見出し画像

うれしい痛みが本になる

こんばんは、瓶宮です。

久しぶりの更新になってしまいました。3月に入ってから、旅行や卒業式など行事がたくさんありまして……。ドタバタでございました。

最近うれしかったことを書こうかな。

自分の小説が本になりました!ワーイ!

TRPGを遊ぶ機会があり、自分たちの作ったキャラクターをもとに小説を書いたり絵を描いたり。みんなで作品を持ち寄ってひとつのコピ本にまとめました。本づくりに関わった友だちに感謝……。

書いた文章が実際に本という形になると、思っている数十倍「オッ!すご!」という気分になれます。デジタル媒体だと、画面の向こうに存在するだけで、こちらが所有しているという自覚が薄い。フォルダの中にデータが並んでいるのを見ると持ってるな〜とは思うけれど、画面の上に表示するか、己の手の中で本を開くかというのは感覚としては全く違いますね。本だと「ある!!!ある!!!」となる。

そして、本にするということは少なからず、「胸を張ってこれを存在させてやれる」という自負もついてくる。

載せる作品を選んで、中身の確認・加筆修正を行った際、これでいいのか……?という不安な気持ちが溢れ出してヤバかったです。やはり自分の作品ですから、どうしてもダメなところばかり目についてしまいます。こんなの残すとか、無理。他人の目に晒されるなんて、ありえない!と自虐心がムクムクと湧いてきて大変。でも、それ以上に、本にしたいぞ!という気持ちが大きいので、中止にしないで済みます。刹那的すぎる。

それに加えて、現時点における自分の文章力はこれくらいじゃ!という戒めにもなります。というか、もう仕方ないんですよ。文章力なんて1日、2日でどうにかなるもんじゃないから。ながくながく、書き続けてやっと少し輪郭が見え始めるみたいな感じなんだから。そのぼやっとした輪郭を残しておくと、たぶんもっと時が経ってから見返したときに「意外と書けてるな」とか「昔からここカスなんだよな」とか、わかる気がします。どうだろう。

いま、私は文才がほしくてほしくてしゃーない!でも、書き続ける以外どうにもならんので、淡い願望になって消える……。ひえ〜。

うれしいことはコピ本を作ったこと。でも、痛みが伴うもの。戒めを抱えて、自分の作品を撫で回す。こんな調子で、今度は自分自身の一次創作を本にできたらいいなあと思います。はあはあ。

それでは〜。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?