前シーズンの感想はこちら

今シーズンは12本 + 再放送2本見てました。
音MAD合作が忙しくてちょっと見る本数絞ったけど、それでもけっこう見てました。

いつも通り語彙力のないふんわりとした一言感想を書きます。

あらすじ程度のネタバレあります。

異世界おじさん

異世界帰りという尖った設定だけで勝負せず、ちゃんと作り込まれた面白い作品でした。基本的におじさんの異世界の回想を眺めて主人公がツッコミを入れるという流れだけど、どのエピソードも強烈で飽きない。SEGAネタはあんまりわかんなかったけど、うまく作中のエピソードに混ぜ込まれていて楽しめる。
キャラデザや作画の濃い線の加工も良い。特に女性キャラクターがめちゃくちゃ色っぽい。
コロナのせいで7話までの放送になっちゃったけど、秋から再スタートということで楽しみ。

Engage Kiss

リコリコの話題に埋もれてしまっていた感じがするけど、個人的にはこっちもめちゃくちゃ熱かった。ヒモ男、ヤンデレヒロインという属性のせいなのか、なんとなく懐かしい雰囲気を感じる作品。アクションシーンに力が入ってて良かったです。主人公シュウをめぐってヒロイン2人（+1）（さらに+1）によるドロドロの恋愛バトルも面白い。しかしシュウにもちゃんと事情があって憎めない奴。ストーリー展開も王道という感じで、1クールできれいに終わった。
OPとEDも楽しいです。

オーバーロードIV

4年のブランクを経て待望の第4期。他の異世界ファンタジーとは一線を画す面白さですね。ちょっとしか出番のない新キャラもたくさん出てくるですけど、どれももったいないくらい個性的。本作は主人公が圧倒的に強いので戦闘シーンはいつもあっさり終わってしまうんですけど、現地で最強格のツアーとしっかり戦うアインズが見れる11話はみどころ。盛り上がる専用BGMも良かった。
個人的にオバロ熱が再燃して、オーバーロードWiKiの魔法やワールドアイテムの一覧を眺めてみたり、二次創作小説を読み漁ったりして自分のオバロワールドを拡張させてます。9月の上旬にコロナに感染して、ずっとベッドに寝転がって読み耽ってしまいました（特に空想病さんの『天使の澱』は読み応えあった）。おかげで音MAD合作の締め切りがやばい！

制作中の劇場版も楽しみ。来年公開かな？
原作の最新16巻が今年7月に出たばかりで、4期+劇場版で14巻まで進んでしまったので、5期があるとすれば早くてもまた4年後くらいかな～。ぜひやってほしいです。

OxTによるOPも相変わらずダークで厨二なめっちゃいい曲に仕上がってます。すごい。

サマータイムレンダ(2クール目)

主人公サイドと敵サイドの両方が記憶を維持してタイムリープする展開は、僕は初めてだったので新鮮でした。高度な読み合いと白熱のバトルが盛りだくさんで楽しめました。最終話も余裕をもってきれいにまとめてられて、とても良いSF体験でした。

OPは作詞・作曲：志倉千代丸さん！歌詞の「白昼夢のトリック」「神のアルゴリズム」やサビ終盤のメロディなど、いつもの「志倉節」全開で気持ちいい（よく編曲で一緒になる悠木真一さんによるところもあると思う）。亜咲花さんのよく通る声も好き。

邪神ちゃんドロップキックX

シリーズ初視聴。後述の『てっぺんっ!!!!!!!!!!!!!!!』もそうですけど、これくらいやんちゃなギャグアニメ、好きですね。ゆりねのトーンの低い笑い方が好き。地方4都市編はふるさと納税式クラウンドファンディングで制作されたようで、宣伝効果はあったと思うけど、あんまり内容は面白くなかった……。

EDめちゃ好きですね～～～間奏のメロディと、ボーカロイド（可不）と中の人（花譜）の声が重なるところが特に。

シャドーハウス 2nd Season

2期も面白かったですねー！3期も来てほしいです。

OPは1期EDの『ないない』同様、強烈に頭に残る曲に仕上がってます。

てっぺんっ!!!!!!!!!!!!!!!

息をするように漫才を繰り広げるぶっとびギャグアニメ。ツッコミのワードチョイスが面白い。総監督が『こち亀』『銀魂』『坂本ですが？』などの高松信司監督で、どこまで監督のテイストがこのアニメに取り入れられているのか不明ですが、だいたいそれらと同じような雰囲気の作品。1話完結のどのエピソードもめちゃくちゃ面白い！15人いる主人公はどれも個性的でバランスよく見せ場がありました。
放送中止になって後から配信された2話は、案の定の理由だったけどあまりにもストレートなアウトさで、不謹慎だけどある意味「持ってる」と思った。

OPはバチバチにセンスが光る素晴らしい映像！これ作った人たち天才です。

EDの絵もかわいくて曲も楽しいです。作曲・編曲：大石昌良・やしきん！

(特番)Dr.STONE 龍水

事前に告知されてた通り、3期までのつなぎの1時間特番。次々に発明や文明を発展させていくワクワク感が相変わらず楽しいが、気球で積乱雲に突っ込むなどの無謀さや資材の生産能力（マンパワー）も相変わらずのゴリ押しさ。

惑星のさみだれ

期待してたけど、間違いなく予算不足な作品。でもそれだけでは説明ができないような戦闘作画の省エネさは、アニメーターさんなどの力不足感も否めない。
ストーリーもいまいち盛り上がらず、そもそも原作が面白くないのかアニメの力不足でそう感じるのかわからなくなってきた。序盤の姫と騎士、そして敵の魔法使いについての説明がめちゃくちゃ不足してる感じがして、世界観に入り込む前にキャラクターが1人死んでしまった……。早々に味方が死んで、それを乗り越えていく展開は王道だけど、前述の低コストアクションのせいでいまいち泣けない死に方をしよった……。
10年以上前の作品ということもあって、キャラデザも一昔前の雰囲気だけど、原作完結してるので思い切って今風のデザインにしてもよかったのではと思った。まぁその辺の塩梅は制作打ち合わせとかで当然議論されたのだろうからあまり素人が突っ込むことではないか。しかし、敵の泥人形の造形とテクスチャはもっとがんばってくれー！
原作完結済みなのもあって、告知されてた通り、なんとこんな調子で2クール目に突入する。そろそろ面白くなるかな～と思いながらなんだかんだずっと見てきたので、視聴継続。後半の盛り上がりに期待する！制作陣がんばってくれー！

ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season

今期も綾小路が涼しい顔で暗躍してDクラスをまとめていく。軽井沢や須藤を手駒にしたり、櫛田の衝撃の過去が明かされてからの綾小路・堀北の完全勝利など、エピソードが進むにつれてますます面白くなっていきました。最後に憎たらしい龍園との対立は、まさかの暴力至上主義での解決でスッキリ。
来年の3期では綾小路と同じくホワイトルーム出身だという坂柳との勝負が描かれるのかな？楽しみです。

OP曲は個人的今期ナンバーワンソング。いや～たまらん好きですねこの曲。リリックビデオ風のOP映像もすばらしい。

EDも独特の歌詞とリズムが渕上舞さんの声に合わさり、不思議な魅力のある曲でとても良い。

よふかしのうた

夜の街の背景美術がとても美しい。そんな中で男女の些細な夜遊びを眺めるアニメかと思いきや、後半からは新キャラが続々登場してだんだん面白くなっていきました。終盤は探偵・吸血鬼殺しの魅力的なキャラクター（CV：沢城みゆき）が登場。明確な敵キャラクターの登場によりますます面白みが増しました。
Creepy Nutsの名前は知ってたけど、曲はあんまり聞いたことがありませんでした。あまりこういうバンドの曲は好みじゃない（何系っていうんだろう）んですが、本作のOPとEDは結構好きで、毎回ノリノリで聞いてました。

ラブライブ！スーパースター!! 第2期

やはり、ラブライブシリーズは豊かな表情の作画と渾身のライブシーンで元気がもらえますねー。メイちゃんが特に好みです。四季ちゃんと夏美ちゃんも今までのシリーズにいないタイプの個性的なキャラクターで面白いです。
あんまりグッズやリアルのライブなどは興味ないんですが、大好きなシリーズなのでこれからも続いてほしいです。

リコリス・リコイル

いやー傑作アニメでしたね。百合・バディ・アクション・ほどよいギャグとシリアスのバランス・憎めない敵キャラ・萌え（制服や「さかなー」）・ややセンシティブな内容（パンツ）など、オタクが好きな要素を全部詰め込んで丁寧に作り上げられた作品だったと思います（全く悪く言ってるわけではない）。
千束の小気味いい演技は聞いてて気持ちいいけど、現実にあんなキャラクターがいたら嫌かもしれない笑。楠木司令が言った「生意気なクソガキだ」は全くその通りだと思う。
泣きメロのOPとEDもとてもいい。
OPはサビ直前にぐわーっと音が上がってそのままの勢いを維持してサビに入るのが気持ちいい。そしてサビ終盤から終わり、そんなシリアスに閉めるの！？

EDも切ないメロディと酸欠少女さユりの高い声の融合、挿入されるハイライト映像で「今週も終わっちゃったなぁ……」と感じさせます。

RWBY 氷雪帝国

原作のアニメは日本語吹き替え版をVolume1から3まで見た記憶があります。本作は最序盤のビーコンアカデミー入学から始まるので、初めての人でも見れるようになってました。しかし、4話から始まるワイスメインのオリジナルストーリーは、世界観やキャラクターをあまり理解できていない段階で見せられてもあんまり楽しめなかったんじゃないかな。で、原作アニメを見たことある僕でも、そのエピソードが終盤までずっと展開されるのはけっこう冗長に感じて、もう一つだった。シンプルに原作リメイクのエピソードとルビーの人間離れした鎌アクションを日本のアニメとして見たかったかも。

(再放送・初見)アルドノア・ゼロ(2014-2015)

毎週2話放送で、全24話を駆け抜けました。王道のSF・戦争モノでいい体験ができました。えっ殺しちゃった！？おい死んだぞ！？と驚く展開も多く、毎週楽しみにしてました。

ところでアセイラム姫、きみ去年海賊船に乗ってなかった？

(再放送・初見)ヴィンランド・サガ(1クール目)

来年の2期開始に合わせて再放送されているようです。どっしり本格的なヴァイキングの物語と主人公の復讐劇が描かれて毎回見入ってます。

秋アニメ

楽しみな続編作品は『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』『SPY×FAMILY 第2クール』『不滅のあなたへ Season2』『僕のヒーローアカデミア（6期）』『メガトン級ムサシ シーズン2』
気になっている作品は『アキバ冥途戦争』『異世界おじさん（リスタート）』『忍の一時』『チェンソーマン』『4人はそれぞれウソをつく』など。あまりスポーツ系は見ないけど、『ブルーロック』は普通のサッカーアニメではないようだ。『転生したら剣でした』はタイトルオチかちゃんと面白いのか未だ不明……。

既に見た1話だと、やはりというか、いわゆるなろう系の『農民関連のスキルばっか上げてたら何故か強くなった。』『勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う』はもう一つ魅力を感じなかった。でも『陰の実力者になりたくて！』はオバロっぽい感じで僕好みかもしれないので注目。幹部っぽい配下が全員女性なのとありきたりな容姿なのは、なろう系だな～という第一印象でしたが、転生前の主人公の心情がしっかり描かれれているのは去年の『異世界貴族』同様、好感が持てました。

『ポプテピピック TVアニメ―ション作品第二シリーズ』は1期同様めちゃくちゃで、1期よりもクソつまんなかったですね笑。さすがに後半の再放送は飛ばし飛ばしで見ちゃいました。でもこのめちゃくちゃぶりは音MAD作りの参考にしたいので眺めることにする。
『不徳のギルド』は規制だらけの清々しいえっちギャグコメディでなかなか面白いです。
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』が話題になってますが、ガンダムシリーズは完全に守備範囲外で、第1話を見る一歩がまだ重いです。YOASOBIのOP曲はいいですね！

あと再放送の『魔法使いの嫁』。たしか当時ほぼ終盤まで見てたんですが、なぜか最終話だけ見なかったような気がするんですよね。来年2期開始ということで、内容をあまり覚えてないのもあって改めて見ることに。竹内良太さんの声好きなんですよね。そして『産まなきゃよかった』の奇跡は再び起こるのか！？あのCM今でも見るので可能性はあると思います。

今期も全体的に楽しめました。
中身の無いふんわりした感想でしたが、読んでいただきありがとうございました。