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アイナナにハマったネイティブミリオン人、ムビナナで昇天する【交流記念】

 ただいま帰りました、birdeaterです。
 何から帰ったかというともちろん、「ムビナナ」を見てきたんですよ!!! いやもうめちゃくちゃ良かった!
 ただもう、この良さは一言じゃ全然伝えられないので、ちょっとずつ振り返りながら語っていこうかなと思います!
 それでは早速すたーと!



「泣いた。」

 なんとなくの装備で外出した自分。ペンライトは悩んだ末、荷物になってしまうので持っていきませんでしたが、あとでめちゃくちゃ後悔しました。せめて未来ちゃのアクスタだけでも持っていって「これがムビナナだよ…」と一緒に見せてあげたかったです。無念。
 それから、プロデューサーのリア友と一緒にいざムビナナへ。今回はじめて4DXで視聴しました。友人と「どこから水出てくるのかな…」とか「噂ではめっちゃ揺れるらしいよ」なんて話しながら、上映を待っていました。
 スクリーンに入って待機。それからついに始まる「ムビナナ」。
 まさかの初手雷。4DX特有のフラッシュと振動で、「うお、4DXってこんなに揺れるんだ…噂通りだ」なんて思いながら、オープニングを見守ります。
 記憶は曖昧なんですけれども、まず雷のシーンから始まって、次に大きな木が育っていくシーン……木といえば、ムビナナのキービジュアルにも描かれてましたよね。力強くしっかりと支えられていて、それでありながら色んな方向に伸びていくような存在…といえば、やっぱり「アイドル」ですよね!
 段々と光が集まり、象られていく文字。「IDOLiSH7」のロゴです。ここでね、ボロ泣きしました。多分一番泣きました。そのあと順々に「TRIGGER」「Re:vale」「ZOOL」の名前が。なんか、アイドルたちがついにここに来たんだ、今からこのライブが始まっていくんだということを、自分が思う以上に感じ入ってしまって、めっちゃ泣いたんですよね…
 そしてモニターの先に現れるIDOLiSH7。「MONSTER GENERATiON」です。これはアニメでもたくさん聞いたので、「聞いたことある!」と思いながら応援しました。先にDay2から見たのですが、Day1も直後に見に行って。二回目だったDay1ではエアペンライトを振りながら応援しました。もしかしてなんですけど、途中でカウントするところとかって、自担の名前の数字と対応してペンライト振ってるんですかね…今日応援上映で他のマネージャーさんたちを見てなんとなく思いました(勘違いだったらゴメンナサイ!)
 傘を持って踊っていたのが印象的ですね! というかアイナナのみんな、アニメで見たときよりも更にイケメンになってない!?
 MCパートに入ると、仲良しなアイナナを見ることが出来ました。ライブってやっぱりMCパートも醍醐味で…っていうのは、ミリオンライブでもおんなじでした。七色の彩りを持っているアイナナの個性豊かなMC、Day1とDay2では話のテーマこそ一貫していましたが、ちょっとした仕草だったりセリフが違っていて、そこもたくさん楽しめました!
 2曲目、Day1では「RESTART POiNTER」、Day2では「PARTY TIME TOGETHER」です。RESTART POiNTERは以前楽曲を布教してもらったときに「とっても大事な曲だ」と聞いていましたし、以前聞いたこともあったので、曲名のコールがあったときもかなり興奮しました。PARTY TIME TOGETHERもそうです。とっても楽しい曲で、「これぞIDOLiSH7」という要素が詰まっていて、最高のパフォーマンスを見せてもらえました!!


「はじめて体験した本当のZOOL」

 アニナナ3期でも登場したZOOLですが、まだまだ描写の途中でもあり、ライブシーンもたくさん出番があったわけではありませんでした。
 1曲目、Day1は「ZONE OF OVERLAP」。溶鉱炉でしたね。めっちゃ溶鉱炉でした。ていうか、ZOOLのメンバー全員イケメンすぎない!? 普通に恋するかと思いました。恋しますよ!!
 Day2の1曲目は「ササゲロ」。僕、以前ササゲロ布教されたとき実は聞かずにいたんですよね。「これだけ有名ならムビナナで聞けるんじゃないか」という読みで、それまで楽しみに取っておきました。そしたら来ました。
 気絶しました。
 
イントロからオシャレすぎるし、何より曲だけ聞いてたら分からなかった振り付け! 曲だけじゃなくて、ライブパフォーマンスとして最強すぎるでしょZOOL。今までSpotifyで曲聞いてたりしたんですけど、ライブで見ると迫力が段違いですよね…これはたしかに、ミリオンライブでもあることだし、今さらと言えば今さらなのかもしれないですけど、直接ライブ見て実感…いや、もっと肉体的に"体験"してしまいました。ちょうど今聞きながら思い出してます。
 MCパート、アニメを見てもなんとなく思ったんですけど、トウマさん結構苦労人ポジですね!? 両日ともにMCをなんやかんやでまとめてくれて、Day2ではイジられたりなんかもして…アニメでも片鱗を見せてくれた愉快なZOOLが見れてとっても嬉しいです!
 そして2曲目は両日ともに「Bang!Bang!Bang!」。これも、まさしく「ZOOL」というポテンシャルが最大まで発揮された曲でしたね。とにかくあのアグレッシブなダンスとフォーメーションチェンジですよね、カメラワークもこう、攻撃的というか破壊的な迫力がありました。全身の動きはいわずもがな、表情もめっちゃ良いんですよね。痛いくらい痺れました…。
 これが本当の「ZOOL」、見終わった頃にはは以前の100倍くらい好きになりました。圧倒的でした。


「なんか、めっちゃイケボに殴られてる」

 続いて登場したのが「TRIGGER」。アニメではたくさんの苦難に直面しながらも、己のアイドルとしての姿を貫き続けた真の漢、男が惚れるタイプの漢でした。
 アニメ見た時点でもめっちゃ好きだったんですけど、やっぱり1曲目の「DAYBREAK INTERLUDE」の「We are TRIGGER」がカッコよすぎるんですよね。再確認しました。Day1でもDay2でも、二回見たはずなのにどっちも鳥肌立ちました。アニメでもあの演出マジでカッコよかったんですけど、ライブの中でいざ観客として見ると失神モノです。
 歌声聞くと分かるんですけど、全員マジでイケボで、特に低音の響きがみんな超綺麗なんですよ。4DX特有の振動を感じつつ、「わあ、イケボに殴られてる…」ってずっと考えてました。特に八乙女さん(お蕎麦屋さん!!)の声がめっちゃ好きです。
 MCでもファンサを忘れない、まさしく「アイドル」。普通に同性でも効きます。アイドルからのファンサ貰って嬉しくない人がいるんですか!? いないでしょ!!!
  2曲目、Day1は「Last Dimension」。イケメン続行です。TRIGGERもカッコいいんですけど、ZOOLとの違いは「クールさ」なんじゃないかと思います。同じカッコいいでも「アグレッシブ」なZOOLと「クール」なTRIGGERのカッコよさって実は対極にあるものなんじゃないかな、なんて思ったりもしました。
 Day2は「Crescent rise」。「TRIGGER、こんなバラードも行けちゃうの!?」、言われみればこの綺麗な低音がバラードで響かないはずがない!! どんどん新しい世界を切り開いてくれるTRIGGERの姿はやっぱり、「自分たちの足で進んでいく」覚悟の表れでもあるんでしょうか。とにもかくにも、至るところ、その指先までも魅力的に見えて、アニナナぶりにまたTRIGGERに惚れてしまいました…


「夫婦?」

 最後のユニットゾーンは「Re:vale」。Day1の1曲目は「NO DOUBT」、アップテンポでダンサブルな一曲です。映画館の音響もあってめっちゃブチ上がりました。強者たるRe:valeの"強さ"が歌、ダンス、曲そのもの、ステージの迫力、全てから伝わってきました。Day2では代わりに「激情」を披露。雰囲気は少し変わってオシャレな一曲に。ただ、どんな曲でも歌いこなせてしまうのもRe:vale、千さんと百さんのデュエットが会場を燃え上がらせます。
 そして問題の(?)MCパート。なんでこの二人、当たり前のように夫婦なんですか? もう結婚しちゃってもいいと思いますよ。イチャイチャしやがってー!! 一生幸せでいてくれー!!
 Day2は激エモオシャレ曲「Re-raise」。ジャズっぽい曲調ながら、どんなデュエットもまるで易々と「魅せるモノ」としての価値を与えてしまう最強の二人。でも、振り付けをよく見てると、若干百さんの方がまだ振り付けに"青さ"があって、一方で千さんの方を見ると"経験"が感じられる、本当に些細なところではあったけど、こういう面もまたRe:valeが持つ魅力であり、ハーモニーなのかな、とも感じたりしました。 
 Re:valeはアニメでの立ち回りも印象的で、IDOLiSH7たちのために色んなところで行動してくれて、彼らを導いてくれた姿が、業界の先輩としてもアイドルとしてもとにかくカッコよくて、そういう人間性みたいな部分も含めて大好きなユニット、それがRe:valeです。漫才ももっと見てみたい!


「旅は続く」

 それから、ムービーの演出が挟まって、各ユニットのパフォーマンスが始まります。まさかのアイナナ、客席からの登場! これリアルでやられたら死人が出ますよ。ミリアニ最終回でも同じこと思ってました。
 まずはIDOLiSH7で「NiGHTFALL」。これは実は以前から聞いたことがあって、めっちゃいい曲っていうか泣き曲……IDOLiSH7が抱えてきた過去だったり、積み重ねてきた物語っていうのは、アニメを見たときの記憶として僕の中にもたくさん残っていて。だからこう、この曲を歌っている姿を見ると、この歌にどんな思いを込めてるんだろうな、とか、そんなことを思ったりもしました。
 続けてZOOLのバラード曲「STRONGER&STRONGER」。TRIGGERと同じく「バラードも行けちゃうの!?」と驚きながら、歌詞をよく聞いてるとちゃんとZOOLなんですよね。「ZOOLがバラードを歌ってる」んじゃなくて、「ZOOLのバラードを歌ってる」んですよね。サビ、背中を見せて先を歩んでいく四人の姿が、そして時折こちらを振り向くところが、過去未来のZOOLの姿と重なりました。
 次はRe:valeの「Journey」。ああ、一緒に歩んできたこの二人だから歌える曲だこれ……一緒に街を歩いていく二人の姿もですし、サビで手振るところも含めて、この二人とファンが歩んできたここまでの道、そしてこれから歩いていくだろう道、そのかけがえのなさを曲を通して実感しました。Re:valeが重い曲を歌うと、本当に心に響いてくるんだ…。
 そして最後が少しだけテンポを取り戻して、TRIGGERで「BEAUTIFUL PRAYER」。これイントロの八乙女さんの「TRIGGERァ…」がイケボすぎて、僕はヤバかったです(ヤバかった)。いやもうどのユニットももちろんカッコいいんですけどね!? ちょっとなんか、みんなイケメンすぎて眩しいのよ…失明しそう。
 それから、天さんと陸さんで「Incomplete Ruler」。こちらも存在は知っていました。アニメでもその関係性が描かれた二人、一言ではとても表せないような繋がりで結ばれた二人の歌は、それだけに響くものがありました。離れていても、手段は違っても、胸に抱く志は同じところに在ったんですよね。これからのこの二人の成長というか、「お互いに何を魅せ合っていくのか」。そんなことに淡い期待を寄せながら、曲を聞き届けました。
 曲が終わり、一人残された陸さん。でも、ステージから現れたのはIDOLiSH7の仲間たち。明るい笑顔で、陸さんを迎えます。「TOMORROW EVIDENCE」、曲の中盤からはZOOLとTRIGGER、Re:valeも合流しました。そこで気づいたんですよね、このライブの凄さに。これはどれか一つのユニットのためではなくて、MCで語られたように「事務所を超えたライブ」だったんですよね。それって正直、想像も出来ないほど凄いことで、たくさんの人が手を取り合った先に実現したものだったんだと考えると、本当に人の繋がりってすごいな~と感動しました。
 それから、全員が揃った状態で最後の曲が披露されます。「Pieces of The World」。こちらも既に知っていた曲ではありましたが、ライブを通して見ると感動は段違い。このメンバーで揃って歌えてること自体が奇跡で、そういうアイドルたちの姿をこの目で見届けられていることがすごく嬉しくて楽しくて幸せでした!! アイドルが魅せてくれる大切なもの、きちんと受け取れたと思います。
 それからアンコールがあって、このライブ最後の演目で今日を締めくくられます。アイドル全員で「Welcome,Future World!!!」。これ、途中で色んな組み合わせをカメラで抜いてくれましたよね、千さんと大和さんだったり、ナギさんと巳波さんだったり、MEZZO'の二人だったり……どれも大切な二人で、その他にも一織さんが儚くも幸せそうな笑顔で踊っていたりとか、本当に良かった……
 そうしてライブは終わります。でも、旅はまだ終わらないのかも。


「終止符を超えて」

 このライブのタイトルにもなっていた「BEYOND THE PERIOD」、そしてライブ中たびたび登場した"旅"という言葉。今回アイドルたちのパフォーマンスとか言葉から、アイドルたちの旅って「目的地」があるものじゃないんだと感じたんです。でも、アイドルたちはその一歩一歩を踏みしめていく「目的」を持ってるんです。アイドルとしてその一瞬一瞬を生き抜く、それ自体が目的で、それによって「どこへ向かうか」を最初から決めているというわけではないし、それは誰にも分からないことだと思うんです。誰にもおしまいが分からない不安な旅だからこそ、ファンたちと力を合わせながら進みたいと願える。
 でも、旅だからいつかおしまいは来てしまいます。でも、そのおしまいをそこだけのものにはさせない、今この瞬間も前に進んでいくことで、そんな「おしまい」も超えて、その先もずっと素晴らしい景色を見続けられるかもしれない……そんな魅力が、アイドルたちにはあると思うんです。
 それがこのライブを通して感じられました。今この瞬間を大事にできるからこそ未来を眺めることが出来る、そんなアイドルたちの姿が大好きです。


ミリPとして ~君がセンターである理由~

 前回お話した通り、ミリオンライブでは未来ちゃ(ミリオンスターズのセンター)の担当をしているんです。それもあって、陸さんと未来ちゃを重ねてみてしまう…というお話は、以前のアニナナ感想記事でも書いたと思うんです。今回のライブで、より二人の「重なる部分」を感じられました。とにかく、ファンの人に「届けたい」という気持ちが強い二人。
 ミリシタで、春日未来のソロ曲「未来飛行」について描かれたメインコミュのタイトルは「君がセンターである理由」。ミリシタ全コミュの中でも一番好きなコミュなんです。
 春日未来は、他のアイドルと違って「突出した技術」を自覚していません。人よりダンスが上手いわけでも、歌が上手いわけでも、トークが上手いわけでもありません。気配りが上手かと言われると、"上手"という枠組みではないと思うんです。自分がどんな人間か、ということもまだまだ発掘中。そんな春日未来がセンターなのは、やっぱり常に「届けたい思い」があるからなんじゃないかな、と。ファンのみんなに、そして周りの仲間に対してしっかり「思い」があって、ただの他人じゃ終わらせられないところ。自分以外のみんなのことを誰よりもよく見てて、だからこそそんな人たちに「憧れ」だったり「期待」だったり、「感謝」を素直に感じ取れるアイドル。それが春日未来だと思っています。
 陸さんはめっちゃ歌が上手くて、そういうところではまた違うと思うんですけど、何よりも「仲間と共に立つこと」を大事にしていて、動機だったり過程は違っても、二人が辿り着いた結論とその姿勢には通ずるものがあるように感じました。


アイドリッシュセブンが与えてくれた全て

 ということで、感想はほとんど書き尽くしました。曲も全曲感想を書かせていただいて、とっても長くなってしまいました。ここまで読んでくれた方、本当にありがとうございます!
 上映からしばらく経っていたこともあり、今日の映画館は満席…とはいきませんでした。でも、劇場でペンライトを振ったり拍手をしたり、たまにアイドルの名前を呼んだり、そんなマネージャーさんたちがたくさんいました。振り付けをコピーしてペンライト振ってる方もいて、アイナナ愛に溢れた方をたくさん見られた応援上映でした。
 そういう姿を見ていて、今日の応援上映は本当にライブみたいだったなと。僕もミリオンのライブ現地に行ったことがあるんですけど、あのワクワク感とファンの方の想いっていうのは、どのコンテンツでも同じなんだと、なんだか安心しました。まだまだアイナナのライブも楽しみんでみたいな~なんて思ってます。
 そしてミリオンはついに今月末、10周年を記念するライブツアーの最後のステージが待っています。この10年を締めくくり、新たな世界へ踏み出すための大切なライブ。それを経験する前に、このアイドリッシュセブンはアイドルに対する情熱と、大切な気持ちを思い出させてくれました。より一層、ミリオンライブのことも大好きになりました。もちろんアイドリッシュセブンも!
 この作品に出合えてよかった、そんな気持ちでいっぱいです。たくさん教えてくださったマネージャーの皆様、そしてアイドリッシュセブンに関わる全ての方々、今回このような機会を与えてくれた色んな人に感謝を伝えたいと思います。ありがとうございました!
 そして、これからもよろしくお願いします。きっと同じ志で、アイドル達を応援していきましょう!!
 


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