は大麻ヘンプ法案が可決されたら決まるという極めていい加減な予定だった。 同年6月9日にタイで大麻が合法化されたのを大麻ヘンプ法案が可決されたのだと混同している日本人が大多数だが、セター政権が発足した現在(2023年9
気の早いことに、2022年2月4日の時点で日本では「タイは大麻解禁済」の国になっていた。 私も色々記録して、それを基に書いているがTwitter検索すると「タイで大麻タイで大麻」と繰り返しツイートしてる女がいた。「タイとマカオで大麻買お」にはちょっと笑ってしまったが、ともかく大麻肯定派はヤバいので距離を置こうと考えた。 大麻について言及するだけで社会的リスクがある。「それを一緒に変えていきましょうよ」と言われても同意出来ないのは前述のリスクもあるが、ほとんどの人は「酒や煙草
某サッカーチームオーナーにしてマフィアボスのネーウィン・チットチョーブは利権獲得の為に大麻自由化のみが目的のタイ誇り党を2008年11月5日に創設し、何人か党首を代えた後、華人の多いバンコク向けにやはり華人のアヌティン・チャーンウィラグーンを2012年10月14日に党首に据えた。 もっと細かく書くと誰も読んでくれなくなり、しかも問題になりそうなのでこれくらいにしておく。 バンコクで肌が浅黒く南方系の顔立ちのネーウィンは圧倒的にウケが悪い。そうした差別が無ければネーウィンもマ
「一日15万円稼げるよ!」 明らかに不法就労案件のソープ嬢向けラオス出稼ぎスカウトが犯罪性の少ないはずのTwitterで話題になった。匿名性が売りのTelegramは軽くて使いやすいのだが、お姉さん達にはあまり普及していないのかもしれない。 「で、ラオスのどこ?」と画像を見れば、やっぱりゴールデントライアングル経済特別区だった。 「ラオス出稼ぎ」については在ラオス日本大使館からも警告が出ていたが、それに先んじること4年、私は既にNOTE「メコン河ギャングスタパラダイス」で
タイ警察(2022年11月27日に起きた事件の所轄のメージョー署)も「検死にかける」と言っておきながらロクに検死などしていない可能性が大となった。遺書が無い以上タイ当局も変死扱いするしかないのだが、日本では「タイ警察も自殺と認定」という嘘がさらっと出回っている。そんな報道は全く無いのだが、まるでMasterKこと小宮克久氏が事件の全てを把握していて、それを一部の日本人にこっそり教えて、「事情を知らない第三者はそれで納得してね」と言わんばかり。 色々矛盾した話が多いこの事件だ
バンコク及びその近郊の祠(仏教とは違うバラモン教のものとされるが古来の精霊信仰が混在している)にシマウマ像が奉納されていることを不思議に思う人が多数いる。日本人だけでなくタイ人にも。当然ながらタイに自然生息しているシマウマはおらず、親しみの無い動物だからだ。 だが、タイでは横断歩道のことをทางม้าลาย(ターンマーラーイ。直訳はシマウマ道)と呼ぶ。これは英語のzebra crossingの直訳。ここからシマウマが交通安全の霊獣として信仰を集めるようになった。日本でも「無
私の知る限り1990年頃から「日本人はカネを持ってるからタイ人も多少のことは大目に見てくれたんだよ。それがマイペンライの正体なんだよ」と言われていた。 誰が言ったのかといえばいわゆる買春おじさんやヒッピー諸氏。この二派閥は仲が悪いようで行動は似ていた。タニヤで嬢を連れ出したりサムイ島で麻薬をたしなんだりとやりたい放題。イサーンの姉妹16歳と14歳を母親公認で恋人扱いにして連れ回しその詳細をブログにアップしている今考えると凄い人もいた。それでも冷めた物の見方をする人達も結構い
北米におけるアジア系市民に対するヘイトクライムは激化の一方をたどっている。被害者はほとんど女性。「護身用にハンマーを持ち歩くようになった」とネットで語る日本人女性も。ナイフや催涙スプレーを携帯する人も居るのだろうが心理的に追い詰められているのを感じる。法的な問題が生じる可能性はあるが、大抵の加害者は攻撃性を感じさせない人物を狙っているのでそうしたことも必要なのかもしれない。武器を持ち歩くだけで人間は攻撃的になる、というかなれる。ハンドバッグやファッション雑誌は刃物を通さない
アジア人女性や老人に対する暴力沙汰が特に北米で多発しているのに#StopAsianHateというハッシュタグが2021年4月現在いまいち盛り上がっていないのはStop Asian!という風潮があるから。黒人やヒスパニックに比べて数は少ないが学力や仕事能力で勝ってしまうアジア系。こう書くと差別になりかねないが底辺は小学校中退レベルも多い北米貧困層は白人にすり寄って差別する側に回る一部のアジア系をこころよく思ってはいない。 差別しているつもりはないアジア系はどれくらいいるの
7月30日未明、レッドブル御曹司ウォラユット容疑者が「事故当時彼のフェラーリは時速50~60kmで走っていた」と2019年12月になってから証言したジャールチャート氏がチェンマイでバイク事故死した。飲酒運転で自分から前を走るバイクに突っ込んでいったという説明が警察からあったが皆思った。 「消されたんだな」と。ここでいきなり豆知識が入るが欧米の遊び人は酔いざましにコカインを吸うことがある。ウォラユット容疑者(タイでの起訴は取り下げられているがあえて容疑者と書く)も金持ち息子の
世の中には著作権という大事なものがある。それは時として地球より重くあなたの魂程度には大切なもの。しかし私は自分のタイムラインを読み返して気付いた。真面目に手堅くまとめているが破壊性と背中合わせのアナーキーさに欠けているなと。 そこで著作権は正確にはタイ王宮事務所にあるのだろうが、そんな細かいことがどうでもよくなる画像達を紹介したい。 これは今年7月6日の入安居の際の国王陛下。エメラルド仏像の衣替えをされている。では昨年の陛下はどんなご様子だったのか。